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310『2倍まもります!』は掲載一周年 ― 芳文社『まんがタイムファミリー』2013年9月号

310『2倍まもります!』

夏と言えば海。前半は公平&左右パート。右の無邪気スキンシップに照れ、左佐には子供のように管理される公平のヘタレさが可笑しい。右の可愛い生き物キャラは見ていて胸キュンだなあ。後半は生徒会パート。クールな顔から公平ラブが漏れる横溝会長と、チャラ男さを隠そうとしない館岡副会長の、流されていくような奔放さがこれまた可笑しい。横溝の恍惚の表情は普段の姿とのあまりのギャップに笑いがこぼれる。

男女と青春こそ作者作品の強みであろう。両性の個性的なキャラ、その個性に惹かれる異性、言動に漏れてしまう相手への想い、そしてキャラの内面。今作だけでなく過去の作品を見ても、そういった機微を軽妙かつ丁寧に描くのがこの作者である、と私は信じている。今回が掲載一周年とのことなので、あと半年間続けば単行本の可能性もある。引き続き応援していきたい。

佐野妙『村ドル』

夏本番で地域イベントラッシュのロコドルペア。はしゃぐあおいに淡々とした紅子、ちょっとした態度の差こそあれ、二人が地域のアピールに前向きに勤しむ姿の何と爽やかで可笑しみのあることか。一日仕事でも若さゆえに活力を保ち、しかし次第にたまる疲労に家でもイベント会場のようについ振る舞ってしまうあおいは、今話の大きな見所だろう。二人自身の前向きさはもちろん、真面目な大崎さんや優しい老津さんなど、支える大人たちが作中にあらわれているからこそ、二人が生きてくるのだろう。

とかく、この作者の作品に登場するキャラは人間味があふれている。それは建前と本音、大人と子供、公と私、男と女などの差異を作中の随所に散りばめているからである。差異により、個々の登場人物のキャラが引き立ち、その人間味が強くあらわれるのである。アイドル4コマという規模を増すジャンルの中で、これは作者ならではの強みとなろう。これからも存在感を示し続けてほしい。単行本1巻は9月5日に発売とのこと。

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