2009年01月の記事

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芳文社『まんがタイムスペシャル』2009年3月号

荻野眞弓「たまのこしかけ」
たまこさんの尻,じゃなくて,職場で豆まき。研究所のみなさんの遊びっぷりが「何やってるのか分からない人たち」という感じがしていていいなあ。十条さんのセリフに他意が全くない感じも彼らしい。単行本1巻が2月7日に発売。
オザキミカ「日めくり恋模様」
バレンタイン。例によって若狭くんは幸せになれないけど,それでこその若狭くん。彼含め,どのキャラの片想いも相手に自然にスルーされている様が,傍から見てると滑稽だよなあと。
吉田美紀子「えんれんCafe」
続・一夜を明かした大ちゃんと大家さん。後ろめたさも手伝ってか,恭子さんのプレゼントのお礼に直接キスをしに行く大ちゃんがいいキャラしてるなあ。でもまだまだ大家さんは二人の恋の障害になりそうな予感で。
【ゲスト】桑原草太「ココロ君色 サクラ色」
先月号に続き。今月は小春さんの兄弟姉妹が加わって一気ににぎやかに。スポットは末妹・桃へ。桃の幼なじみ(かな?)の実くんがストレートにラブを伝える様,細い線と背景の花,ふたつが相まって作られる優しい雰囲気がたまらなく好き。もっと読みたい。
【ゲスト】テンヤ「幼稚園ぼうえい組」
先々月号先月号に続き。正義の味方→決めポーズ→おゆうぎ的な話。園児たちがはしゃぎ,ほのか先生がビクビク見守り,園長先生が決めるとこ決める。いいバランスだよなあ。次号から連載化。しばらくはこのバランスのままでじっくり進めて欲しいなあと。
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芳文社『まんがタイムきららMAX』2009年3月号

表紙に大きく石見翔子「かなめも」のアニメ化決定報。きらら本誌の「けいおん!」,キャラットの「GA」に続き。ここまでくると次はフォワードが気になる。

愁☆一樹「兄妹はじめました!」
恋するみなさん。真紅先輩の照れ方がいいなあ。
桜みさき「魔法少女☆皇れおん(仮)」
男女合同体育。復習:れおん君は「感情の高揚」でも変身しちゃうよ! 跳び箱に燃えるれおん君が小学生チック。てててて走る姿も小動物チック。何てキュートなマスコットなの……! ラス前,これはどう見てもバレてるけど母ならクラス全員の記憶を消すとかできそうだけど性格的にやらないだろうなあとか。
【ゲスト】熊ジェット「つん×やん=デレ」
進学で入寮したもみじさん。ルームメイトのそうまさんはストーカーチック? ああ,MAX的だなあ(百合的な意味で)。密着的なキャッキャウフフはかなり好きになれそうな予感。
白雪しおん「レンタルきゅーと」
引きこもりの少年を癒しに……もとい,傷に塩をすり込みに来たキュートの皆さん。ラス前の「おめでとうございます」に吹いたw こういうドタバタ話は肩張らず読めて好き。

竹書房『まんがくらぶオリジナル』2009年3月号

青木光恵・永森裕二「幼獣マメシバ」が新連載。同タイトルのTVドラマ映画のコミカライズ。去年の「ネコナデ」に続き,今年もこういった外部映像コンテンツと竹書房の連携動向が気になる。

富永ゆかり「クロジとマーブル」
Flashアニメを見て以来,みやちゃんの声が脳内再生される。みやちゃんお仕事控えめのまったり回。今回はどっしり構えるマーブルがいいなあ。「でろむ」「ズシム」「ヘプシム」という重々しい擬音も効いてるよね。最後はくしゃみをしているはずなのにスローな動きがもう何とも。
単行本2巻が2月2日に発売。記念サイン会が2月7日(土)に芳林堂書店コミックプラザにて開催。整理券はまだ余ってるのかしら。
【ゲスト】かのか「ナチュラル×バイオレンス」
友達に絡むナンパ男には反射的にバックドロップ。そんな感じにバイオレンスな少女の話。バイオレンスでありながらバイオレンスに見えないので爽やかに楽しめる。流血とかコブとかが描かれてないからかなあ。また読みたい。
【新人企画】新人4コマサバイバル
すえますあい「もちうさぎ」から鈴木まい「Join us!」に鞍替えしようと思う。幼稚園(保育園?)4コマ。先月号から掲載。今月号は男の子と女の子の仲良し模様に胸キュンした。

