2009年07月の記事

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芳文社『まんがタイムコレクション おーはしるいコレクション』

おーはしるい「夫婦な生活」「ふー are you!」「Welcome!つぼみ園」中心の再録増刊号。併載陣は師走冬子,松田円,藤凪かおる,渡辺志保梨(掲載順,敬称略)。

巻頭描き下ろし「夫婦な生活」は夫婦が夫婦になる前の話。この頃から肩張らない関係の二人が微笑ましいなあ。そう,やはりこの作品のキーワードは「肩張らない」じゃないかと思うわけです。二人の関係はもちろん,作品を読むときに読み込みや身構えが無くてもいい事まで含めて。

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竹書房『まんがくらぶオリジナル』2009年9月号

むんこ氏サイン会けもチャOVA化の告知あり。

野広実由「うちの姉様」
プール。遂にお姉ちゃんが尻と胸をさらけ出した! そしてしつこいようだけどこの雑誌のメイン読者層はOLだ! ……と思っていたのだけど,公式の統計情報を見る限りではそうでもないのかな。いや,クロス集計されたデータがないからこの統計情報だけからでは分からないや。ともかく,この作品だけ見ると,今のくらオリって実はそれほど女性向けを狙ってないのかなあと思った。次号からは本作が表紙・巻頭作品になるとのこと。
東屋めめ「リコーダーとランドセル」
海。沙夜の誤解が解けたことに割と驚愕。そして最後の沙夜の「小学生」のセリフがちょっと怖い。次回から沙夜とあつしはどんな絡みを見せてくれるんだろう。

芳文社『まんがタイムファミリー』2009年9月号

ふじのはるか「はちみつカフェ」
先月号からの連載作品。蜂谷meets蜜。ラス前一本のおと先輩のセリフに作者らしいお仕事ディテールがあるよなあ。蜜の面接時のセリフも蜂谷とおと先輩の恋模様展開をにおわせつつ,でもまずは仕事だよと釘を刺してる。ふじの作品における主人公は仕事が一人前の上で恋なり他事をしてるよね。そして他事にうつつをぬかして仕事が疎かになる主人公は読者の不安を掻き立てるように描かれているよね。と,最近の「ヤング松島喜久治」辺りも読んで思う。そして本論とは関係ない所に話は飛ぶけどくらオリの「オレをもりたてろ」が懐かしいです。
【ゲスト】さと「美大道!」
先月号に続き。秀才肌の吉野さん登場。技術はあるけど想いに欠ける吉野さんと,技術はないけど想いにあふれる彩さんという対比。相補的で悪くないコンビではあると思うのだけど,はてさて。
【ゲスト】水谷フーカ「さくらんぼステップ」
こちらも先月号に続き。遠野ファミリーin海。無駄にガキで日焼けセンターマンな士朗くんが可笑しい。彼は笑われる系のキャラだよなあ。そして以前から感じていた十子さんの幸薄キャラは海産物お持ち帰りや一人砂遊び姿により加速されていくのでした。
ワカマツアツト「ひとみとコットン」
肝試しひとみさん。猫娘姿もラブリーですよね。いやむしろひとみさんだったら何でもラブリーですよね。着ぐるみさんしてやったりの最後の一本は彼が着ぐるみであることを二重に使っておかしみとキャラ見せを両立してる一本だよなあ。面白い。
【ゲスト】七見水晶「ことりコーラス」
ゲスト三回目。オーディションを取るか合唱部を取るか。「スカウトいるかもしれないよ!」のセリフがいいなあ。その図太さがカナらしいなと。あとタイトルの由来がやっと分かりました。なるほど。

