竹書房『まんがライフMOMO』2007年8月号

創刊4周年記念号。掲載作家のサイン色紙プレゼント企画あり。

とりかえっこ4コマは,おーはしるいの「お菓子な片想い」阿部川キネコの「HONEY VOICE」。ダミーのナルシストぶりがひどい。ひどいけどらしい。

【三本立て】ももせたまみ「せんせいのお時間」「おみたま」「奥様はローズさん」
豪華三本立て。「せんせい~」では漱石の話題。みか先生が珍しく国語教師してる。そんな真面目っぽい雰囲気をきっちり壊してくれる学の無い子,小林と関が面白い。「三四郎」が日体大っていうイメージは実に分かりやすい。しょっぱなから吹き出して笑ってしまった。
重野なおき「千秋しまってこー!!」
ソフト部初の練習試合。強くなったチームを見せて今後の強豪たちとの試合に期待を持たせつつ,でもこの一話をまとまったエンターテイメントに仕上げているのは,さすが重野氏と言うべきか。特記すべきは一年・長見。実力も無いのに自信過剰なヤツ,かと思わせておいて,代打ではきっちりとパワーヒッターぶりを発揮するんだもん,初めに持っていたネガティブなイメージが一転しちゃったよ。
【ゲスト】進藤ウニ「おいしくスタディ」
進藤氏の掲載はMOMO2006年11月号以来。今回は新作で登場。家庭教師先の中学生の女の子は普通の体だけど大食漢(男じゃないけど),という話。この手の大食い人間キャラ作品はよくあるけど,今作は家庭教師・学生という関係性でもちゃんと見せてくれる。食べ物をエサに勉強のやる気を出させるも,それが先生の裏目に出てしまう二本なんか,学生時代にありがちなネタで分かりやすくて,しかも女の子が燃える姿がらしいなあと思ってしまった。惜しむべくは画力ただ一点。
【最終回】山名沢湖「レモネードBOOKS」
ああ,終わってしまうのか。本好き少年の私なんかは岩田君に共感しまくりで,これまで心地良く読んできただけに,実に惜しい。レモネードという記号がちりばめられたちょっとした非日常,そして最後の1ページでのさらなる非日常まで,ふわふわして落ち着かない不思議な感覚がたまらなく良い。やはり私は山名氏の作品がどうしようも無く好きなんだなあ。いい作品でした。単行本最終巻の3巻は8月27日に発売。
いのうえ義成「ピュアコン」
この委員長は実にいいキャラだ。ツンも素直もデレもクールも兼ね備えた上で,ナチュラルに男の子たちにダメージを与えるさまが楽しい。男の子からの真面目だけどひどい告白を消えてとバッサリ切り捨てる姿が一番強烈だった。次号で最終回なのが実に,実に惜しい。

次号は新久保だいすけ氏がゲスト。メディアファクトリー『コミックアライブ』で宇宙人地球侵略ギャグ4コマ「県立雲田場高校地球侵略部」を連載されている方。これは期待。

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