2011年03月の記事

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芳文社『まんがタイムきららミラク』vol.1

3月16日創刊の新しいきららグループ4コマ誌(公式サイト執筆陣一覧)。きらら本誌の増刊扱い。キャッチコピーは「もっと、自由に4コマを。」。これまでの4コマ誌ではほとんど全く名前が出てこなかった総勢18名の執筆陣による作品を収録。

総評は「想像以上のモノが出てきた」の一言。「ほぼ全員が漫画初挑戦!!」という事前情報の不安を吹き飛ばす、新しくも充実した内容。作品のビジュアル性の高さから、執筆陣の多くはイラストレーターと考えられるが、同じくイラストレーターを多く採用したきららMAX創刊号とは比べものにならない。ここから、ミラクには9年近くに渡ってきららグループ誌を刊行してきた編集部のノウハウが存分に投入されている、と言っても言い過ぎではないだろう。

ただ、キャッチコピーが言う「自由」とは何なのか、と聞かれると、まだはっきりとしたことは言えないように思う。自由を掲げるからには何らかの不自由、すなわち4コマ漫画における制約を想定しているはずである。しかし、1ページあたり4コマ×2というフォーマットはどの作品も崩していない。4コマ一本の枠を越える「ストーリー4コマ」は、そもそもきらら系を待たずとも既にあった。ネタではなくキャラに重きを置くことは、ミラクを待たずとも、これまでのきららグループ誌がやってきたことだ。これらはミラクが言う「自由」たり得ない。

それでも「自由」への手がかりはいくつかある。ひとつはキャラ絵の頭身と描き込み。ミラク作品の多くでは、キャラ絵の頭身は高く、そして相当な描き込みがされている。一般的に、4コマ漫画ではキャラ絵の頭身が低く、描き込みも単純になる傾向がある(それは湖西晶「かみさまのいうとおり!」や丸美甘「生徒会のヲタのしみ。」がよく示している)。もうひとつは一作品辺りのページ数。通常の4コマ誌における一作品辺りのページ数は4~8ページ、新装刊ラブリーでさえ8~10ページである。それが、ミラクでは一作品あたりのページ数が10~14ページと有意に多くなっている。これら二点を合わせれば、ミラクではヒロインの身体性をより濃密に描こうとしている、くらいのことは言えるかもしれない。ともかく、「自由」については議論の余地があるし、その議論は4コマの(括弧書きでの)「あり方」を考える上で有意義なものとなるはずだ。

