芳文社『まんがタイムきららフォワード』Vol.1

3月23日創刊。きららの名を冠しているけど、4コマ誌ではなくストーリ漫画誌。きらら系列誌で連載を持つ作家が何人か掲載されている。

【新連載】こよかよしの「RustyBloom~ラスティブルーム~」
「錆花」という異様な植物によって閉鎖された鉱山。その地にやってきた女医と、彼女を毛嫌いする少女の話。導入部分はすんなりいったんだけど、錆花を駆除するシーンはアクションや設定が分かりにくかった。もうちょっと説明が欲しかったなあ。世界観は好きだから今後に期待。
【新連載】大井昌和「VSご主人様」
流れのメイドがたどり着いた新たな「ご主人様」の館。その館の主人は危険な仕事に手を染めていたのだが――。自分が知っている大井氏の作品とは違う雰囲気を感じた。きっと主人公がヒールなせいだ。でも大井氏の作品らしく、一本筋が通った主人公はかっこいい。予想外に満足。
【新連載】湖西晶「エデデン!」
地球上でたった一人生き残った「男」の少年。砂漠で遭難したところを助けられ、たどり着いたのは女だらけのオアシスだった――。読み始めてすぐに、陽気婢「眠れる惑星」を思い出した。あれとストーリーは似てるけど、湖西氏の描くエロかわいいキャラに満足。明るい路線で話が続くといいなあ。
【新連載】荒井チェリー「キミとボクをつなぐもの」
普通の少年と、同じクラスで無口な少女。ある日彼女はボールをぶつけたショックで、男の子を”ぼっちゃま”と呼び、”生まれ変わりって信じます?” と少年に告げる――。第一話は展開がゆっくりで、これといった感想はなし。今後の展開に期待。
【集中連載(1/2)】野々原ちき「ファミレス☆スマイル」
ファミレスでバイトをする主人公の少女は、いつも先輩の男に怒られっぱなし。だけど客としてファミレスに来てみたら、その先輩はとても優しくて――。最後の直前まで、恐い先輩と優しい先輩のギャップに恋をしてしまうという展開を予想していた自分は、最後の最後に少女の性格が豹変するところで大笑いした。この黒さは野々原氏らしい。

全体的には満足。もともとストーリー漫画を読み込むのが苦手な自分だけど、気張らずに読める作品ばかりでよかった。次号も買おう。

次号は7月発売。アンケートの「登場して欲しい作家」には誰の名前を書こうかな…。

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#17: 竹書房の4コマ誌から派生したストーリー誌を妄想してみる

  • よつぎりポテト
  • 2006年04月27日
  • 01時15分
以前『まんがタイムきららフォワード』Vol.1の感想を書いたときに,イーストマン・董卓さんからこんなコメントを頂いた(強調は引用者による)。投稿者: イーストマン・董卓 (URL) 投稿日 ... 全文を読む

コメント

#70:

  • イーストマン・董卓
  • (URL)
  • 2006年03月31日
  • 02時33分
  • 編集
ようやく私もフォワード読みましたが・・・う~ん、三国志マガジン読んだ直後というのがマズかったかもしれません。4コマ関連という枷を外さずに読んでみても、かなり微妙な印象を受けてしまいました。もしこれが、竹書房が実現した企画だったら・・・と仮定してみると、あちらならもっと上手く作った気もします。

#71:

  • すいーとポテト
  • (URL)
  • 2006年03月31日
  • 21時20分
  • 編集
竹書房には、4コマを連載していて、かつ他誌(サンデーGXが多い)でストーリー漫画も描ける方が結構いますからね。むんこ氏も同人ではストーリー漫画も描いてますし。案外いけるかもしれません。

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