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2007年の4コマ関連10大ニュース

明けましておめでとうございます。今年もよつぎりポテトをよろしくお願いします。

新年最初の記事は,2007年のうちにできなかった,2007年の4コマ関連10大ニュースです。

1. 映像化4コマ作品が続々,「ひだまりスケッチ」「らき☆すた」「自虐の詩」など

1月からのTVアニメ「ひだまりスケッチ」に始まり,4月からのTVアニメ「らき☆すた」が一世を風靡。”日本一泣ける4コマ”とされた「自虐の詩」も10月に映画化されまして。他,あわせて13作品がアニメ化・実写化されました。

2008年には「ひだまりスケッチ」の続編「ひだまりスケッチ×365」のTVアニメ放送が予定されています。

2. 東京新聞系列の朝刊コマ漫画,佃公彦「ほのぼの君」が終了,さくらももこ「ちびまる子ちゃん」が開始

パーキンソン病を患ったため,佃氏は3月8日掲載分を最後に「ほのぼの君」の連載を降板。新旧および別タイトル作品「ちびっこ紳士」を全て含めると総連載回数は15451回と新聞漫画では日本最長記録とのことです。

7月1日からは「ちびまる子ちゃん」の4コマ漫画が開始されました。2008年1月30日には単行本1巻が刊行予定です。

3. 実話系・動物系4コマ誌の休刊が相次ぐ

休刊だけならまだしも,出版社自身も営業停止するところがいくつか。出版不況の風は冷たい……。中でもあおば出版の破産&『ハムスペ』の休刊は実に惜しい。同誌にてポメラニアン4コマ「でかポメ」を連載されていた橘紫夕氏には,今後は芳文社誌での活躍を期待したいです。

4. 芳文社KR文庫が創刊,これまでに7作品が刊行

まんがタイムきらら系列誌連載作品のライトノベル。3月に刊行されたひだまりスケッチノベル『ようこそひだまり荘へ』を皮切りに,毎月約1冊ペースで刊行されてきました。しかし10月のひだまりスケッチノベル『ひだまりSchool Life』を最後に音沙汰がありません。このまま立ち消えの可能性も……。

5. 芳文社『コミックエール!』が創刊,コンセプトは”男の子向け少女マンガ誌”

5月に季刊で創刊11月から隔月刊化。似たようなコンセプトの雑誌としては双葉社『コミックハイ!』がありますが,コミハイでは性的に過激な作品が目立つのに対し,エールは萌え系でありながら清潔感のある作品を全体的に揃えた点が特徴でしょう。2008年1月にはVol.4が刊行されます。

この他にも,芳文社は2006年3月に創刊した『まんがタイムきららフォワード』を2007年1月に月刊化。4コマ誌のみならずストーリー誌にも力を入れてきています。

6. 一迅社から4コマKINGSぱれっとコミックスが刊行

2006年9月に隔月刊で創刊され,2007年1月から月刊化された一迅社の4コマ誌『まんが4コマKINGSぱれっと』連載作品4作品の単行本が12月末に発売。2008年1月・2月にもそれぞれ2作品が刊行予定。

また,2008年3月には姉妹誌『まんが4コマKINGSぱれっとLite』が月刊で創刊予定。2008年も新しい動向に目が離せません。

7. 竹書房とlivedoorデイリー4コマの連携が強まる

2006年から開催されてきた連載陣の入れ替え企画に加え,2007年は合同新人賞「Y-1グランプリ」,ファンイベント「4コマファン感謝祭07」なども開催。両者の連携はさらに強まってきています。

8. 重野なおき小坂俊史『ふたりごと自由帳』が芳文社から発売

両氏の同人サークル「ジャポニカ自由帳」発表作品が単行本として刊行。商業誌作品とは趣を異にする人生的・誌的な作風が衝撃的でした。

9. むんこ氏,出産のため各誌の連載が休載入りに

6誌5作品の連載を抱えていたむんこ氏ですが,産休のため現在の連載は表紙を勤める2誌2作品に。それでも書き貯めで連載が続いているのだからすごいとしか言いようが無いです。

2007年,むんこ氏は単行本も6冊刊行され,うち「だって愛してる」についてはササキバラ・ゴウ氏による書評が朝日新聞に掲載されました。今や押しも押されぬ漫画家と言えるでしょう。

10. 吉田戦車・伊藤理佐両氏が結婚

ともに大御所の漫画家。4コマ漫画では「伝染るんです。」「おるちゅばんエビちゅ」が有名でしょうか。

次点. 芳文社,第1回まんがタイム新人4コマまんが大賞を発表,その後も継続的に新人企画を開催

この手の新人賞にしては珍しく,第1回から大賞が選出されました。また,この発表を境に,タイムグループ誌の多くでは継続的に新人企画が開催されるようになりました。

総括

2007年の4コマ界を一言で言えば「豊穣の年」でしょう。多くの作品が生まれ,そして広まりました。具体的には,映像化により4コマ作品の裾野が広がりました。ぱれっとの攻勢は単行本刊行により本格的に始まりました。竹書房はデイリー4コマと連携し新たなコンテンツの発掘に余念がありません。芳文社は上述した新人企画はもちろんのこと,非きらら誌では「きらら化」が進み,フレッシュな作品が次々と登場しました。

これを踏まえて,2008年に期待したいのは双葉社とスクウェア・エニックスです。双葉社は2006年に『まんがタウンオリジナル』が休刊して以来,4コマ誌は『まんがタウン』1誌となっており,掲載枠の余裕の少なさか新人もあまり登場していません。現在のタウンは安定&高品質を志向しており,それはそれで価値があるものだとは思います。しかし新しい才能に期待したい私としては,双葉社には新しい4コマ誌を創刊し,竹・芳・双,そして新興勢力の一迅社,この間でさらなる競争が生まれることを期待してやみません。

2007年には3誌合同の4コマフェアが開催されたスクエニですが,2月からは『月刊少年ガンガン』と『ヤングガンガン』にてヒロユキ「マンガ家さんとアシスタントさんと」の連載が開始予定です。また,2007年12月発売の『ガンガンWING』には,新人賞を受賞した4コマ作品,大川マキナ「アリスのお茶会」が掲載されています。こちらの作品はこれだけで記事を一本書きたくなるほど,その女性的感性に期待してます。

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コメント

#261: Re: 2007年の4コマ関連10大ニュース

  • 1
  • (URL)
  • 2008年01月09日
  • 07時57分
  • 編集
”ほのぼの君”終了を、間違えて”ぼのぼの”終了とよんでしまった。
 個人的絶対最終回をみたい漫画…それが”ぼのぼの”

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