竹書房『まんがライフ』2009年9月号

【ゲスト】鈴木まい「Join US!」
第2回Y-1グランプリ最終選考ノミネート作品,あるいはくらオリの「新人4コマサバイバル」出身作品。とある幼稚園の園児たちの日常。あいこ,ゆうすけ,りょうの三人と先生で回る一話。わんぱく園児たちの姿が,二頭身のコロコロした絵と相まって楽しい。そして,あいこの「はぐきがピンク!」「あかちゃんたべたの…」に,子供の思考をよくトレースしてるよなあとも思う。また読みたい。
【ゲスト】間口まき「不思議のアリスさん」
誰かと思ったら読者ページ4コマの人じゃないですか。オカルト好きなアリスお姉ちゃんとその弟のマサくん。アリスお姉ちゃんの不可解な言動の数々を理解できないマサくん視点でもって見せるアリスのキャラが可笑しい。シンプルな線もギャグ4コマ向きではなかろうか。アリスが和から洋までオカルトネタをこなせて,さらにミステリアスキャラを加速させてくれるところが読みたい。また登場してほしい。
【ゲスト】智「猫びより!ヒルネちゃん」
くらぶから出張ゲスト。猫好きだけどマンションなので猫が飼えないヒルネちゃん。今日はお友達と一緒に「ねこ喫茶」へ。可愛い猫を眺めるヒルネちゃんの可愛さを眺める楽しさだよなあ。気合い入れておめかししちゃったり,本人や周囲からは「お見合いか」「理想の男性」「お化粧もして来れば」なんて言葉が出てきたりと,もうヒルネちゃんは猫と結婚すればいいんじゃないかと思わずにいられない。そしてねこ喫茶の次は「ねこねこベーカリー」へ行くしかなかろうて。

芳文社『まんがタイムきらら』2009年8月号

異識「あっちこっち」
修学旅行。ホームに残されたつみきを一人にすまいと動き出した電車の窓から躊躇なく飛び降りる伊御(とそれを自然にサポートする榊)に盛大に吹いた。みんな青天井に能力が上がりすぎだと思うけどそれがこの作品の楽しさの源だよなあとも思う。
やまぶき綾「Sweet Home」
Yes!プール! 陽向の水着をローアングルで眺められるとか伊織くん役得すぎる。それもこれもみんなオヤジ女子な奈々ちゃんのおかげだよなあ。奈々ちゃんはスケベ男子の代弁者としていい仕事してるよね。単行本1巻が9月26日に発売。とりあえず3冊かな……。
玉岡かがり「ダブルナイト」
デートの翌日の二人。稲穂さんが恋してる乙女過ぎて読んでる方も恥ずかしくなる。あと保健室の先生が適応力高いっつーか理解のある人だなあと。これがきららフィールドの力か……!
【ゲスト】天城七輝「びすとろふぃーゆ!」
先月号に続き。うん,やはりキャラの役割がきっちり分けられてて読みやすい。長い目で見るならば,他者評価と自己評価に乖離があるネガティブ天才料理少女・楓子さ んの成長物語や,隣のホテルの万年二番手ライバルシェフが登場して楓子さんとドタバタ,といった展開を妄想するわけですが,はてさて。

芳文社『まんがタイムラブリー』2009年8月号

ストーリー作品が増えてきたかと思ったら今月は4コマ作品のゲストが多い。

柚月もなか「カフェらった!」
春那っちの父母がらったに襲来。これは春那っち恥ずかしい。病み上がりとは思えないほど明るくて元気で奔放な母が春那っちをかき回す様が楽しい一方で,そんな母から空元気を読み取ってしまって落ち着かなさも感じる回。というか春那っちの家庭の事情が明かされてから常に付きまとうこの不安感ですよ。これは「かなめも」のそれに近い? いやちょっと違うか。ともかく,そんな不安を感じる私は家での春那っちの話が読みたかったりする。
【ゲスト】古下えみ「視界良好」
メガネスキーのメガネっ娘・秋奈さんが学生からOLになって登場。OLになってもメガネ道を貫いているようで安心した。ギャグ作品的に見るとメガネネタ(による秋奈さんのキャラ見せ)はもちろん,図像レベルでも二頭身モードがコミカルで好き。ラブリー的に見ると秋奈先輩スキーな後輩・羽田くんの存在が気になるところ。第一印象は好感。軽いノリでいかにも後輩らしいキャラがいいなあ。是非続きが読みたい。
【ゲスト】三国桃子「アイムホームあかり」
ファミリーやタイスペの方に先に登場するかなと思ったらラブリーだった。福々荘の大家さん・あかりさんはみんなのお母さん的な存在。垢抜けないところが男性読者としてはグッと来る。それラブリー的にどうなのという声はあろうけど,最初の一本を始め多くの4コマをサラリーマン・温水くんの視点で描いたり,扉の柱に「可愛い大家さんに起こしてもらいたい!」と書いてあったりと,男性に読まれることを意識しているように見えるのだがどうか。また読みたい。
【ゲスト】渡辺純子「たまのやすみの」
作者の久しぶりの4コマ誌登場に歓喜。タイスペ目次ページ4コマ「5-A」に登場するアラサー独女・市井ゆうか先生の実家での連休ぶり。のっけから母の結婚プレッシャーがゆうかさんを襲う! これまでの作者作品からはちょっと想像しにくい女性的ネットリ感にラブリー作品らしさを感じた。独身一直線側にも結婚側にも振り切れられないブレブレゆうかさんの可笑しさだよなあ。自虐ネタもゆうかさんの明るいキャラゆえか後を引かず楽しめる。あと本筋からはズレるけど私服萌えでウェーブヘア萌えの私としては妹・みちかさんにグッと来ました。是非また読みたい作品。