芳文社『まんがタイムファミリー』2009年3月号

松田まさお「おてんき君」が最終回。植田フォロワーがまた一人去っていくことはここに書きとめておきたい。

【ゲスト】水谷ゆたか「ひなたフェードイン!」
先月号に続き。この作品は結婚式出席経験の有無によって得られる楽しみの量が違ってくる,というのは割と当たり前のことなんだろうけど,この度それを実感。スポットライト的に無視される新郎に男として涙目。あと今回の後半でひなたさんの小動物キャラが私の中で加速した。これはいい……!
【ゲスト】伊藤黒介「橘さんのトリセツ」
デイリー4コマ出身の伊藤氏が芳文社誌に初登場。アナログ道具は得意だけど機械はてんでダメなOL・橘さん。彼女の周囲のスカしたキャラたちがこの方らしいなあと思った。タイオリ辺りでまた読んでみたい。
【ゲスト】浦地コナツ「PaPaっとパパ♥」
主夫的な父と年頃な娘の父子家庭。タイオリの「ムスコン!」とは親子関係が双対。あちらの母は奇をてらわないお水キャラだったけど,こちらは説明されない父の不思議キャラをどこまで受け入れられるか,とか考えてしまった。
【新連載】矢直ちなみ「一緒にかえろう」
ゲスト掲載を経て新連載。幼い頃の初恋相手と再開したらその子は実は女の子でした,的な二人の少女。やはり春の表情。春AA第二弾→(=ε=)
【ゲスト】吉緒まさお「アキショー購買部」
高校の購買部で接客をする部員の少女二人。伊藤黒介氏のお気に入りというのは感覚的に分かる。静ちゃんの白目大口顔に誰かを思い出せそうで思い出せない。

竹書房『まんがライフ』2009年3月号

北条晶「お父さんは年下♥」
バレンタイン。夫婦のキャッキャウフフをおいしくいただきました。チョコフォンデュの一本が大好き。BLの様にも読めるラス前に吹いた。
単行本2巻が1月27日に発売。作品サイトではバナーキャンペーンを実施中。
【新人企画】『まんがライフ』新人4コマバトル!!!!
ライフで新人企画は久しぶり? 江藤あつし「妄想委員長」はドM委員長。ぱれっとで同じような委員長を見ている私としては,彼女のお相手が不良男子な点が差異として気になる。渡辺伊織「はだしのサイレン」は正義の女子高生。女の子キャラをよりあからさまにしたらアライブ辺りに載ってそうな印象。ギイチ「まぁ~じろ」は動物園から脱走したアルマジロ。ダンゴムシ的に丸まる姿が愛らしい。
「続きを読みたい」と聞かれたら,江藤あつし「妄想委員長」かなあ。

