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芳文社『まんがホーム』2008年2月号

発売は昨年末。「時代劇特集号」として,多くの作品が番外編的な内容になっている。

【ゲスト】夢枕人しょー「ふぁみにゅ?」
先々月号先月号に続くゲスト掲載。感謝の言葉を受けて母親道を究めんとする若菜。彼女が報われるという意味では良い話,なんだけど,まだ深さがなくて物足りない。次号から連載化。絶対に読みたい話は,この寮で家族ごっこをしなければならない理由,あるいはそうなった契機を描いたもの。その話はこの作品のキャラクターの「ありがとう」の言葉を,もっと説得力のあるものにしてくれると信じてる。
【隔月連載】仙石寛子「正月早々」
先々月号のタイトルは「お酒さん」だったので,オムニバス連載の模様。正月早々,病弱な娘のもとに鬼の少年が遊びにやってきて――。”お前がもう来るなと言えば もうここには来ない”,しかし”言われなければ明日も明後日も来るぞ!” 鬼のこのセリフといい,エールの「背伸びして情熱」といい,一歩引くようで引かない男キャラの動きが響く。程々に飲むのが良い,という「お酒さん」でもそうだったけど,作品の根底にあるのは「愛の距離」なんじゃなかろうか。そんな考察は横に置くにしても,私は”来年の――”の言葉遊びの小粋さがツボってしまうんですが。いつか他の読み切り作品や「背伸び~」と合わせて,仙石氏の作品が単行本にまとまって読める日が来るといいなあ。
【ゲスト】ちるみる「えるサイズっ!?」
「いかわあや」名義以外で商業誌に登場するのは久しぶりか。”細めの子がタイプ”とフラれて傷心のぽっちゃり絵流さん。”ヤセてやる”と意気込んで通りすがったスポーツクラブにイケメンコーチがいると聞いて入会したが――。美人ながらさりげなく毒を吐く厳しいコーチと,イケメンながらマッチョでナルシストな件のコーチのキャラが強烈。なるほど,この二人がフローラとホイミンなのか。再登場するなら,今回のように,絵流さんが謙虚なキャラを見せつつ二人のキャラを引き立てるような話をまた読みたい。
【新人】水知せり「ひより。」
「川上あずさ」氏が名義を変えて登場。前名義の時から4コマ誌に何度も掲載されてきたようだけど,私はよく知らないので調べてみたら,dominoさんが何度も言及していた。貧乏でダメ親を持ちながらもポジティブな少女・ひより。彼女を不憫に思った先生は彼女を自分の家に泊めるが――。4コマ目のひよりの笑顔が,たった2ページの間にポジティブなキャラを伝えていて,もっと読んでみたくなる作品。期待。

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