2013年12月の記事

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ふかさくえみ『今日のノルマさん』は作者久々の商業4コマ作品 - 芳文社『まんがくらぶオリジナル』2013年12月号

ふかさくえみ『今日のノルマさん』

ゲスト作品。作者の商業オリジナル4コマ作品は、かつてホームにて連載されていた『ちまさんちの小箱』以来。自身が課したノルマに日々挑み続ける少女・ノルマさんの日常。挨拶、あだ名、折り紙、お弁当。他愛もないことを自身に課すノルマさんからは、彼女が過保護で育ったという設定と相まって、他愛もないことに対する憧れが見え隠れし、可笑しさと同時にある種の切なさを感じる。その切なさは、しかしノルマさんがノルマを達成したときの笑顔をより印象深いものにし、他愛もなさ=日常性の喜びをより強いものにしていると言えよう。ぜひ連載で読みたい。

スポンサーサイト

むらさき*『ゆーたいプレイ』は居眠り幽体離脱少女がラブリー - 芳文社『まんがタイムファミリー』2013年12月号

むらさき*『ゆーたいプレイ』

うおおおおおおおおなんでむらさきさんファミリーに載ってるのおおおおおおお!?!?!?!?!?(狂喜乱舞) この人の同人作品可愛くて大好きなんだよねえ……! さて今作は霊感が強いタケルくんと、居眠りをすると幽体離脱しちゃう幼なじみのゆきちゃん。やっぱり何よりも絵柄の可愛さ。悪い霊にも天真爛漫に接するゆきちゃん、彼女を心配するタケルくん、そして彼の気持ちに気づかないゆきちゃん、という関係性のドタバタラブコメ感が可笑しい。百面相な二人の表情がまた笑いと和みを誘う。ゆきちゃんの寝顔がラブリーやわあ……。これは今すぐにでも連載で読みたい。

はりかも『夜森の国のソラニ』が切り拓いた4コマ表現の極みを見よ - 芳文社『まんがタイムきららミラク』2013年12月号

はりかも『夜森の国のソラニ』

昼森を助けに、夜森とソラニは「扉」の向こうへと進む。暗い闇に包まれた世界に、昼森の目覚めによって夜明けが訪れ、世界を光が照らす。その表現がただただ見事(画像)。見開きで、中央の4コマ2本が取り払われて解放的に描かれる、朝日が昇る世界がダイナミックに美しい。そしてこの朝日というオブジェクトに対して、両脇の各4コマにおけるソラニや屑持、またその他のキャラたちの視線が向いていることは注目すべき点である。まさに彼/女らはこの朝日を「見て」いるのだ! 加えて、ソラニについては「……わ」「きれい……!」というフキダシが読者の視線を誘導している点も特筆しておきたい。かような技法で、作者は4コマとイラストを接続し、また読者を作品世界に没入させているのである。この2ページには作者が本作で切り拓いた4コマ表現が凝縮されていよう。(さらに言えば、この前後のページでコマ枠外の色が黒から白に変わっている点も、世界が光に満ちたことを表現していると言えよう。)

次号の最終回を前に、『ソラニ』が切り拓いた4コマ表現はついに極まった。4コマ表現の今を追う者は『ソラニ』を見よ!

かるは『ひみつのふたりぐらし』

二回連続ゲストの二回目。今回もスキンシップ。頭をなでたり、手をこちょこちょしたり、腕をもみもみしたり。うーん、イイ……。ひなたをうざがりながらもほぐされていく雪がイイ……。体もそうなんだけど心も少しずつひなたに開かれていく様がイイ……。これは連載で読みたい。連載化されたらひなたの弟くんも登場してほしい。

清瀬赤目『アンネッタの散歩道』

三回連続ゲストの三回目。お料理御一行。料理がおいしそうな漫画は良い漫画である(確信)。食材、食器、湯気など料理の細かい描写に現前感があって、食べたくなるという気持ちを起こさせてくれる。149ページ左1コマ目、葉っぱの上に乗ったキノコのスライスひとつひとつの形が微妙に違うところとか凝ってるなって思う。次号から新連載ヤッター!

神堂あらし『先生ロックオン!』の「きれいな神堂あらし」感アゲイン - 竹書房『まんがライフオリジナル』2013年11月号

神堂あらし『先生ロックオン!』

新連載。小学校教師・京子さん(33)と元教え子・一樹くん(20)は恋人同士。一樹くんは10年前から京子さんを狙っていたとのことで、えっそれって23歳と10歳……というアブノーマル感が作者らしい、という第一印象。だがフタを開けてみれば、京子さんが一樹くんの押せ押せ言動に初々しい反応を見せたり、また時には一樹くんの小学生時代を懐かしんだりと、その健全な二重の関係性に和み、また笑いを誘われる。

最近の作者は、MOMOの『咲丘TVショー』やジャンボの『お隣さんゲーム』でもそうだが、作品に心地良い安心感と可笑しさがある。作者の創作活動が新たなステージへ入ったのかもしれない。新人作家のみならず、過去からの作家の変化も追いかけていきたいものである。

よつぎりポテト内を検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。