芳文社『まんがタイムラブリー』2009年2月号

この時期になると4コマ誌はバレンタインと節分でにぎわうよね。

おーはしるい「Welcome!つぼみ園」
ことみ先生のバレンタイン。誰にも渡せなかったチョコはあゆむパパへ。あゆむを介してゆっくり近づいていく二人の様がホームドラマ的だなあと。
【新連載】南京ぐれ子改め高嶋ひろみ「ポンチョ。」
ゲスト掲載を経て連載化。彼氏と彼女と彼女の妹と。今回は節分。ポンちゃんの元気+無邪気さで進むお話が楽しいなあ。ラスト四本の「恵方巻き」が好き。「これがエホー!?」と信じちゃうポンちゃんが何とも。最近は「恵方ロールケーキ」なんてのもあるんだ。今月の松田円「サクラ町さいず」でもこのネタが出ている辺り,割とメジャーなのかしら。
柚月もなか「カフェらった!」
春那っちのメイドステップアップ。いい話を読むのは二度目。健気なキャラクターがますます健気になってきてるなあ。でも「時はすでに目の前に」ってどういうことなの……。
矢直ちなみ「乙姫各駅散歩」
竜宮城からタコじい来たりてスミを吐く。タコじいの登場によって今後の江太・乙姫の関係性の変化が俄然気になってきた。現に,タコじい登場手前のひなたぼっこの一本では「母・子」のように感じられた二人が,その後のタコじいが登場する二本では「太郎・乙姫」な様を見せてくれているものだから。
【新人企画】第14回 D1読選グランプリ
ジャンボ2月号に続き。こちらだとちょうどいい情報量的な意味でフジユウマ「まっするウーマン」かなあ。

竹書房『まんがライフオリジナル』2009年2月号

【ゲスト】小笠原朋子「シェアハウス*デイジー」
散歩道にある洋館に憧れるあやめさん。ルームシェア募集中の張り紙を見て中に入ってみましたが――。先の住人二人とあやめさんの反りの合わなさに居心地の悪さを感じるのは,扉の一本であやめさんのメルヘンキャラが私の中に植えついてしまったからかなあ。ともかく,三人が分かりあって仲良しになるというお話になって欲しいなあ。

芳文社『まんがタイムきらら』2009年2月号

寝起きの無防備な頭に「あっちこっち」と「ゆゆ式」と「らぶ、はじめました。」のキャッキャウフフは危険すぎる。

【ゲスト】こころけ「だんで*らいおん」
専門学校生たちの就職活動記。割と直球な人生系。絵は好き。でももっと刺激が欲しい。他の作品でも読んでみたい。
やまぶき綾「Sweet Home」
……!!!!(扉のネコミミフード陽向さんを見て声にならない叫びをあげているところ) 本編は風邪ひき和奏さん。熱に浮かされて可愛いものにご満悦の笑顔とかもうね。この人の女の子キャラの可愛さはマジ別格だと思う。

芳文社『まんがタイム』2009年2月号

佐野妙「Smileすいーつ」
私も件のコマでは塔子さんの胸にまず目が行きましたごめんなさい。
【ゲスト】七見水晶「おくらだし!」
キャラ主張が淡々とした4コマ目がこの方らしいとは思うんだけど,たまにはもっと刺激が欲しいなあとも思ったり。別作品も読んでみたい。
【ゲスト】大富士航「おやコミュ」
在宅コピーライターの父としっかり者の娘。最初の一本でダメ父キャラかと思わせといて,実はしっかり父親してるところを見せてくれる安心感。また読んでみたい。
【ゲスト】佐藤両々「わさんぼん」
幼い頃に食べた葬式饅頭のおいしさに魅せられて和菓子職人を目指し続けてきた望月くん。「また誰か死なねーかなー」に絶賛共感(ひでえ)して「このハードルなら越えられるんじゃない」と感じた。あと萩くんが初見では女の子に見えた。目薬が必要だな……。

双葉社『まんがタウン』2009年2月号

重野なおき「うちの大家族」
ゴミ屋敷の五味さんを説得する愛子。「悪人」であるところの五味さんがゴミをためる理由と信念を丁寧に見せてくれるのがいいなあ。こういうところに今作のドラマ性を感じる。
荻野眞弓「ちっちゃいナース」
風邪ひき瞳子さんと暴走財津先生。今自覚したけどこの二人の絡みはかなり好き,というか財津先生の自信満々なキャラが好き。不養生&瞳子さんに忘れられてる最後の一本が二重の意味で滑稽で。
私屋カヲル「だめよめにっき」
「アレやるか」と「鍋のあと」だなあ。あ,どちらもツマコ&ダンナペアだ。

