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佐野妙氏は新聞連載小説の挿絵も描いていた

追記(2008年11月9日 6時4分)

2008年11月7日に,佐野氏の初単行本『Smileすいーつ(1)』が発売されました。単行本感想を下記リンクに書きました。

佐野妙氏と言えば,今月発売の芳文社『まんがタイムファミリー』から姉妹4コマ「Smileすいーつ」の連載を開始し,来月発売の『まんがタイム』からも同作品の連載を控えている現在の4コマ界(の少なくとも自分と半径ワンクリック内の数名の方々)が注目する新人である。

その佐野氏,4コマだけでなく,新聞連載小説の挿絵も描いていた。

作品は,朝日小学生新聞に2007年1月初頭から3月末日にかけて連載されていた児童向けの小説,牧野節子「森のメロディー」だ。作者自身によるあらすじ紹介が以下にある。

自分なりにも紹介しよう。2人の小学生5年生,ボーイッシュで勝気な女の子・ミチと,お調子者の男子・ヨッシー。彼女らのクラスは「卒業生を送る会」の出し物で対立していた。ミチは歌と楽器,ヨッシーはお笑いと,それぞれ自分の好きなものがやりたいという。クラスの意見も半々に分かれ,多数決はいつも同数,出し物はなかなか決まらない。そんなある日,彼らのクラスに,ちょっと大人びて不思議な雰囲気を持った転校生の女子・うららがやってきた。彼女の意見で出し物が決まる。しかし,そこで彼女が出した提案は……,という話だ。

佐野氏の挿絵は,どのキャラクターも表情豊かで生き生きしている。対立する2人が対面する時の微妙な表情,好きなことに打ち込む2人の明るい表情,ヨッシーを気遣うミチの心配そうな表情……。

そう,佐野氏のキャラクターはとにかく表情が良い。これが作品の本筋と相まって,作品の雰囲気をより豊かにしている。

4コマ作品「Smileすいーつ」も同じだ。OLと高校生,二人の仲良し姉妹の日常は,仲良し笑顔,時々ケンカで怒り顔,もしくは恋に赤ら顔,まだ他にもあるが,そのどれもがキュートだ。

ここまで来ると雰囲気ではなく,ひとつの世界と言っていいかもしれない。佐野氏は作品を通じて,感情・表情豊かな世界を伝えようとしているように思う。そう考えると,以前に読み切り掲載された作品「森田さんは無口」は,どちらかといえば表情少ないキャラクターを描いているという,表面上は真逆の作品ということで面白いと思う。

近くの図書館に朝日小学生新聞が所蔵されていたら,本編・挿絵共々,是非見て欲しい作品だ。もちろん,「Smileすいーつ」もオススメなので読んでみて欲しい。

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#88: 佐野妙『Smileすいーつ(1)』/まんがタイムコミックス/芳文社

  • よつぎりポテト
  • 2008年11月10日
  • 05時58分
今年の4コマ単行本第1巻で最もオススメしたい1冊。 芳文社『まんがタイム』『まんがタイムファミリー』連載。二人暮らしの姉妹,色っぽくて... ... 全文を読む

コメント

#200: 同紙には

  • カツオ
  • (URL)
  • 2007年04月19日
  • 23時43分
  • 編集
ラブリーの山本ルンルン先生も描いてますね。

#201:

  • すいーとポテト
  • (URL)
  • 2007年04月20日
  • 23時31分
  • 編集
1・2・7・8月に連載されている「宇宙の白鳥」ですね。それも少し書こうとしてましたが忘れてました……。先日には単行本2巻も出たようですね。

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