『ヤングアニマルあいらんど』no.4

小冊子『4コマあいらんど』が付録。白泉社の雑誌で漫画を描かれている総勢10組11名の方々が描いた4コマ漫画を収録。掲載陣の詳細はヤングアニマルWebを参照。雑誌に掲載されているよりも、こういう小冊子が付いている方がお得さを感じてしまうのは自分だけだろうか。ただ、ほとんどが既存の作品で新作が少なかったのは、安心して読める半面ちょっと残念でもあったり。

以下には本誌と『4コマあいらんど』をあわせた新作の感想を。

【4コマ】井上和郎「春らんまん!」
「美鳥の日々」の井上氏が4コマ漫画で白泉社に初登場。女の子と間違えるほどかわいい弟に悶える不良の兄の話。…って、キャラ構成が「美鳥」と似てるかな。ストーリーでコメディが描ける方は、やっぱり4コマも上手いなあ。
【ショート】袴田めら「仮想の王国」
この方も白泉社初登場。期待通りの女子学生百合もの。主人公は演劇部の二人。離れ離れになる二人は、自分たちを演劇上の分かれゆく登場人物と重ねあわせ、彼らの強い生き様に、「気持ちが繋がってるから大丈夫」と、分かれても強く生きていくことを決心する、という話。8ページの短い話の中に友情や将来といったテーマが凝縮されている作品。素晴らしい。
【4コマ】岩崎つばさ「ムゥムゥ♥アイランド」
事故によりとある島に流れ着いたオタクがその島で出会った女の子は、かわいいけど凶暴な野生児、という話。「岩崎氏って白泉社で描いてたっけ?」と思ったけど、「サーティーガール」の単行本が出ていることに気づいた。
【4コマ】後藤羽矢子「おさなじ」
親の都合で田舎に引っ越してきた男の子は、そこで幼なじみの女の子と再会する、という話。何とも後藤氏らしい作品。アンケートの結果が良かったら『ヤングアニマル』本誌で連載されるのかな? 後藤氏だし。

しかし、今回の『4コマあいらんど』の掲載陣を見ると、なんとなく白泉社は4コマ漫画家の層が厚いという印象を受ける。実際にはどうなのかちょっと調べてみようかな。

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