今月号はどの作品よりもまずこの作品を。
- 【ゲスト】仙石寛子「桜姫」
- 今は昔,桜の国に,子供がいない夫婦がいた。ある春の日,二人は桜の神様と出会う。
来年の春に迎えに来るけえ それまで娘を預かってくれんかのー
,神様はこう言い,二人に桜の姫を預け,三人は一緒に暮らすことになった。夏,秋,冬と季節は過ぎ,そしてまた春がやってきた――,という感じの話。 - 素晴らしいのひとこと。夫婦はただ姫を愛す。いつか来る別れゆえに初めはそっけない姫も,その愛に気づき,最後は笑顔を見せる。そんな三人の姿が季節の移ろいとともに,どこか儚げなタッチの絵で描かれる。いわゆる4コマの起承転結の枠を完全に脱し,淡々と進むストーリーは,不思議な,しかし優しい読後感を与えてくれる。
- 同人誌ならまだしも,商業誌でこのような作品が読めることにも感激した。編集の方の英断に本気で拍手を送りたい。そして是非,是非とも再登場を。
あとはいつもの通りに。
- 宮原るり「恋愛ラボ」
- ドジっ娘の書記が登場。会長の秘密を知ってしまってさあ大変。なんて面白いキャラたちなんだ。さらなるドタバタへ突入の予感。
- ほへと丸「ヨメけん」
- 真面目男子の高崎君にスポット。真面目さゆえの思い込みラブっぷりが滑稽でありらしくもあり。最後は目が覚めてめでたしめでたし……かな?
- 【ゲスト】御形屋はるか「はなたま」
- 1月号以来の再登場。ドジなメガネっ娘大学生と,縁結びの神様の見習い・はなたま様の話。「ぽてまよ」と同じで,小動物的キャラの成長を見守るような展開なのかな。そしてこのメガネっ娘はベタ過ぎる。
- 豊田アキヒロ「てんたま。」
- 天使の女の子は主人公と同じ学校,同じクラスに。こちらもベタなギャルゲー的展開。幼なじみの女の子の照れる姿も可愛い。次はクラスでひと騒動かな?
- 【最終回】秋吉由美子「うちの母親待ったなし」
- 最終回。これで秋吉氏の芳文社での連載は,ファミリーの「はるなちゃん参上!」とタイスペの「まつのべっ!」のみに。しかも「まつのべっ!」は今月発売号で最終回が確定済。このままだと「はるなちゃん参上!」も終わりそうな予感。

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