芳文社『まんがタイムジャンボ』2009年2月号

【新連載】弓長九天「江戸川スイートエージェンシー」
ショートゲスト掲載作品が4コマで連載化。探偵事務所の所長のおねーさんと新人バイトくんと。一本目から弓長節なパンツで飛ばしてるなあ。ストーリーでも4コマでも,どちらでも特に違和感はない。
荻野眞弓「白衣とリボン」
ウエディングドレス姿のゆりちゃんを抱きしめたいです>< 進学と就職で悩むモリソバくん。ラス前一本のゆりちゃんの「ドクター」へのこだわりが彼女らしくて素敵。茨の道に向かって進めモリソバ。
田川ちょこ「ひかるファンファーレ」
3月7日の単行本1巻発売記念age。バレンタインコンサート。黒田君とそれ以外の男子のモテっぷりの差が滑稽で。この作品は恋模様は割と控え目な描かれ方だけど,もっとあけすけなキャッキャウフフも読んでみたい。
【ゲスト】板倉梓「蝴蝶酒店(ホテル・ウーデップ)の蝶々」
アジアの街のダウンタウンに構える蝴蝶酒店。「極楽蝶」のレリーフに惹かれてここで働く少年のもとに,顔を包帯で巻き,極楽蝶のネックレスをした女性が現れて――。読み切りを数回読んできたけど,板倉氏の作品には「日常に一滴垂れる非現実の落ち着かなさ」があるよなあ。その落ち着かなさが危うさでもあり魅力でもあり。読み切りばかりが掲載されてきたけど,続きものも読んでみたい。
【ゲスト】三好ハツミ「ふたりぐらし」
一号空いただけなのに久しぶりな気がする。ものもらいミヤコ。世の中には目隠れ萌えというものがあってだね(以下略)。並行してサクとどりぃのまつげ模様。三者三様に一貫した態度で安定したキャッキャウフフだなあと思いました。いつでも幸せそうなミヤコが好きだなあ。……あ,176ページの2本目の4コマ目が。
【新人企画】第14回 D1読選グランプリ
この中では阿野真蔵「ホップ!ステップ!ダッシュ!!」かなあ。陸上部少年少女4コマ。主役の千夏ちゃんのキャラを陸上・非陸上ともにもっと見てみたい。

竹書房『まんがくらぶ』2009年2月号

saxyun「ゆるめいつ」が2009年春にOVA化とのこと。最近は4コマ作品のアニメ化報ラッシュだなあと思う。

表紙に「読み切りスタイル4コマ誌」と書かれだしたのはつい最近の1月号から(12月号以前には書かれてなかった)。そもそも従来の4コマって読み切りスタイルが当たり前だと思ってた(新聞4コマとかそうだよね)ので,それがわざわざ明言されているのが面白いなと思った。

「読み切りスタイル4コマ」と対立する概念は「ストーリー4コマ」なんだろうか。いやちょっと違うな。ところで「ストーリー4コマ」という言葉も大分曖昧に使われてる(かくいう私も曖昧に使ってる)よなあ。

話を戻して,4コマにおけるストーリーは「複数の4コマで閉じて」「一掲載分の中に閉じて」「一掲載分を越えて」構成されるものに大別できると思うんだけど,「読み切りスタイル」ってのは「一掲載分を越えて」はストーリーを構成しないってことなんだろうか(前者二つはくらぶ掲載作品でもよく見られるし)。作中(特に一本目)に明示されている絵とセリフから伝わるキャラさえ理解すれば作品が楽しめる,というような。

