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竹書房『まんがライフオリジナル』2011年5月号・6月号

二周回遅れ……。とりあえず先月号まで。

【ゲスト(5月号・6月号)】朧月/かさまひろゆき「兄がライバル!」
三か月連続ゲスト。私のお兄ちゃんは女装少年で女子校通い。ビジュアルとしては兄・晶の線目と妹・真琴のあわあわ口が掴みとして和み。お話的には優しい司くんをめぐった兄と妹の三角関係が可笑しい。姿だけでなく心も女子女子しい晶の動きが気になるところ。女装少年4コマラッシュの中で独自性を見せてほしい。
板倉梓「野村24時」
「考えただけで恥ずかしい…」だの「体が火照って眠れなくて…」だの思わせぶりな言葉からにじみ出るエロティックな雰囲気も好き。「あかつきの教室」でも見え隠れしているけど、この作者はライトであれヘビーであれ性差というものに食い込んで行くよなあ。その意味でも作者は4コマ作家らしい。
【ゲスト(6月号)】野広実由「惑い星と花」
同人誌『まんがぶらふオリジナル』収録作品が三か月連続ゲストで登場。心と体が不釣り合いに育つ中一女子・結衣子。作者の過去作品を知る人ならば、本作は衝撃的に映るに違いない。ここには自立的な真面目さも幼齢的な無邪気さも無い。あるのは肉と血の生々しさ、そして「自分が穢れたように感じる」という性的な自意識である。作者はそれらを直接的・間接的な手段でもって徹底的に描こうとしている。切れ目の入ったゼリーが分かれる様に何かを見出してしまう結衣子の自意識などはその最たるものだろう。本作といい『まんがぶらふチアーズ!』の「いつもこんなかんじ」といい、作者の新境地は実に強烈である。注目せざるを得ない。
施川ユウキ「12月生まれの少年」
6月号は道端のエロ本。これは少年期の自意識を描く本作が避けては通れない道……! エロ本を上着の下に隠して家に持って帰らないのかよ柊は! とも思ったけど、「丸い石」から始まる柊の大人に対する恐怖がダダ漏れな妄想が予想外すぎてどうしようかと思った。

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