竹書房『まんがライフオリジナル』2009年8月号

創刊21周年記念号。誌内誌『まんがライフオリジナルNEX』あり。漫画執筆陣は大井昌和,碓井尻尾,東屋めめ,犬上すくね,おーはしるい,松田円,伊藤黒介,カラスヤサトシ,秋月りす,記念メッセージ執筆陣は堀田かつひこ,ももせたまみ,さそうあきら,私屋カヲル,宇仁田ゆみ,むんこ(いずれも掲載順,敬称略)。

碓井尻尾「店長の憂鬱」
本編は恐怖で納涼回転寿司。アユカワのテンションが高い。それは本作ではほとんど見られない「!!」にも表れてるよなあ。NEX編は大学生なアユカワ&アユカワ妹でショート。絵柄に集中して見ると少女漫画的だなあと気づく。実は少女漫画誌でギャグ4コマ描いても違和感ないんじゃないかこの作者。
大井昌和「ちぃちゃんのおしながき」
本編は夏休み・盆踊り。料理レシピ紹介ちぃちゃんを見るたびに「おうちでごはん」とのコラボへの夢をふくらませているのだけど本当にやってくれないものだろうか。NEX編はみづは常連の上司さん&部下くん。最後はやっぱりいつもの店ってのは分かるけど上司さんそれ褒め言葉になってないからw 7月27日に増刊号が発売。
山口舞子「ひなちゃんが王子!」
お姫様候補,二人追加。お友達のさやちゃんと「乙女系男子」の豪樹くん。ん? 「お姫様」? まあいいや。学校編も楽しくなりそうな予感。
犬上すくね「ういうい♥days」
本編は片桐先生の初恋の人と化学。西井くんは化学男子として「? いや 塩酸なんて怖くないよ 胃液の主成分だし むしろ先生が水酸化ナトリウムを入れ過ぎてなくてホッとしたよ アルカリは皮膚が溶けるから」と言うべきだと思うのだがどうか。NEX編は4コマで片桐先生の休日。乙女な独り言過多な姿がチャーミングだなあ。
【集中連載(1/3)】テンヤ「P探偵事務所の事情」
4月号以来の登場でいいのかな? ペット探し専門の探偵事務所の日常。コミカルなキャラたちの楽しさ,だよなあ。特に美沙さんの妄想暴走系なキャラが好き。
【集中連載(3/3)】みなづき忍「ひみつの花園」
紅葉姉ちゃんは小説家。生徒会長だけかと思ったら結構多芸なのね。グータラに見えて実はデキるキャラが加速していく。一方,料理ができないお嬢様方はまあそんなもんだよねと思うのだけど最後に青葉くんの笑顔で着地させるところがいいなあと思った。彼は〈覗き穴〉的存在として完璧だと思うのだがどうか。是非連載で読みたい。

芳文社『まんがタイム』2009年8月号

重野なおき「たびびと」
遂にマチルダと出会った一行。おおおおお盛り上がって参りましたよ。
森ゆきなつ「タマさん」
夢枕・獏(だいたいあってる)。締めの一本が好き。杏はエロス。先生もエロス。
【集中連載(2/3)】水知せり「乙女プレス」
このシンプルさが作者らしいと思いつつも,タイトル字や背景やキャラの洋服がもう少し華やかであればもっと読者の印象に残りやすいのになあとも思ったり。幸さんのキャラ見せが主だよなあ。「どう」お仕事するかを見せている本誌連載の「みそララ」とは題材こそ似ているけど趣が若干異なる作品。それならそれで,幸さんのキャラをもっと加速させて欲しいなあ。

