芳文社『まんがタイムラブリー』2007年9月号

【ゲスト】円山あれん「美男子ごはん」
ラブリー7月号から連続ゲスト掲載中。理屈屋の長男,マイペースな次男,世話焼きの三男,そんな美男子三人兄弟。毎回兄弟のひとりにスポットを当てていて,今回は三男が主役。こういう,自分は控えめでその気はないのに,周囲の人々には評価が高くて予期しない影響を与えていくキャラって,好きだなあ。長男もそんなキャラで,先月号は彼にスポットが当たっていたような。だからこそ,次男に理が感じられないのが悲しい。こういうキャラと割り切って楽しむのがいいのかな。
しおやてるこ「レモネード」
ああ,これだ,こういう女の子同士。悩みと思いと想いを分かち合って男の子に向かっていく垢抜けない姿。こんな女の子を描ける人を,私はしおや氏以外に知らない。誰かいるのだろうか。
【ゲスト】真人「ナゾマチ365」
作者名は「まこと」。ずっと「まひと」だと思ってたよ……。ちょっと変わった人たちが住む,ある町の日常。理詰めとブラックユーモアと若干の言葉遊び,いろんなネタが代わる代わる繰り広げられ,そのどれもが楽しい。作品の舞台を「町」たらしめている町長(パグ)と秘書さんの存在も,スポットは強く当たらないけどさりげなく,しかし確実に効いてるよなあ。また読んでみたい。
【最終回】牛乳リンダ「おしえて先生!」
先月号で先生がヘタレイメージを払拭してくれたのは最終回フラグだったのか……。二人の通じ合った想いと,報われなかった多くの想い,そのどちらにも筆者は優しいなあと感じた。作品全体では,後半の徹底したストーリー展開に惹かれたなあ。その中でもやっぱり先月号の話が好きだ。あのかっこいい先生のキャラクターを念頭にこの作品を読み返したら,また違う面白さがあるかもしれない。というわけで単行本2巻出てください。いい作品でした。

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