以下ではいくつかの作品の感想を。

小波ちま「リリィ」
表紙&巻頭作品。きらら2月号の告知絵作品。「悪魔憑きの屋敷」の噂を聞いてやってきた姉妹。妹の久美は屋敷で不思議な本を手にしてしまい、夢うつつの世界でリリィという名の悪魔に魅入られてしまう。細い線による背景(特に巻頭カラー)やキャラの描き込みは特筆。一方で、デフォルメ絵も用いた緊張の緩和を4コマ目に的確に配置することで、4コマとしてのリズムも失っていない。なるほど、さすがに巻頭作品だけのことはある。久美とリリィに多分なエロスを感じるのは、二人の会話や「悪魔」という記号はもちろん、やはりビジュアルによるところが大きい。作品としてはこの辺を追求していくのだろうか。
タチ「桜Trick」
キャラット4月号の告知絵作品。高校に入学した、親友同士の春香と優。新しいクラスメイトの女子たちはそれぞれにノリがいい人ばかり。そんな彼女たちに優の隣を取られてしまった春香は嫉妬の感情を隠しきれなくて。この後で二人は二人きりの教室でラブラブチュッチュしちゃうわけだけど、桜の花びらを間に置いた春香と優のカットバックや、キスする二人のロングショットが実にドラマチックで、否応なく二人に引き込まれる。このカメラワーク、4コマではなかなかできないよなあ。
眉毛「純粋欲求系リビどる」
MAX4月号の告知絵作品。クラスメイトのしずくに憧れる、普通の男子高校生・リヒト。そこに現れた美少女転校生三人のレン・リク・ルコ。彼女たちは「強すぎるリビドー」が凶暴な生物として具現化してしまうリヒトを守りに来たと言う。バトルシーンを含めた多くのシーンにおいて、転校生三人のほぼ全身の姿をコマ内に収めている。それが彼女たちの肉体性を際立たせ、まさにタイトルの通り、読者のリビドーを駆動させようとしていると言えよう。これも4コマではなかなかできないことだよなあ。
はりかも「夜森の国のソラニ」
MAX3月号の告知絵作品。「起きたくない人間が迷い込む夜の国」・「夜森」に迷い込んでしまった、記憶を無くした少女。彼女はそこで夜森の住人たちと出会い、「ソラニ」という名前を与えられ、彼女の記憶を取り戻す長い夜が始まる。ミラク作品の中で一作品だけ「これ好き!」を挙げるなら今作。少年少女たちが紡ぐ、コミカルでいて閉鎖的なファンタジーだなんて、私が好きにならないはずが無い。夜森の管理人・夜森(ああ、ややこしい)の、ソラニを評した「知人と似てい」るという言葉からは、その知人との閉鎖的な関係が想起されるし、ソラニとの今後の関わり合いも想像される。そして作品の舞台である夜は本質的に閉鎖的であり、さらに先行きの見えなさ・不安さをかき立てられる。おそらく、ガンガン的感性にはビシビシくるんじゃなかろうか。とても楽しみ。
柊ゆたか「Good night! Angel」
フォワード3月号の告知絵作品。昼は普通(?)の高校生、夜は街の悪と戦う暗殺者のユリ。彼女のクラスに現れた転校生のあやめは、ユリのことを知っているような素振りを見せる。暗殺者パートでは高い頭身と細い線で緊張感高く、高校生パートは低い頭身と太い線でゆるく、ユリの姿を描く。そのギャップが「同じ作者か!?」と思える程で面白い。今回は少なめだった暗殺者パートは次号以降に期待。
奄美あまゆ「Lisa Step!」
ネイティブの女英語教師・リサ先生の赴任一日目。彼女を含めた五人の女教師が美術準備室(?)に集い、濃密な女教師空間を描く第一回。蕃納葱作品が好きな人にはピンとくるんじゃなかろうか。しかし「教艦ASTRO」でもここまで細い線での描き込みはなかったようには思う。リサ先生の「変な日本語を覚えちゃった」キャラが、その前向きキャラと相まってチャーミング。周囲の女教師の面々も個性的。それぞれのキャラをじっくり描いていって欲しいなあ。
パイン「きしとおひめさま」
12年前に地球を貫くように開いた大穴を監視し続ける研究員たち。ある日、研究員が調査をする最中、大穴に異変が起こる。亡き父の跡を継いだつくよ、彼女の同僚で結婚を予定している二人、彼女を先生と尊敬し追ってきた少年、そして老いた所長と、それぞれのキャラに生が感じられて読ませてくれる。そして彼ら・彼女らの間で繰り広げられる言語的コミュニケーションの模様が、4コマとしては複雑かつ濃密で、その現実味にキャラの生が加速する。一話目から見せてくれるなあ。ところで、扉の柱コメントと締めの床コメントは、〈日常〉性を議論する上で示唆に富むコメントであることよ。
CUTEG「スイート マジック シンドローム」
転校生活が終わり、高校では友達をたくさん作ると意気込む甘子。お菓子好きでもある彼女は、お茶とお菓子と友達を求めて茶道部に入ろうとするも、茶道部は既に廃部。諦めきれずに茶道部室で開けたプリンからは、お菓子王国の王女であるプリンさんが飛び出してきて。プリンさんの姿を金髪+(おそらく茶色の)ベレー帽=お菓子のプリンの写像として描く作者には全幅の信頼を置いていいと思った。キャラ頭身が高めのミラクの中で、おそらく唯一ロリ分が補給できる作品。二人の素直でお菓子好きな姿、そしてそのいでたちに、幼女性を感じずにはいられない。絵も俺好みでおいしいです。
パインパ「るーてぃんルーティン」
チャットにハマるフリーターの彩さん。彼女はチャット友達のリンちゃんの男嫌いを直すべく、男性のチャット友達も巻き込んでオフ会を企画する。喜怒哀楽の表情がコミカルという意味で4コマらしい4コマな作品。顔が見えない画面の向こうのリンちゃんを脳内で勝手に妄想する彩さんの可笑しさよ。しかしこの彩さんの言動はもちろん危うさを含んでいるのであって、おそらく次号で描かれるオフ会がどうなることやら気になる。
白滝キノコ「びぎなーず9」
巻末作品。高校生になった野球少女のたまとかなは、野球部の無いこの高校で野球部を作るべく、野球経験者で保健医の篠崎先生を訪ねる。そこでたまは篠崎先生から野球をやる理由を問われ、そして野球の実力を試される。野球シーンの描写に存分な動きがあって面白い。そしてたまの諦めの悪さと篠崎先生の指導者らしさがいいキャラしてる。一方の絵柄は頭身が低くどちらかと言えば古風で、最もミラクらしくない作品のように見える。しかし、雑誌のクローザーとしてはこれくらい意外性がある方が機能するのかもしれない。

次号は5月に発売予定。こちらも『4コマnanoエース』と同じく隔月刊の模様。

(※この記事はクロスレビュー企画に参加しております。)