【集中連載(1/3)】前田舞☆「あかいレンガちゃん」
元気でおバカなレンガちゃんの日常。新聞掲載のファミリー4コマ的な作品。これぞまんがくらぶという印象。
智「猫びより!ヒルネちゃん」
初詣。ただし猫に。ナンをモフるヒルネの姿がシュール。何だこの可愛い生き物は……!
橘紫夕「ひよわーるど」
転校生の瀬戸みなみさん登場。「トミー」とあだ名づけるじゃっくのセンスって。その虚弱ぶりでトミーを圧倒するじゃっくのおかしさよ。着ぶくれて大玉になって転がされる姿とかもうね。
魔神ぐり子「ヘルパーライフ」
夫婦に赤ちゃん誕生。でもエロ旦那をバイオレンスに諌める妻といういつも通りの光景。感動もへったくれもないのがこの方らしいなあ。今後は介護だけじゃなく家政婦や育児ネタもできちゃうわけですね。

一迅社『まんが4コマKINGSぱれっとLite』VOL.11

こもわた遥華「ら~マニア」
前号からの連載。今回のロッキーくんはさわやかでかっこいいなあ。男キャラはポジティブでなくてはと思うわけです。
内村かなめ「限定彼女」
姉と広音兄をくっつけようとするちまさん。こんなお兄さんを持った広音くんが不憫です>< でもまんざらでもない二人にニヤニヤ。だから床の宣伝自重しろとwww
須田さぎり「乙女のしるし!」
甘梨が弟・有大と初詣。実はブラコンな甘梨。ベッタリ姉ちゃんに有大はウンザリ。何てニヤニヤさせてくれる姉弟なんだチクショウ。

芳文社『まんがホーム』2009年2月号

宮原るり「恋愛ラボ」
「ワイルドの君」に傷ついて乙女モードのリコ。似合わないキャラで生徒会メンバーを悶絶させていく様がカオスすぎる。スズの涙にはキュンときますなー。
【ゲスト】ワカマツアツト「おおつぶこつぶ」
お正月なおおつぶこつぶ。書き初めこつぶとみかんこつぶのコミカルさがツボった。こつぶはこの元気なキャラもいいよね。
【ゲスト】古下えみ「トリもち」
フラれ直後で傷心な少年のもとに飛んできた青い鳥。エサをもらいに鳥飼いらしいお隣さんのチャイムを押したら,キレイなお姉さんが現れて幸せの予感? 読みやすい。三本目まででメインの少年のキャラが読み込める分かりやすさ。その後はお姉さんとの掛け合いで二人のキャラをちゃんと見せてくれるもんだから,続きが読みたくなる。
古下氏はまんがタイムWebの新人コーナー「フレッシュ!4コマギャラリー」にも登場中。今後の活躍が楽しみな方。
ふかさくえみ「ちまさんちの小箱」
お着物とり子さんが実にキュート。一本目の自転車で駆けるとり子,アニメーション的に見せてくれても楽しそうだなあと思った。まんがタイムWebでふかさく氏の連載,なんて実現されませんかねえ。
【隔月連載】仙石寛子「キラキラ青虫」
少年に恋して「人間になりたーい」と願う青虫。何よりも青虫。同人作品では人外キャラは珍しくないけど,まさか商業誌でやってくれるなんて。少年の「生き」「死に」のセリフがこの作者らしいなあと思った。

竹書房『まんがライフMOMO』2009年2月号

【新連載】山東ユカ「ロボ娘のアーキテクチャ」
子供を連れて家に帰ってきた姉。その子供は実はロボットで。「江草」「なゆた」「伊知子」「クォーク」。なるほど,どれも数にかけた名前なのね。キャラがさっと飲み込めるのが嬉しい。今年こそ山東作品のハードルを越えたい。
【ゲスト】アラタ薫「境フリーダム!」
アラタ氏が再登場と聞いて。境先生は美人だけど自由奔放な人。最後の一本は,事実,良いなあと思った。5コマ目ではきっと缶切りを持ってくるね!
山野りんりん「はにーすぃーとティータイム珈流編」
どこも家の事情が大変で,なドタバタ。いやきっとみんな幸せな結末になるんだよ! と思いながら。次号,最終回。