双葉社『まんがタウン』2009年8月号

先日開催された荻野眞弓氏のサイン会レポートが掲載。サイン会参加者によるレポートと合わせてどうぞ。

富永ゆかり「天下無双!恋メガネ」
仕事も「恋も」百戦錬磨……と社内報インタビュー記事に書かれてしまった天華さん。仕事へのやりがいを基軸に誤解が解けていく過程がいいなあ。解決の瞬間に仕事に真摯な天華さんを持ってくるところがまた。
【ゲスト】田中なつ「りさいくるくる繁盛記」
先月号に続き。しなる物体やら大きな書き文字がにぎやかだと思う反面ごちゃごちゃしてるなあとも思う。その意味で今回一番面白いのは利沙が立たされる一本の3コマ目だなあと思うわけです。動と静。
ÖYSTER「光の大社員」
「驚異のマジック」の一本が面白い。この3コマ目を4コマ目に持ってくる4コマだって描けるはずなのにそうしないのは何故なのか,それは4コマ目にマジシャンを持ってくることで,3コマ目で読者に芽生えた「えええええ!?」という気持ちをマジシャン(の胡散臭さ)に結びつけるためなのかなあ,とか考えてみたり。ハッタリの勢いを拡散させることなくキャラへと還元させているとでも言うべきか。単行本2巻が8月12日に発売。
たかまつやよい「龍天寺夫妻の生活」
若かりし日の一郎さんの写真,彼の隣に映っている女性を見た優子さんは――。男どもの美しい想い出を美しいまましまわせない優子さんはいい仕事をしたよね。

一迅社『まんが4コマKINGSぱれっとLite』VOL.17

付録下敷の処理に困る……。

7月22日発売のぱれっとコミックス・米田和佐『えこぱん(1)』は今号と連動した小冊子プレゼント企画あり。

神堂あらし「フリーマップ」
ホーム作品を読んだ後でこちらを読むと「いつもの作者だなあ」と安心する。スケベ心に正直な「もう一人の僕」とやりとりするスズイくんの可笑しさとかそもそもスケベ心を煽るノリとか。スズイ改め「マジカル少年スターライト★ロディ」にドン引くウィセで次号に続く。たまには〈常識〉と〈非常識〉が逆転してもいいよね。
内村かなめ「限定彼女」
宮ちゃんが広音くんを諦めましたとさ。あれだけ積極的かつしたたかに広音くんをちまさんから奪おうとしていた宮ちゃんらしからぬ態度の急変に驚くのだけど寝取られ的展開を受け付けない自分としてはこれで広音・ちまの仲を引き裂く存在がいなくなったことに安心するのでした。
【ゲスト】吉谷やしよ「りばロト」
不幸体質の末吉くん。生まれて初めて引いた吉おみくじから吉の化身・吉花が現れ,彼を幸運にしてくれると言うが――。バイオレンスな吉花に作者らしさを感じる。幸せにしてくれるはずの吉花が末吉くんに迷惑をかけ,むしろ追って現れた凶の化身・凶香の方が彼を助けてるんじゃないかという逆転的ドタバタの可笑しさ。また読みたい。

芳文社『まんがタイムジャンボ』2009年8月号

【移籍→ラブリー】荻野眞弓「白衣とリボン」
学会モリソバくん。ゴッド准教授の代理を見事に務め上げるモリソバくんのカッコよさもさることながら,その直前のゆりちゃんの「ダーリンは研究のコト誰よりもわかってるんだから」という励ましにグッとくる理系男子は私だけではないはず。「自分は研究のことを事実よく分かっている」という確認をさせてくれて自信を与えてくれるだけではなく,「そんなダーリンのことを私はちゃんと理解しているよ」という想いも伝わってくる。理解者が傍らにいることでこの上なく安心できるというのは理系男子なら分かるよね? ホント,ゆりちゃんは理系男子にとっての女神様やで……! 次回は8月売りのラブリーから連載再開。単行本1巻も8月7日に発売でとても楽しみ。推薦文を書いている准教授の人って実はゴッド准教授のモデルだったりするのかな。事実,作者の旦那さんの指導教官だったみたいだし。
【最終回】矢直ちなみ「乙姫各駅散歩」
海ではぐれた乙姫と江太が地上で再開。「二人は地上でいつまでも幸せに暮らしましたとさ」とナレーションをつけたくなるエンディング。前回=最終回直前に〈いい話〉でクライマックスを演出し,最終回では〈笑いのある日常〉へ舞い戻る。実にキレイに幕を迎えてくれたなあ。キャラの表情に楽しさが詰まったいい作品だった。浦島太郎的な部分は単行本でまとめて読み解いて行きたいところ。単行本2巻は10月7日に発売。
田川ちょこ「ひかるファンファーレ」
海で演奏。最後の一本でひかるが結衣っぽさを見せたところがすごく気になる。先日の「ももかすいっち」といい,こっち側が作者の本分なのかなあ。
かたぎりあつこ「ハッピーカムカム」
みずきの家でお泊り夏休み宿題会。もちろん宿題なんてやるはずもなく。この五人らしい。みずき弟・藍生くんが登場したけど,こういう男子キャラが物語への入口になるんですよ大切なんですよと主張しておく。こちらも単行本1巻が8月7日に発売。楽しみ。