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芳文社『まんがタイムラブリー』2011年4月号

リニューアル第二号。

HERO「はじめのちひろ」
先月号では「いつもの作者作品と違う!」と言ったけど今月号ではいつもの作者作品になってた。具体的には4本目や6・7本目。時に露骨なまでに「結」の位置をずらす作者の手法は特筆されるべき。この手法と「ストーリー4コマ」の関係についても考察してみたい。
四ツ腹フリコ「恋とはどんなものかしら」
虎彦くんのクラスメートの女子・ミカさんの嫉妬に巻き込まれる撫子先生。「面倒くさい」「これからだってしない」などの言葉から垣間見える、撫子先生の「恋」に対する強い拒絶がグサグサくる。
菊屋きく子「ココロナヤミに小鶴堂」
記憶を殺す毒薬を求めて夜の小鶴堂を訪れる客。客の辛い思い出には確かにストーリー性がありつつ、しかし小鶴堂メンバーは淡々と自身の仕事をこなしていく、という構造。その意味で、本作はショートストーリー的であり、かつ〈日常〉的な要素も含んでいると言えるか。その辺りが私の好みとマッチしてるのかもしれないとか考えた。
【新連載】堤妙子「君と朝まで」
「彼氏いない歴=年齢」の新人少女漫画家・遅井さん。新しいアシスタントの「芦田ひろみ」さんは同じ女性だと思ってたのに実は男性で。芦田さんを警戒しつつも油断して寝ちゃったり、最後は「運命の出会い……っ!?」なんて考えちゃう遅井さんがチャーミング。芦田さんのプロアシっぷりもカッコいいわー。ところで絵のシンプルさと表情のコミカルさは割とファミリー4コマ的だなあとも思ったり。ともかく、今後も楽しみ。
内村かなめ「ひとりじめ弟イズム」
カンナから桜に向けられる弟ラブの視線に抗えず引き込まれていく俺がいます。「ごめん…入らへん…」とか桜のショタ性と相まって頭がフットーしそうです。次回はお泊まり回なんですね!?
玉置勉強「うみそらノート」
(おそらく難聴の)美音くんのセリフ「俺の聴こえない方に立ってくれて」と、自然体でそれをこなした翔空くんにグッときた。明に言わずとも互いを理解し思いやり合う二人。これぞ友愛。そして自由なコマ割りは、件のシーンにおける二人の空間的位置を「ひとコマ」でシンプルに表現し、その瞬間を印象づけるための効果的な手法なのだ、うんぬん。

角川書店『4コマnanoエース』Vol.1

3月9日創刊の新4コマ誌(公式サイト)。あらゐけいいち「日常」を表紙&巻頭に据え、角川書店誌連載の既存作品+メディアミックス作品+新作オリジナル作品で合計32作品を収録。

総評としては「角川ってこんなに4コマ強かったんだ」の一言。既存作品はもちろん、メディアミックスから新作オリジナルに至るまで、おおむね平均以上のクオリティ。メディアミックス作品は、原作を知らなくても楽しめるように、漫画家がうまくキャラ見せをしている印象。あと、恥ずかしながら既存作品をあまり読んだことがなかった自分にとっては、多くの「新作」に出会えたことも嬉しかった。もっとアンテナ高くしていかなきゃダメですね。

そして何より、新作オリジナル作品に良いものが揃っているというのが高ポイント。単なる「メディアミックス4コマ誌」にとどまらない可能性を感じさせてくれる。雑誌読みとしても毎号読んでいくのが楽しみ。ええもちろん今後も購読を続けますよ。

ところで、発売日がきらら本誌と同日というせいもあって「ライバルはきらら?」という先入観があったのだけど、掲載作品を眺めてみると、きらら系を含めた萌え系の作品とは(そしてファミリー系の作品とも)異なる雰囲気がある。どのオリジナル作品についても「この作品は4コマ誌ならこの雑誌に掲載されるな」というのが思いつかない。「ライバル」というよりは「住み分け」が妥当じゃないかなあ。ともかく、この雰囲気は言語化してみたいところ。