1月号での独立創刊が一番大きなニュースか。可愛げなキャラ+現実的なお話という誌風は変わらず。掲載陣も手堅い。いい雑誌だなあと思う。

「これ好き!」作品は,佐野妙「森田さんは無口」,山野りんりん「はにーすぃーとティータイム珈流編」,ももせたまみ「せんせいのお時間」,小坂俊史「わびれもの」。はにすぃ最終回は残念だなあ……。

芳文社『まんがタイムきららフォワード』2009年2月号

もう3月号が発売してるよ……。

【新連載】888「乙女王子~女子高漫研ホストクラブ~」
弱小漫研に入ってしまった新入生。同好会降格の危機に部長は,元凶であるアイドル好きなデコメガネな副会長を男装して落とす,何て言いだしたけど――。顔見せ程度。男装姿を見ない限りは,まだ何とも言えないかなあ。
三嶋くるみ「ろりーた絶対王政」
鷹彦とりりのクリスマス。甘いなあチクショウ。
【ゲスト】東条さかな「Luna」
月を見上げる少年のもとに,月の光が人の姿になってやってきた,的な話。母,だよなあ,なんてこと想いながら,月の光の美しさにグッとくるのでありました。また読んでみたい方。
【最終回】吉谷やしよ「くろがねカチューシャ」
涙の後のMHTD。バイオレンスを忘れないのがこの方らしいなと思った。
【ゲスト】白波すい「私のぶっとんじゃってるお姉サマ」
亡き姉が転校生の体を借りて妹のもとへ押しかけて来た,的な話。話のテンポとキャラの崩れた表示が好き。こちらもまた読んでみたい方。

他の月刊漫画誌との位置づけが自分の中で整理できてない。一番近いのは電撃系の雑誌のように感じてるけど,それだけじゃないよなあとも思ったり。

「これ好き!」は,三嶋くるみ「ろりーた絶対王政」と,休載中のカザマアヤミ「なきむしステップ」。この両名はエールにも登場して欲しいなあといつも思ってる。最近の作品だと,卯花つかさ「天秤は花と遊ぶ」,TOBI「銘高祭!,むつきつとむ「いきなり☆ねこキック」も楽しみ。

すいーとポテトが選ぶ2008年の4コマ作品10×3 ― [3]この作品に出会えてよかった

2008年に初登場したor連載化された作品から10作品。例によって基本的に一作者最大一作品,各作品紹介文の第一段落はほぼ『四文甘書 第二号』の「4コマ漫画ナツ100」からのコピペ。

私の純粋な「これ好き!」です。趣味丸出しです。ほとんどの作品は万人にはお薦めしません。でも,私と趣味が近い人にはぜひ読んで欲しい,そんな作品です。

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来瀬ナオ「ゆきばら」

Webコミック連載。グリム童話から飛び出した二人娘「ゆきしろ」と「ばらべに」。「そろそろ近代化すべきよね」と,二人はパソコンを買いにいざ秋葉原へ? あふれ出るかしましさが楽しい作品。二人のメルヘンな可愛さはもちろん,セリフの語尾や背景の花・ハートが演出する女の子らしいテンションの高さが好き。

フレコミの読み切り「ぴりからハニーデイズ」で,その密着的でかしましきキャッキャウフフを見て虜に。「ぴりから~」以降は全く音沙汰がなかっただけに,今作はまさに待望の連載。

作者は他にも,コットンソフトの「四暗刻」に入れ替わりで登場中。また,この1月28日には,フレコミに新作読み切り「お茶会さくらいろ」が掲載予定。今後の活躍の広がりが楽しみでならない。

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大川マキナ「アリスのお茶会」

スクウェア・エニックス『ガンガンWING』連載。茶道に憧れる留学生・アリス。高校生になったから,いよいよ茶道部に入ります――。何よりもまず絵。柔らかな線とつぶらな瞳はそれだけで惹かれる。この瞳で笑顔を見せられたら,もう。茶道に対しては良心的。作法に戸惑うアリスにも部員たちは優しい。作者の茶道へのおおらかな愛を感じる。

