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芳文社『まんがタイムきららフォワード』2010年1月号・2月号・3月号

新展開と新連載と最終回ラッシュ。

【隔月新連載(1月号)】ジェームスほたて「キスメグルセカイ」
憧れの先輩・環に告白しようとしてはいつも何かに邪魔される少女・めぐるは,同級生の少女から不思議なお守りをもらう。ある日,彼女が先輩と部室で二人きり,倒れ掛かってキスをし目をつむり,そして目を開けたらそこはパラレルワールドだった――。パラレルワールドの環とお近づきになれるめぐるは幸せのように見えて,その環は元の世界の環ではないわけだから本当に幸せなのか分からないけど,3月号最後の環の言葉には救いがあるよなあとかそんなことを考えた。あと3月号の匂いシチュはとても好きですともええ。彼女には「可愛い」よりも「色っぽい」とい言葉が似合う。
【最終回(1月号)】松本ミトヒ。「メガミのカゴ」
明美に推されて生徒会長になった浩輝。「誰でも誰かのヒーロー・ヒロインになれる」「女神の加護」という彼の言葉からヒーロー性が強烈に伝わってくる。どちらかと言えば浩輝はカッコ悪い・泥くさい感じのキャラだと思ってるんだけど,そんな彼が言うからこそ,「誰でも」ヒーロー・ヒロインであるという言葉が説得力を持つ。いい最終回だった。単行本最終巻の4巻が現在発売中。
【最終回(1月号)】TOBI「銘高祭!」
祭りの後の夜。みちえとたけるの夜の「銘高祭」シーンがいい。彼女の銘高祭の思い出に同調する心が開けた空に解放されていく感覚。そして「来年」「違う人の銘高祭」という言葉に次の代への接続,すなわち未来を確かに感じさせてくれる。彼女たちの銘高祭は終わってしまったが,これからも銘高祭は続いていく,と。そのタイトルに違わぬ素晴らしい締めだった。単行本最終巻の2巻は2月12日に発売。
【新連載(2月号)】ミズタマ「恋愛専科」
女性が苦手な新任の男性教師・薮田が女子高で就任したのは,ひとくせある女生徒が集まる「恋愛専科」の担任。このクラスの生徒たちは「殿方に愛されること」を目指さなければならない。そんな中,厳格な理事長の孫・京は,唐突に薮田にキスをするが――。巻き込まれハーレムもの(多分)。イマイチまだ話が進んでないので何とも言えない。折角クラスメイトが五者五様なんだし,それぞれが異なった魅力でもって薮田を落とす話が読みたいな。
【最終回(2月号)】高崎ゆうき「桃色シンドローム」
何やよう分からんうちにスミヤが走り続けて最終回。これは理解しようとした時点で負けじゃないかと思ってる。「分かったかのような美少女ゲームの評論」的な会話で最後まで物語を駆動させきったことに感服。ある意味いい作品だった。単行本最終巻の5巻は3月12日に発売。
【ゲスト(1月号・2月号)→新連載(3月号)】東風実花「わたしたちは皆おっぱい」
貴子さんは悪い噂が絶えない女の子。そして実はおっぱい好き。転校生で隣の席になった紗彩さんのおっぱいが気になって仕方がない彼女。屈託のない紗彩さんに彼女は次第に仲良くなっていくが――。2月号では巨乳腐女子・美希,3月号では微乳ツインテール・ルミネも登場して貴子さんハーレム状態。つーかコミハイに載ってても違和感ゼロだろこれ。エール掲載時には作者作品のことを「外っ面は百合姫,テーマはコミハイ,少女の描かれ方はエール的」って書いたけど,今作は外っ面をコミハイにしてギャグを加えた感じ(この点がフォワード的か)。折角できた友人が離れてくんじゃないかと一喜一憂する貴子さんの描写が時にシリアスだったり時にネタだったりともうわけわかんない。何も考えず楽しんだ方がいいのかもしらん。
【ゲスト(3月号)】志摩時緒「7時間目の音符(ノート)」
アンソロ以外では商業誌初登場? だから同人的にはハヤツラの人なんだってば!← 吹奏楽部の部長・冴木さんと唯一の男子部員で後輩の吉野くんは恋人同志。ある日,彼は彼女に部活を続けるのがキツいと申し出る。その理由は――。優秀な兄の話が出た瞬間に「あー比較されるのが辛いのかなー」と思ったんだけど違ったあああああ。いや彼女を名前で呼ぶ吉野くんから目をそらして顔を真っ赤にする冴木さんおいしいですでいいんだけどちょっと肩すかされた感じで不満だし吹奏楽部じゃなくても別によくねとも思ったりする。次は別作品で読んでみたい。
霜月絹鯊「となりの柏木さん」
好きなアニメを熱く語る桜庭くんと柏木さん。この笑顔の柏木さんはいいなあ。キャラが笑ってると作品全体が楽しくなる。そしてSayane=柏木さんでしたと。いやいや分かるわーこの桜庭くんの自意識。分かりすぎてちょっと胸が痛い。
カザマアヤミ「なきむしステップ」
1月号,奈々ちゃんが描いたねねちゃんの絵に震えた。作中で擬人化されたねねちゃんの姿と全く同じ姿で描かれたねねちゃん(前者がメタで後者がベタ)の姿に,奈々ちゃんがねねちゃんと「心を通わせてきた」ことが確かに伝わる――というのは先日の「ちょこっとヒメ」論とおおよそ同じなのでよしとして。2月号からは絵本作家になると決めた奈々ちゃんとそれに反対するお父さん。奈々ちゃんを思うがゆえの反対だからなあ。だけどやりたいことを主張する奈々ちゃんのことをお父さんももはや「消極的」とは思うまい。奈々ちゃんの決意の顔もとても頼もしく見える。

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