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安堂友子作品の魅力は読者の常識を作中の理路でもって力技でねじ伏せる点にあり - 芳文社『まんがタイムオリジナル』2013年10月号

安堂友子『ぎんぶら ~銀河ぶらりと調査隊~』

宇宙海賊の探し物はどう見ても地球のバナナ。事実を知られたら地球を侵略されかねない、とやきもきひた隠しするまともな乗組員たち、その努力を台無しにしかねないナチュラルバカな乗組員たち、そして何もかもを台無しにする海賊たちの掛け合いが滑稽で可笑しい。最後の一本は若竹さんとシンクロしてツッコミを入れたくなる。その台無しにする方法が、やはりというかなんというか、すごい。読者が持つ常識(=バナナ)を、作品内で綿密に構築された理路(=バナナに似た別の果物)でもって力技でねじ伏せてくる、とでも言えばいいのか。こういう作品は他ならぬこの作者にしか描けないよなあ。

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