上の「お茶会さくらいろ」と合わせて,ついに茶道4コマが来たよ! ……と思ってたら,WING最新号の柱には「最後のお茶会」なる文字が。連載どうなってしまうの……。今はただそれだけが心配。

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佐伯イチ「今日も待ちわびて」

スクウェア・エニックスのWebコミック『ガンガンONLINE』連載。金持ち一家の末っ子・森くん(10)に迫られる極貧ガテン系少女・茉さん(18)。親バカ母・椿さんに屈して嫁入りすることになりました。積極的な森くんと軽くいなす茉さんの掛け合いが和やかで楽しい。椿さんをまじえた嫁姑模様も,椿さんの親バカ駆動なコメディでとっつきやすい。

今作に限らず,ガンガンONLINEは4コマ漫画作品の充実ぶりが半端ない。マジ期待。

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やまぶき綾「Sweet Home」

芳文社『まんがタイムきらら』連載。朝,目覚めた伊織君の目の前には,押しかけ許嫁な幼なじみ・陽向さん。彼女の突然の来訪に困惑し,牽制をしかける伊織君の姉二人。そんな板挟みな日常。これぞ男子の本懐。細く柔らかい線でふんわり描かれる女の子たち,そして彼女らによって演出されるラブ甘な日常に脳が焼けつく。

「今のきらら系で一番楽しみにしてる作品は?」と聞かれたら,躊躇なくこの作品を答える。ふわふわに溺れる心地良さを味わいたければコレ。

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桜みさき「魔法少女☆皇れおん(仮)」

芳文社『まんがタイムきらら』連載。マッドサイエンティストの母に改造され,くしゃみをしただけで魔法少女に変身する能力を身につけてしまったれおん君。なよっとした外見,でも心は男の子,だから女の子の姿になると困っちゃうれおん君。いじる,同情する,告白する,変態認定する周囲の人々と一緒のコメディが楽しい。

4コマ作品にも増えてきた女装少年ものの中でも[1]外見は中性[2]内面は男性[3]無理矢理女装[4]男装と女装を往復,の四点セットで私のストライクど真ん中な作品。れおん君になりたいです。

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内村かなめ「限定彼女」

一迅社『まんが4コマKINGSぱれっとLite』連載。幼なじみの広音くんに告白したちまさん。実は両想いで嬉しい,と思ったら首筋をかぷり。実は広音くんは吸血種でした――。女の子的発想のいかがわしさが楽しい作品。「吸血」が持つエロティックなイメージが,二人の体の触れ合いや,乙女ちまさんのあけすけな妄想によってとことん加速される。

ぱれっと本誌連載の「もっと!委員長」(私の単行本1巻レビュー)や,REX連載終了の「オレとメイドと時々オカン」にも,同じ楽しさを感じてる。一線越える手前で悶々とするキャラたちを眺めるのが楽しい。

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櫻太助「毛玉日和」

一迅社『まんが4コマKINGSぱれっと』連載。ペット猫に憧れるもなかさん。学校帰りに,家の前に着物の野良猫耳少女・小豆を見つけ,彼女を飼うことになりましたが――。ころころキュートな絵とキャラ,そして背景の演出でもって描かれる騒がしさが楽しい。その一方で,ペットとの家族的な優しさも,さりげなく見せてくれる。

きららキャラット連載の前作「鳩町まめっこイグニッションズ」の連載が終了,単行本最終巻が出ることなく,同誌での次回作も無しと言われていた中で,他誌・ぱれっとで始まった新作。何よりまず,作品が読めるということが嬉しい。