以下ではいくつかの新作オリジナル作品の感想を。

深見真/α・アルフライラ「ちょっとかわいいアイアンメイデン」
女子中学校に入学するやいなや「拷問部」に拉致られてしまった結月さん。部長の碧生さんからは「人をいたぶる才能」があると言われて。結月さんの部長拷問妄想や、部長のくすぐり器拷問で悶える結月さんが、その絵と相まって大変エロティック。今は碧生さんがSで結月さんがMの立場だけど、これが逆転するかもと思わせる描写に期待せざるを得ませんね!!
るい・たまち「しくしくしくし」
泣けば雨、喜べば晴れ、怒れば雷。天気の神様が村に降りてきた。古風な言葉のロリ神様とか大変ツボです。神様なのに威厳らしい威厳がない様、そして感情の制御ができずに大荒れの天気で人々を逆に困らせる様が可笑しい。作者は最近ちょこちょこ4コマ誌にも登場しているけど確かに「実力派」やわー。
宵野コタロー「ちびっこ大魔王まおたん」
幼女魔王・まお(72405歳)と植物魔神&ウーズのお姉さんたちに家族を人質にされてしまった大五郎くん。三人はなし崩し的に大五郎くんの家に居候することに。5歳児さながらの言動のまおと、適応力高くまおと接する大五郎くんに、ご近所の女の子とお兄ちゃん的な和みを感じる作品。背が低くて届かないカレンダーまでまおを抱えるときの大五郎くんの表情には、「魔王」に対する恐れが全く感じられなくてほのぼの。
田島シマ「メタメカ」
交通事故で死んだ少女・花夜が、天才科学者の祖父の手によって、見た目はそのままにサイボーグとして復活。この事実は家族だけの秘密、でも友達の前でサイボーグならではの強靭な力をうっかり見せちゃって必死にごまかす花夜。その姿が可愛らしくも可笑しい。のんびりした性格と甘い物好きな点もいいキャラ。
錦山まる「おたユーレイ」
ロボットオタクの幽霊男・学がフィギュア&コスプレオタクの女子校生・愛桜に取り憑いて。「オタク」な二人は趣味にかける情熱は同じくも、世代間のギャップに話が噛み合わない、そんな様が面白い。ところで「逆襲のシャア」などの固有名詞を交えて話が進む辺り、読者にその手のリテラシーを要求してるよなあと思う。この「リテラシー」を手がかりに、この雑誌の雰囲気を言語化できないものか。

次号は5月9日発売予定。隔月刊の模様。むねきち、かずといずみが新作オリジナル作品で登場予定とのこと。

竹書房『まんがライフオリジナル』2011年3月号・4月号

【最終回(3月号)】小笠原朋子「パパ★Lv1」
サプライズ結婚式を準備する景を千代子さんが浮気と誤解するもあっさり誤解が解けて千代子さんの泣き顔も見れて……でも若干尻切れな最終回。ぐみちゃんの想いも回収されていないし。ただ3月26日に発売される単行本には描き下ろしで「本当の最終回」が収録されるとのことなのでそちらに期待。さて、これで連載4コマ作品が無くなった作者だが、別媒体で4コマを連載するという話もあるようなので、まだまだ楽しみにしたい。
【ゲスト(3月号)】仙石寛子「バレンタインには愛を」
バレンタインに浮かれる母と、母が「うざい」息子。母の若づくりで儚げな姿と「本命」たる父不在で進む話に潜む妖しさにグッときてしまう辺りに俺が作者作品に何を求めているかダダ漏れですね。「やっちゃんの本命は まだお母さん?」の表情とかもうヤバいですね。
みなづき忍「ひみつの花園」
4月号は青葉くんの家庭訪問。ノリノリな寮の女性陣のもてなしとヅカ風の姉ちゃんにメロメロになっちゃう担任の女先生と、そんなこんなで誰も味方がいない感の男子の青葉くんが可笑しい。俺ツボはお部屋訪問の一本。先生の「あーさては~」のセリフが頭から離れないんですがどうしましょう。単行本1巻が4月27日に発売。

芳文社『まんがタイムきらら』2011年3月号・4月号

4月号誌内にかきふらい「けいおん!」連載再開告知あり。4月9日発売のきらら本誌5月号から大学生編が、また、4月28日発売のキャラット6月号から在校生編が開始。メインキャラの卒業後も舞台を二分化して連載を継続するのは「らき☆すた」に通じるものがある。

三上小又「ゆゆ式」
3月号のツボは「間接照明」と「国務長官」、4月号のツボは「ママから!」。これ自体は論理飛躍的な言葉遊びってところで説明がつくと思っているのだけど、その飛躍のスタイルの解析は容易ではなさそうだし、その辺ゆゆ式学会の皆様には勝手に期待しております。
湖西晶「かみさまのいうとおり!」
3月号は雪かき。扉で「主のぬくもり」に「身を委ねて」お布団に包まれるまりあは大変性的だと思いませんか。瞳がエロティックだと思いませんか。
【新連載(3月号)】リサリサ「だいすき♥」
高校生兄妹の太一と千夜(ブラコン)の日常。千夜は太一にベッタリで太一も千夜想いという関係性。そしてブラコンゆえにいろいろやらかす千夜。こんな二人をさっそく登場した幼なじみの志津さんが冷ややかに見つめていて、そのおバカさを安定して見せてくれる印象。休み時間のベタベタやお弁当など現段階でも千夜は十分にブラコンだが、ぶっちゃけもっとブラコンしてよいよいよい。休日編が見たいですね。