竹書房『まんがくらぶ』2009年8月号

藤生「ひみつのおねえちゃん」
前号に引き続きゲスト。幼き日の姉の強権ぶりと不可解な言動がこええええええ。側溝に収まってみる長女はどこの幼き日の私かと。ボーイッシュになって生き生きする次女もいいなあ。前号も含めると姉も含めた五者五様(長女≒姉だけど)のキャラが楽しい作品。またゲスト登場してほしい。
佐野妙「森田さんは無口」
夏祭り。スカートみたいな浴衣のアレは「浴衣ドレス」と呼ぶのだと知って賢くなった。こういう男子心をくすぐる要素が好きだなあ。

芳文社『まんがホーム』2009年8月号

【二本立て】宮原るり「恋愛ラボ」
前半は彼氏持ちゆえに茶化されるサヨ,あるいは「エーロ嶋!」。後半はストーリーでサヨ・エノ昔話。後半はさておき前半に言及すると,今回はサヨを中心に,リコが煽り,エノがサヨの友人としてフォローし,スズがそのピュアキャラを煽りの道具にされ(「なースズ」の一本),マキは手に負えないサヨ悪女妄想で作者すらツッコミを放棄する(「なんたるエロス…」の一本)という五者一体で作り上げる話になっている。これって今回に限らず別の回でも,もっと言えば「みそララ」「となりのネネコさん」と言った作者別作品でも言えることだなあと感じた。メインキャラがひとりも無駄にされず一体になっているとでも言うべきか。そろそろ作者の作者性を作品横断的に読み解いていきたいところ。
【ゲスト】神堂あらし「いろどりーまー」
前号に続きゲスト。蒼の手料理に頼り切る紅と山吹。ラス前一本,蒼の「どう扱おうこの酔っ払い…」の面倒くせー感に心底共感。それでも〈常識〉サイドの蒼が〈非常識〉サイドの残り二人をちゃんと制御できているところにファミリー4コマ向けチューンを感じるわけです。神堂氏はホームに登場してから作品の幅が広がったよなあ。面白い。
豊田アキヒロ「てんたま。」
熱を出したるーの看病。そして目が覚めて何かを思い出したかのようなるー。るーはそーやの姉という設定で周囲のキャラには通してたけど,これは本当に姉(の生まれ変わり的な何か)だったってことでいいのかな。多分近々最終回。
【最終回】ほへと丸「ヨメけん」
プールで最終回らしくない最終回。振り返ってみると,「ヨメけん」に限らず,作者作品は実にファミリー4コマ作品であるなあと思った。どの作品も太・丸でシンプルな絵柄と〈笑いのある日常〉をちゃんと備えている。それでも作者作品が不遇の歴史をたどり続けてきたのは何が原因なのかなあ。ちょっと考えてみたいところ。ともかく,こうして連載終了した本作だけど,作者からはアフターストーリーを同人誌化するなんて話が出ているようなので,まだまだ追いかけて行きたい。
【ゲスト】古下えみ「コンビに天使」
新作でゲスト登場。実家のコンビニで働く双子娘。性格は相補的だけど行動はシンクロしちゃう双子見せは王道か。つかみの早朝・夜シフトの一本はコンビニとの合わせ技という意味でうまい。でも,作品のインパクトとしては前作「トリもち」や系列他誌掲載の「視界良好」の方が強いかなあ。とは言え初回掲載で何をかいわんやではある。また読んでみたい。
【ゲスト】カワハラ恋「東京!」
デイリー4コマでおなじみのカワハラ氏が芳文社誌に初登場。東京の駅の擬人化学校もの……と思ったら秋葉原くんに否定された。その言葉を示すようにか,各駅のイメージは各キャラの外見や性格に表れているけどそれほど色濃くはない。メインの中央線トリオはほとんど名前だけにしか見えない。それゆえ各駅のネタもキャラに寄った印象が強くない。だから,個々のキャラに寄るのではなく,ネタが散りばめられている作品全体の雰囲気を楽しむ作品と捉えるのがいいと思った。その意味では八王子さんの自虐ネタ「ギリ東京都民」「コミック買える交通費」にとても安心する。絵柄とガーリッシュなノリはすごく好き。小動物・真面目・おバカな中央線トリオのキャッキャが楽しいなあ。また読みたい。
夢枕人しょー「ふぁみにゅ?」
ちゃんと載ってる! 「一家」の夏。後半は服を買いに。なぜか私の目にはきいろくんしか映らないんですが正常ですよね。女装をすることはそのキャラにとっては不本意なのだけど女装が似合ってしまう中性的な外見の男の子キャラが大好きです。ここまで要求を厳密にすれば誰かが私好みの女装少年作品を薦めてくれるはず……!

