そろそろ今年これまでの実話4コマ誌の創刊・休刊情報をまとめておくか

しかし,こうしてまとめてみると,出版不況の風がいかに冷たいかを多少なりとも感じずにはいられない……。

英知出版『ねこといっしょ』

かつてはアダルト雑誌で有名だった英知出版が刊行していた猫4コマ誌。昨年7月15日に創刊され,今年1月16日発売のVol.4にて休刊した模様。

その英知出版自身も,3月30日に営業を停止し,4月19日に自己破産を申請。

朝日ソノラマほんとにあった笑っちゃう話

下ネタやら読者投稿やらの一般的な実話4コマ誌。

6月21日に,9月いっぱいでの朝日ソノラマの営業停止が発表。雑誌は9月まで発行され,10月以降は朝日新聞社が発行する模様。

これを見る限りでは,『ほんとにあった笑っちゃう話』も,9月7日発売号の後も朝日新聞社が発行するようですが……。

あおば出版ハムスペ

ハムスター中心の動物4コマ誌。6月23日発売号にて休刊。同誌でポメラニアン4コマ『でかポメ』を連載されていた橘紫夕氏も,休刊の件について言及。

もう今月号のハムスペを見た人はわかっていると思いますが、ハムスペが休刊することになりました。不況ですねえ…。

と言うわけで、でかポメも一旦最終回です。また、どこかで描く機会があったらいいなあ。

でかポメ日記(仮) おつかれさまでした。

そしてあおば出版自身も,7月5日に民事再生手続き開始を申し立て。

あおば出版、民事再生を申立て

7月5日、東京地裁に民事再生手続開始の申立てを行い、同日付で東京地裁から保全命令を受けた。申立て代理人は新東京法律事務所(TEL03-3500-1183)の弁護士・木村裕、石井健、飯塚陽、衛藤佳樹の4氏。

新文化 ニュースフラッシュ(7月6日更新分)

追記(2007年7月15日 2時49分)

続報。

【続報】あおば出版、負債額13億6000万円

7月9日に開いた債権者説明会で江尻徳照社長は破綻の理由について、昨年来の返品率増加による資金繰りの悪化、韓国企業との著作権トラブルによる和解金6800万円の発生などと説明。自主再建は困難な見通しのため、第三者に雑誌発行など営業権を譲渡する方向で再建目指す。定期雑誌の継続刊行も視野に、現在4社と交渉中。作家や取引会社などの再生債権は12億円。

新文化 ニュースフラッシュ(7月9日更新分)

強調は引用者による。ひょっとしたら『ハムスペ』も他社から復刊するかも?

追々記(2007年8月25日 11時52分)

8月13日に民事再生手続が廃止されたようで,破産手続に入っていくようです。

残念ながら復刊の道は閉ざされてしまったことに……。

三追記(2007年9月15日 9時4分)

公式サイト原稿返却のお知らせが出ています。

あおば出版は現在、著者からお預かりしていた原稿の返却作業を進めています。しかし、下記の方の現在の連絡先を把握できておりません。これをご覧になった御本人、或いは心当たりのある方はぜひとも御連絡くださるようお願い申し上げます。

原稿返却のお知らせ

著者一覧はリンク先を参照。60名弱の名前が挙がっています。

徳間書店ねこふれんず

上の3件は全て休刊だが,これは6月21日に創刊。ただし雑誌ではなくコンビニ廉価版コミック。学習研究社の猫4コマ誌『ねこかん』と同じく,秋水社編集に携わっている模様。コミックのページには掲載陣の代表として,野中のばら,須藤真澄,まつうらゆうこ,猫原ねんず(順不同,記載順)の名前が書かれているところから,いかにもという感じ。

次号は遅くとも9月には発売される模様。

追記(2008年1月3日 0時26分)

あおば出版『ねこだま』

猫漫画誌。2007年6月27日発売号にて休刊した模様。

2007年10月26日にグリーンアロー出版社から後継誌『ねこさま』が創刊された。執筆陣はとほとんど同じらしい。

メディアックス『ねこにまたたび』

猫漫画誌。2007年5月26日発売号にて休刊した模様。

同社刊行の別の猫漫画誌『ねこぷに』は,現在Vol.2まで刊行中。2008年2月にはVol.3の刊行が予定されている模様。

参考

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