スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

双葉社『まんがタウン』2011年5月号・6月号

6月号には森下裕美「少年アシベ」が掲載。集英社作品が双葉社の雑誌で復活した形に。作者は4月28日にも双葉社から『少年アシベ ゴマちゃんセレクション』が刊行されており、6月上旬にはアシベ一番くじの販売も予定されている。また、今作は6月号だけでなく7月号にも掲載される予定。ただ、連載とは明記されていないので、数号限りの特集で終わるのかもしれない。連載だとしたらクレしん・かりあげ・アシベという超豪華三本柱になるのだけれども。

樹るう「そんな2人のMyホーム」
結婚式に向けて動く舞とヒロキ。6月号の舞と父のやりとりが響く。母・唯を目指さんとする舞と、お前は唯とは違う人間だと舞に告げる父。娘は父を幸せにせんとし、父は娘の幸せを願う。そしてどちらも、自身の愛する・愛した人の存在こそが最上の幸せだと自覚している。これぞ幸せの継承。最終回直前にして神回と言わざるを得ない。7月号で最終回。
【新連載(6月号)】東屋めめ「偽装男子」
ゲストを経て新連載。好きなあやかさんのためにと女装する歩くん。アイデンティティは男な歩くんがあやかさんをグイグイ振り回すという関係性。これまでの作者作品のように、誤解(あやか母→歩)や相互不理解(歩とその男友達)を可笑しみの源としながらも、作者作品にしては珍しく男性キャラ優位であり、また、この手の作品にしては珍しく女装少年は女性的でも中性的でなく男性的である。この二点において、この作品は異質な作品と言えよう。この設定がどう転ぶか気になるところ。
佐野妙「しましま日誌」
生徒たちの難しさに加えて、担任の津田先生がいわゆる「情熱が無い」先生だと感じてしまい、打ちひしがれる島野先生。一筋縄では行かない人間たちが集まっている作品であることよ。この作品も、男性目線や女性の小悪魔さを作品の可笑しみの源としてきた作者を鑑みるに、複雑な人間模様によるドラマ的な展開が異質と言える。この雑誌は作家こそ竹書房や双葉社でも活躍する者が多いが、作品の質(品質と性質の両方の意味)は大きく異なるものを見せてくる点が興味深い。

トラックバック

http://sweetpotato.blog58.fc2.com/tb.php/1456-e53e1d2f

コメント

コメントの投稿

コメント投稿フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。