芳文社『まんがタイム』2011年3月号・4月号

安堂友子「天子様が来る!」
3月号はバレンタイン。最初の二本、特に一本目の力技感に笑う。理屈で固めきっているネタを愚かしいほどにストレートに――ひねりも何もない「~マン」で伝える様が面白い。
【ゲスト(4月号)】たまご「こてこてふぁみりあ」
旦那さんの大阪転勤で、一家共々実家の両親と同居することになった奥さん。どのキャラも喜怒哀楽の表情がコミカルで楽しい。この分かりやすさは強い。さてさてファミリーものとしてはどうなっていくだろうか。5月号も掲載される模様。

双葉社『まんがタウン』2011年3月号・4月号

最近のこの雑誌はドラマ志向の作品が面白い。

樹るう「そんな2人のMyホーム」
ヒロの舞への愛を試す親父と、それに応えるヒロ、どちらもカッコよくて困る。この作品は全ての登場人物がうまく機能しているんだけど、あえて一人あげるなら親父だよなあと思う。職人気質の真っ直ぐさと不器用さの裏にある亡き妻への想いなんて見せられた日にはそのキャラクターに惹かれないわけがない。
重野なおき「うちの大家族」
3月号が親父回で「そんな~」と合わせて二作品連続で親父にスポット。夢の中で妻・幸子と再開する茂雄。夢の中では感動を演出しながら最後に「ナントカ波」のバカバカしさで〈日常〉に戻すこの手法は特筆されていい。こういうのを見ると「らき☆すた」アニメ第22話のかなた回を思い出す。〈日常〉を描くこと――少なくともその手法について、ファミリー作品と萌え系作品は地続きである。
佐野妙「しましま日誌」
島野先生の初授業。そして影を見せ始める女子間の派閥。鍵を握るのは小山と高藤か。その辺りはおいおい明かされていくのだろう。それにしても本作は学園ドラマ的で〈日常〉的ではなく、作者の過去作品とは一線を画すように見えてしまう。作者解析的には過去作品との接続を見出していきたいところ。
【最終回(3月号)】後藤羽矢子「シスコなふたり」
遠野くんが椎子さんを選んでからは安心して読めてたわけだけど、最終回も最終回らしい最終回で安心。こういういい着地をした作品を見ると読むのが辛くて読めなかった途中ももう一回読み返してみようかなとか、作品的にも読みどころは「私たちが依存し合ってた時間」にあるのだろうなとか何とか。作者新連載は6月号から開始とのこと。

一迅社『まんが4コマKINGSぱれっとLite』VOL.36・VOL.37

VOL.37誌内にぱれっと本誌のリニューアル情報あり。4月22日発売号からリニューアル。「ぱれっとLiteの人気作もお引っ越し」とある辺り(そして連載陣のブログやTwitterを見る限り)、Liteが本誌に吸収合併される形でのリニューアルの模様。詳細は本誌3月発売号とLite4月発売号にて発表されるとのこと。誌内にはまた「ぱれっとONLINE」6月スタート予定の報もあり。こちらはウェブコミックサイトの模様。

【新連載(VOL.36)】あさば☆ひろむ「アイドル*アイドル」
やっと……やっと第4回一迅社コミック大賞ぱれっと賞受賞者がデビューですよ……。集中連載扱い。アイドルグループでデビューした新人のケイとひろみ。作者は元々アイマス同人をやっているのでアイドルものについては全幅の信頼を置いて読み始めたわけですが期待通り。新人二人含むアイドルガールズがおバカやりながらキャッキャウフフする様が軽快で楽しい。そして何よりもメンバー同士が仲良さそうってのがいい。こんな雰囲気でさらにお気に入りの子がいたらもう応援したくならないはずがない。つまりケイ可愛いよケイ。Liteもリニューアルに巻き込まれちゃうけど、この作品は残って欲しいなあ。
来橋ゆたか「ももいろパンチ」
まおの誤解回と琴乃・陸の百合回。この作品は主人公周辺のキャラが立っていて楽しい。あと、周囲の三人が彼女のことを信頼しているっていう雰囲気も好きかも。この作品も残って欲しいのだけど、作者ブログによればVOL.38で最終回のようで残念すぎる。せめて作者だけでも残って欲しい。
ちょぼらうにょぽみ「不思議なソメラちゃん」
最近になってようやくこの作者の作品の読み方が分かってきたところでVOL.36の扉に持っていかれた。不条理とか理不尽とかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。暴走する〈非常識〉が止めきられずに正当化されてしまう様に言いようのない不安をかき立てられる。
内村かなめ「限定彼女」
パイタッチがきっかけでちまと広音の関係やらクラスの雰囲気やらが大進展で二人に至ってはチョメチョメしちゃってるっぽいわけですが、それと並行してちま姉と広音兄とその周辺の因縁やら何やらが一気に描かれてグサグサ来る。ちま姉のグチャグチャな感情とかもうね。
【最終回(VOL.37)】冬凪れく「30歳の保健体育 ラブフラグ編」
ぶっちゃけVOL.35くらいから急激に面白くなってきてるんですが最後まで良心を遺憾なく発揮して最高のエンドだと思いました。VOL.37の前半のななみが泣いちゃうシーンの後の正の言動とか俺のツボつきまくりなんですがどうしましょう。これは単行本買えってことですかね。というわけで終わり良ければなんとやらでいい作品でした。単行本は3月26日に発売。