芳文社『まんがタイムきららキャラット』2009年8月号

蒼樹うめ「ひだまりスケッチ」
三年生を送った後のひだまり荘の面々。そして銭湯。これが噂の「ぱよんぱよん」か……! ダブルハモりの一本が好きだなあ。一本で二倍おいしい。
荒井チェリー「せいなるめぐみ」
ひよりの友人にして聖をライバル視するお嬢・乙女さん登場。文字が多い子だなあ。内なる心意気を見せない・見せられないギャップキャラ。聖の最後のセリフにいい絡みが見られそうな予感。
琴久花央「ひよぴよえにっき。」
虫が平気なはると虫嫌いなちあき。大げさに空回り気味なちあきの可笑しさ。「ダメ。」の一本がいいなあ。はるの泣き姿を想像して泣いちゃうちあきはいい子だなあと。
門瀬粗「とらぶるクリック!!」
PCが特別な存在とか傍目から見たら笑うしかない杏珠だけど真面目な話。このトラブルはまとめ入ってる?
双見酔「空の下屋根の中」
高校の同窓会。単行本1巻表紙の普段着かなえにグッと来てる場合じゃないほどそろそろガチで読まなきゃならんのかなあと作者同人作品を繰り返し読んでいるうちに思えてきた。これまでかなえを導く存在ってどう描かれてたっけなあ。単行本で読み返してみるか。1巻は7月27日に発売。

竹書房『まんがライフMOMO』2009年8月号

ドラマCD『おうちでごはん』が7月22日に発売。今号にはアフレコレポートが掲載。

佐野妙「森田さんは無口」
女子だけプール。水上がりで濡れた髪の女子に魅かれるのは「マニア」じゃなくて男子として普通ですからっつーか作者が男子のスケベ心を分かりすぎていて困る。
【ゲスト】口八丁ぐり・三浦ひらく「ないしょでハッシュ」
父はイケメンで人気の俳優。でも家ではダサくてグータラで娘バカで。そんな父娘の話。4コマ的には小笠原朋子「ウワサのふたり」を連想するけど,本作は少女漫画的な作画とギャグ見せが特徴的か。いい原作・作画コンビになったと思うわけです。まるまる一話使って顔見せしておきながら再登場しないなんてことはないよね? また読みたい。
【ゲスト】みなづき忍「シークレットガーデン」
ライオリでゲスト中の「ひみつの花園」から紅葉さんが登場。生徒会長な紅葉さんと生徒会の面々の日常。アホの子の千波さん,お嬢様でライバルな花織さん,苦労人の美雪さん。美雪さんが他三人に苦労させられっぱなしな様が楽しい。そして「生徒会室」って何でもありの特権的閉鎖空間だよなあとふと思った。「恋愛ラボ」然り,「生徒会のヲタのしみ。」然り。