竹書房『まんがくらぶ』2011年3月号・4月号

池尻エリクソン「田中さんちの白米ちゃん」
3月号はコンビニ内の食べ物バトル。「お前は…肉マン!!」(肉まんに対して)と「クッ…すじ者か…」(牛スジに対して)で全部持っていかれた。いちいちセリフがニクくて笑う。
【ゲスト(3月号・4月号)】火ノ鹿たもん「はなまる姉弟」
またまたゲスト掲載。この作品がいわゆる育児ものとちょっと違うのは、親の視線が外部ではなく内部にある点。子供の言動を観察し、描写によりその可笑しみを引き出すのではなく、観察結果に親が積極的に介入しようとしている、とでも言うべきか。もっと簡単に言えば「子のリアリティ」と「親のリアリティ」の違い。その意味で姉弟の母には注目すべきで、3月号のホットケーキのエピソードには「お母さん」の存在感があってとても安心する。こういう文脈からも注目していきたいし早く連載化されて欲しい。あと「こむぎみっくす」にはニヤリとした。
【ゲスト(3月号・4月号)】サンゴ「OLのオシゴト」
OLと書いてオタクレディと読むうさぎさんのオフィスライフ。周囲の言葉を聞く耳持たず、過剰気味にオタクさを発揮するうさぎさんが、痛快というか何というか。課長の〈常識〉と、会社には迷惑をかけない程度のうさぎさんの〈非常識〉もバランスがとれてて良い。また読んでみたい。
【ゲスト(3月号・4月号)】やそはち「女教師サエコ」
「再登場」と書いてあるんだけど前回掲載分を読み逃してる。小学校のサエコ先生は適齢期。小学生男子の言葉にも本気で迷ったり、子供に気遣われてしまうサエコ先生の可笑しさよ。そして眼鏡で黒髪でちょっと大人な雰囲気のサエコ先生は実にチャーミングである。また読んでみたい。
【ゲスト(4月号)】パトリシアーナ菊池「吉田さんと。」
コミックPASH!』執筆陣のファミリー誌登場ってこの作者が初? お隣に引っ越してきた木内さんの飼い猫は「吉田」という名前で二足歩行で。タダの猫なのかどうか分からない吉田のミステリアスさと、それを疑問にも思わず彼(?)に愛を向ける飼い主のふなみちゃんが可笑しい。そして至って普通にファミリー誌に適応していることに驚く。5月号、6月号もゲスト。楽しみ。

芳文社『まんがタイムきららキャラット』2011年3月号・4月号

両号、るい・たまちとハトポポコのダブル掲載に「どうしよう……」感。

【新連載(3月号)】高遠のね「九十九神いりませんか?」
新連載ktkr! 骨董屋さんで暮らすことになった手鏡の九十九神・キョウ。神様という存在で、「~じゃ」といかにもな言葉遣いをしているにも関わらず、骨董屋の主人・和紗に頭が上がらない姿が可笑しい。かつてきららにて連載されていた「PONG PONG PONG!」と同じく、こういった神様的なキャラは好き。キョウの姿が見えないながらも親キョウな和紗の妹・茜も良心的で、〈日常〉を描くために必要なキャラが揃っている感じ。そして何より絵が大好きなのですよ。期待大。
【ゲスト(3月号・4月号)】るい・たまち「ごきチャ」
作者同人作品でゴキブリ擬人化漫画が4コマで登場。アニメ化も進んでいるらしい。ゴキブリ擬人化的な4コマと言えば『もえよん』に掲載された「ブリブラ☆コックロちゃん」を思い出しますね。さて本作は関東から北海道に移ったゴキブリ娘の暮らし。人間には嫌われ、動物には襲われ、子供には花火のターゲットにされたりと散々な様が、その可愛らしい姿と相まって健気に見える。モチーフがモチーフだけに敬遠されかねない作品だけど、これを受け入れるキャラットはケツの穴が広いのう。
【最終回(4月号)】琴久花央「ひよぴよえにっき。」
4月号は はるの3歳の誕生日会。結婚式だと思い込んでちあきに「あいちてゆーっ!!」と叫びながら抱きつくはるに和む。ホント仲良しだなあこの姉妹(ポワワ 最後はひよこ二匹が表紙の絵日記=タイトルに回帰して終了。一貫して姉妹の日常、そして言葉をうまく操れない者(=はる)とのコミュニケーションを描き続けてきた作品だったなあ。いい作品でした。単行本2巻は3月26日に発売。描き下ろしでは成長したはるの姿を見てみたい。