芳文社『まんがタイムオリジナル』2009年8月号

最近のタイオリは新人・古参とも作品の入れ替わりが激しくて面白い。

【ゲスト】森ゆきなつ「タマさん」
水泳部vs生物部→(中略)→タマさん「ワシのために争わんといてや」。ゴメンちょっと嘘ついた。生物部部長かっけー。運痴じゃない文科系部長とか新しい。今月でゲスト終了とのことだけどまだまだ読みたいなあ。
安堂友子「開運貴婦人マダム・パープル」
「”遠慮のかたまり”戦争」がツボった。何がツボったかって4コマ目の新聞の見出し。占いコーナーでもないのに「しし座」の文字が躍る紙面と「戦争」の場にちゃんと記者が居合わせて撮影していることの可笑しさですよ。
【ゲスト】みなづき忍「先生のたまご」
夏休みの学校プール。化・保コンビの奔放さを眺める数木先生の「あの人たち本当に教育者なのかなあ」にこの作品の本質が詰まっていると思うのだがどうか。ともかく,この二人にたまこ先生も加えた女性陣のエネルギーが楽しさの源だよなあ。これは作者別作品にも言えることかも。そろそろ正式に連載化されないものか。
【ゲスト】ÖYSTER「毎週火曜はチューズデイ!」
7月7日の単行本発売を記念した復活ゲスト。細かいところを見るとinterestingな点が多い作品だよなあと思う。「チュー」の言葉遊び,ネズミ性によるネタ,絵によるタイトル――。そして,最もinterestingなのは名前もなく描き分けもほとんどされないネズミたちじゃなかろうか。今作の読後に個々のネズミという意味での「キャラ」は残らないよなあと。身近なところでは本誌連載の吉田仲良「アサヒ!~動物園に行こう~」と比較してみると面白そう。今号掲載分とWeb掲載分単行本には未収録とのこと。

芳文社『まんがタイムきららフォワード』2009年8月号

「S線上のテナ」単行本6巻が7月13日に,ドラマCDが7月24日に発売。一部書店ではフェアも開催。詳細は作者サイトを参照。

「けいおん!」ストーリー版がゲスト掲載され,休刊した『コミックエール!』からも2作品が移籍新連載と,慌ただしい号。ゲストはゲストなのでさて置き,連載陣はかなり充実してきたよなあ。雑誌全体の平均で見たら良い作品が揃ってる感触。あとは飛びぬけてクリティカルヒットする作品がひとつでもあればバッチリなんだけどなあ。とりあえずはじっと9・10月を待とうか。エールの遺伝子もどの程度――個々の作品レベルから「男性向け少女漫画」というコンセプトレベルまで――引き継がれるのかは気になるところではあるけれども,少なくとも,たとえ引き継がれるとしてもすぐに誌面が激変することはありえないよなあ。フォワード作品ってそもそも少年誌に近いし(バトルやらお色気やら),これで安定した現状を崩すってのはそうそうありえないだろうし。グダグダ。

一迅社『まんが4コマKINGSぱれっと』2009年8月号

鶏子『りんたま』が7月22日に一迅社から単行本化。かつて芳文社『まんがタイムきららMAX』に連載されていたストーリー作品。芳文社からは単行本が出ず,同人で再録誌が出てたけど,こうして商業で単行本が出るのは作品の読者として嬉しい限り。ナイスサルベージ。

【新連載】寺本薫「warning!」
憧れのおもちゃメーカーに就職した神田さん。かわいいグッズを期待していたけど、配属されたのは「萌えを重視した製品」の企画室で。顔見せ程度の第一話。大人のお姉さんキャラに作者らしさを感じたのだがどうか。
荒井チェリー「未確認で進行形」
幼女スキーの義姉に勝てない真白。そしてお子様な真白。でも子紅には強気な真白。彼女と周辺キャラの力関係を見事に調節した回だよなあ。真白に一気に親しみが湧いた。
神堂あらし「M-one」
ドン引きされるほどオタク的に突っ走るマオさんだけでお腹いっぱいです。「ガールズトーク」でキレイにまとめられそうになるから困るw 本編からずれるけど「ナポリたん」は麺が髪になってるところがうまいと思った。