竹書房『まんがライフMOMO』2011年3月号・4月号

4月号には単行本発売を記念した(多分)「ポヨポヨ観察日記」と「森田さんは無口」のとりかえっこ4コマが掲載。

ももせたまみ「せんせいのお時間」
3月号はにゃんにゃんにゃんフェアとのコラボ&3月3日の誕生日でネコミミみか先生。扉のみか先生が大変性的で困る。
須田さぎり「俺の眼鏡を知らないか?」
北海道旅行編。小山内さんの友達でおっとりメガネっ娘の仙庭さんも登場。女子たちの振る舞いがいたって〈常識〉的で、男子たちの痛さが際立っていて可笑しい。しかしそんな中でも和泉くんは女子たちに優しさ的な面も見せて俺の中での株価が上昇した。
【ゲスト(4月号)】神堂あらし「酔いどれナイツ リターンズ」
前回ゲストを読み逃してる……。酔いどれOL三人組の夜。OL・麻美の恋愛に対する積極性と、ゲイバーのマスターが彼女をおさえて戦いに勝利する様が、この作者ならではのテイストだよなあ。一般化すれば「強い女性」と「〈常識〉を凌駕する〈非常識〉」といったところか。

芳文社『まんがタイムジャンボ』2011年3月号・4月号

なかなかハードルを越えられなかった作品を越えられつつある今日この頃。

幸宮チノ「輝け☆星の川高校自由形」
3月号の「錯乱」の一本でハードルを越えられた感覚。この作品は双葉の奔放さと翼→双葉のシスコンぶりを基軸に読めばいいということが分かってきた。〈常識〉不在で進む部活動の雰囲気も楽しい。
あおなまさお「はなな大増刷!」
4月号でハードルを越えられた感覚。漫画erな先生と郁子おばさんのキャラが漫画な世界への取っ掛かりになってくれてる。その意味では、主人公たるはなながもっと漫画er的側面を見せて欲しかったりする。
黒八「アニモー」
4月号の猪サイレントでハードルを越えられた感覚。動きが大きくて、会話もテンポ良くて、小気味いいなあ。個々のキャラよりもそんな全体的な雰囲気が好きになった。
【ゲスト(3月号・4月号)】来瀬ナオ「半透明勤務 薄井さん」
2月号に続き。薄井さんのキャラ見せがすごい。彼女の幽霊的ボケに対してツッコミが追いついていないから、その幽霊性が強化されているという構造。この作者はある要素を所与のものとして、それを強化していくことに長けているよなあ。「はるかぜ日和」然り。5月号から連載化。

芳文社『まんがホーム』2011年3月号・4月号

この雑誌が今の4コマ誌で一番好きだわーということを再確認。

【ゲスト(3月号)→新連載(4月号)】樒屋涼「そよ風そよさん」
4月号は連載化で二本立て。そよさんのキャラ設定はファンタジックで、でもそよさんの暮らしと周囲の人々は実に日常的で、でも4月号の「春一番さん」の存在はやはりファンタジックで。ファンタジー性と日常性が見事に両立した作品だなあ。
小石川ふに「センセイあのね?」
バレンタインデーと卒業式。イベント二連発でつぐみの緩み顔も増し増し。この作者はコマ内の間がいいんだよなあ。キャラの身体的な動きをコマ内から排除することで、そのコマにおける瞬間を強く印象づける。3月号35ページ右3・4コマ目とか特にそう。これによって、先生に言葉をかけられているつぐみの心の内が強く想像されて引き込まれる。
杜康潤「孔明のヨメ」
嫁入り準備から当日まで。3月号、月英がチャーミングすぎて男装だと言われてもそうだと分からない。4月号、計略が勘違いで無意味になって弱気になる月英が妙に可愛い。孔明の天然的勘違いも作品に柔らかな雰囲気を与えてるよなあ。
神堂あらし「おしのびっつ!」
4月号はマラソン。くないにハメられるしのぶはそれだけで可笑しいが、普段はしのぶ側に偏っている力関係がひっくり返されている点にバランスをも感じられて安心できる。しのぶから開放されて、忍びらしさを隠そうともしないくないも生き生きしてて楽しい。
カワハラ恋「東京!」
浅草くん登場。巣鴨くん・たまと三角関係的な関係に。噛ませ犬的なポジションにいる浅草くんの滑稽さはそれとして、自分自身のたまへの想いに気づいていない巣鴨くんのキャラが赤丸急上昇。4月号の最後の二本、浅草くんをライバル視して自身をアピールするもたまこのピュアな言葉に絆される巣鴨くんが実にいい。男子キャラも女子キャラも魅力的な作品は本物だ。
山名沢湖「恋に鳴る」(3月号)
他人にレッテル貼っちゃう女性、なぜかあの人にだけたくさんレッテルを貼ってしまって、それは恋? 友人の「上手くはがせないと~」の言葉に、上手くはがせない時ってどんな時だろう、ということが思われて、それはきっと失恋のような辛い経験なんだろうと考えたら切なくなった。
仙石寛子「桜の頃 あなたは」(3月号)
読み切りシリーズ連載。桜の季節に「あの人」を亡くした女性の桜の季節。女性の最後の言葉に、辛い思い出を消化して受け入れようとする女性の意志を感じて、それだけで持っていかれる。