次号から三ツ雪柚菜「すこあら!」が連載再開。何か月振りだろう。

芳文社『まんがタイムスペシャル』2009年8月号

積んでた雑誌を崩していく。

荻野真弓「たまのこしかけ」
十条さんの元カノ・マーヤが登場。いつもと違う口調に加えて,キリッとした目尻と眉の十条さんがカッコいい。たまこさん的にグッとくるはずのセリフもさらりと言っちゃうところが十条さんらしいよなあと。
ワカマツアツト「おおつぶこつぶ」
林間学校。ここでおおつぶとまんなかを動かしますか! おおつぶとこつぶだけじゃダメだと言うのですか! ともかく,まんなかはエロ男子ぶりを忘れずに,おおつぶとはつかず離れずで,ゆるやかなラブコメを見せて欲しいなあ,とか何とか思ったり。
【隔月連載】安堂友子「瞬け!シャイン」
ラス前の一本が好き。「マージ・ヤン」に「イソ・ズウリ」,語感が確かにインドやチリっぽい。安堂氏の言葉遊びネタは理詰めだよなあ。ÖYSTER氏のそれと比較してみると面白そう。次号から毎月連載化。
【最終回】テンヤ「幼稚園ぼうえい組」
「ぼうえい組は永遠に不滅よっ」。最後までおままごとな「ぼうえい」を貫いてくれたよ! 朱音たちの元気で奔放な様が楽しい作品だった。作者作品の中でこの作品が一番好きだなあ。次号はほのか先生メインの「ほのか しっかりしなさい!(仮)」が掲載。期待。

「よつばの。読書会5」持込み参加レポート

[2009年7月5日] よつばの。読書会5―会場入口 [2009年7月5日] よつばの。読書会5―案内板 [2009年7月5日] よつばの。読書会5―卓配置図

去る7月5日(日)は横浜で開催された同人誌読書会「よつばの。読書会5」に持込み参加しました。以下,続きにレポートを。

「よんこまスケッチ2」サークル参加レポート

[2009年7月5日] よんこまスケッチ2 in 川崎市産業振興会館 (1/2) [2009年7月5日] よんこまスケッチ2 in 川崎市産業振興会館 (2/2)

去る7月5日(日)は川崎の4コマ作品オンリーイベント「よんこまスケッチ2」にサークル参加しました。名古屋で開催された第1回に続いてのサークル参加です。

イベント全体としては,アニメ「けいおん!」効果で混雑が……と思いきや,人出は私が思っていたほどでもなくて,比較的まったりしたイベントでした。部屋続きにお隣で併催の「らき☆すた」オンリーイベント「陵桜祭7」側の方がよんスケ側よりも若干人出が多かったように思います。作品としては「ひだまりスケッチ」「けいおん!」の他にも,この7月からアニメ放送開始の「GA 芸術科アートデザインクラス」が目立っていました。一方で,同じく7月からアニメ放送開始の「かなめも」はあまり見かけませんでした。他に印象深かった作品は「あっちこっち」「ゆゆ式」「ゆるめいつ」辺りでしょうか。

イベントのお楽しみとしては,お隣の陵桜祭から柊姉妹の誕生日ケーキが会場を練り歩き。飴(だったかな?)で描き込まれた柊姉妹に,参加者からは感嘆の声が上がっていました。また,私は参加できませんでしたが,アフターイベントも前回と同じくチョココロネ大会で盛り上がっていたようです。

当サークルの新刊『四文甘書 第三号』は「ちょこっとヒメ」評論本でした(概要はこちら)。こんなニッチな本にも関わらずお手に取って下さった皆様,ありがとうございました。ところで,今回の本は,お手に取って下さる方こそ少なかったものの,お手に取って下さった方のほとんどが買って下さっていたように感じました。これは様々な解釈ができそうですが,「表紙は目立たないけど内容は良い本だった」と都合よく解釈して今後の励みにしたいと思います。それでも,今回の論は全体的に駆け足であること,関連作品への言及が不十分であることから,次回イベントでは加筆修正して第二版を発行できればと考えています。

今後の4コマ作品オンリー(全般系)としては,9月に「よんこま小町6かいめ」@大阪が,11月に「よんこま文化祭」@蒲田が,来年3月に「よんこま記念祭」@浜松町館が予定されています。また,個別作品系では,「けいおん!」「放課後プレイ」オンリーイベントが11月末までに各地で合わせて7件予定されています(7月7日現在の数字)。まだまだ4コマ同人の熱は続きそうです。

参加者の皆様,お疲れ様でした。当サークルの次回イベント参加は9月の「よんこま小町6かいめ」を予定しております。

【開催までトップ表示】7月5日(日):「よんこまスケッチ2」にサークル参加&「よつばの。読書会5」に持込み参加します

7月5日(日)開催のふたつのイベントに参加します。詳細は続きに。

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