芳文社『まんがタイムオリジナル』2011年3月号・4月号

安堂友子「ぎんぶら ~銀河ぶらりと調査隊~」
3月号は続・ドランカ。呑気に冷血なドランカ人の警察二人がいいキャラしてる。そしてきっとアッーな目にあった権田原さんが不憫でならない。4月号は「チョコ惑星」。あからさまな伏線は脇に置いといてクリパンの中身がマジ可愛くねえw 初見で目だと思った部分から息が出てるんだけどこれ鼻の穴か?
みなづき忍「先生のたまご」
4月号、化野先生とたまこ先生のお仕事の会話に、化野先生に嫌らしさを感じず、たまこ先生にも愚かさを感じない空気が好き。たまこ先生の天真爛漫さがそれを支えている、とひと口に言っても、その天真爛漫さを嘘くさくなく見せつづけているキャラ見せの手法は特筆すべき。先生ズには新人で正直者の大山先生が春から加わって、またにぎやかになりそう。

芳文社『まんがタイムきららフォワード』2011年3月号・4月号

【新連載(3月号)】平松正樹/天杉貴志「魔法少女かずみ☆マギカ」
アニメが話題の「魔法少女まどか☆マギカ」のスピンオフ作品。記憶喪失の少女・かずみは実は魔法少女で云々。二話分読んだけど、スピンオフだと言われなければそうだと分からないくらいに、魔まマとのつながりがまだ弱く見える。せいぜい、キュゥべえらしき存在と「契約」が言葉として語られるだけ(戦う魔法少女なんて昨今では普及しちゃってるしね)。これからどう接続してくるかが気になるところ。

一迅社『まんが4コマKINGSぱれっと』2011年4月号

3月号が発掘できない……もしかして買い逃した? orz

第4回ぱれっと大賞結果発表。入選作は今月号と来月号に掲載。佳作の中ではあんねこさんの作品を読んでみたい。

荒井チェリー「未確認で進行形」
白夜の母の来訪。そしてほのめかされる白夜たちの本当の姿。ストーリーの転換点としての緊張感はもちろんのこと、ギャグとシリアスのバランスが絶妙。やはりこの作者は4コマでストーリーを描くと締まる(cf:いつかまたかえる)。作者解析的には妖怪的な存在というモチーフも気になるところ。「ワンダフルデイズ」然り、「いつかまたかえる」然り、「マジックナンバー」然り。
【ゲスト】猫田もちお「ちありすと」
第4回ぱれっと大賞入選受賞作で13ページ掲載。チア部創設に向けて奮闘する女子三人組と、チアをやめた女子・鬼塚さんと。鬼塚さんのキャラクター設定に無理矢理さを感じるものの、キャラクターそのものには人間味があって魅力を感じる。三人組のキャラがもっと立ってたらより魅せる作品になりそう。

芳文社『まんがタイムスペシャル』2011年3月号・4月号

4月号、また表4が藤田紀子……。

宮原るり「恋愛ラボ」
3月号、男子(レン)に免疫の無いスズおいしいです。
荻野眞弓「たまのこしかけ」
3月号、バスタオル姿のたまこさんおいしいです。
板倉梓「少女カフェ」
女子高生みのりの猛アタック二回。娘二人・みのり・葉月さんのそれぞれの気持ちに気づかないニブチンな父を中心に各キャラが動く様がホームドラマのようにテンポが良くて心地良い。それでいて誰も悪意を持っていない様に安心する。単行本1巻が4月7日に発売。

芳文社『まんがタイムきららMAX』2011年3月号・4月号

【ゲスト(3月号・4月号)】器械「アキタランドゴシック」
つの少女・アキタちゃんとそのお友達的な。アキタちゃんの悪魔を思わせるつのの形状といいモノクロームな服装といい中世の西洋を思わせるんだけど、パソコンはあるわショッピングセンターはあるわで普通に現代が舞台、というミスマッチが不思議な感覚。ジト目で理屈っぽく行動するアキタちゃんは存在感があり、それを見守る友達の視線に安心する作品。5月号もゲスト。
昼間行灯「おにさん、こちら」
初読。父と娘二人と猫一匹と鬼一人の日常的な何か、でいいのかな。父と娘二人(と死んだ母)に目が行く作品。特に父のキャラクターを見せている点が印象的。MAXでは珍しく、家族を描こうとしている作品のように思う。
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