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祥寺はるか「僕の彼女は同人腐女子」

一迅社『まんが4コマKINGSぱれっと』連載。オタク女子・雅さんと普通男子・拓くんのカップル。腐りっぷりで見せる腐女子作品が昨今多い中,この作品は雅さんの可愛さを徹底的に見せてくれる。笑顔や泣き顔の色っぽさ,そしてハートが飛び交う悪意のない雰囲気に,拓くんもツッコミを入れる気が失せて,暴走し続ける雅さんの姿が楽しい。

そもそもオタカップル作品が好きで,「はっぴー腐女子」シリーズと「おたケッコン」シリーズは欠かさず読んでいる私。カップルのラブ模様が多めな点に,「となりの801ちゃん」などとは違った楽しみがあると思っている。

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カワハラ「学園カラーズ」

デイリー4コマ連載。女子高生たちのキャピキャピ(死語)な日常。タイトル通り,色鮮やかに「女の子」を見せる作品。ギャルゲーチックにかしましい,とも言えようか。性格もそれぞれな赤・黄・青・緑のリボンの女の子たちが,三頭身モードで夏休みやカレシの話を騒がしくする様は,眺めているだけで楽しい。

一般向け・ファミリー向け作品が多いデイリー4コマの中で,最も萌え系に近い作品という印象。オンリーワンな存在として長く続いて欲しい作品。

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310「さんかくぱんち」

Webコミック連載。高校生たちの日常4コマ。何より女の子の可愛さに目が行く。天然,ツンツン,八重歯,ブラコン,変語尾な女の子の友情模様や恋模様は見ているとハグしたくなる。イチオシは変語尾の「まみの」。友達の想い人(実は勘違い)とデートし,後ろめたいけど切ない想いにぐるぐるする姿が胸キュン。

コミティア会場でまとめ同人誌に出会った時の衝撃は忘れない。同人誌は「よつばの。読書会」でも好評で,持ち込んだ身としても嬉しい限り。

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←[1]この作品の単行本1巻が好き!←[2]2009年はこの作品に注目!

すいーとポテトが選ぶ2008年の4コマ作品10×3 ― [2]2009年はこの作品に注目!

タイトルままの10作品。基本的に一作者最大一作品。各作品紹介文の第一段落は,ほぼ『四文甘書 第二号』の「4コマ漫画ナツ100」からのコピペです。

私の「これ好き!」と,2009年中に単行本発売まで漕ぎつけそう(あるいは既に2009年の単行本発売が決定している)かどうかを加味して作品を選んでます。

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仙石寛子「仙石流 御伽話」

芳文社『まんがホーム』連載。オムニバスで描かれる不思議なお話。人間に恋する青虫,新盆に帰ってきた大切な人,自分を飲んでもらいたい「お酒さん」――。それぞれの愛の距離,または覚悟,あるいは自己犠牲的な姿が,いわゆる「起承転結」を排除した4コマと消え入りそうに儚い線によって切なく描かれる。

作品のwhat+howで見れば,今の4コマ界では間違いなくオンリーワンな存在。同人活動で見せてきたこの作風が,商業誌ではどこまで見られるのかが気になるところ。『コミックエール!』で連載が終了した姉弟恋愛4コマ「赤くない糸」と合わせて,作品がひとつの本にまとまることを切実に希望する。

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橘紫夕「となりのなにげさん」

芳文社『まんがホーム』連載。日常の「困った」に颯爽と現れては解決してくれる,彼女の名前はなにげさん。ただただ彼女のキャラに魅かれる作品。どこからともなく道具を取り出し,予想の斜め上を行く方法で助け,得意げに去っていくなにげさんの姿が,シンプルな線と相まってくっきり刻まれる。

2008年の橘氏は,『ハムスペ』復刊にともなう「でかポメ」復活だけでなく,今作のようにファミリー4コマ誌での活躍が広がっていったのも印象深い。他のファミリー誌では,橘氏は竹書房『まんがくらぶ』にて虚弱女子高生4コマ「ひよわーるど」を連載している。

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ふかさくえみ「ちまさんちの小箱」

芳文社『まんがホーム』連載。小物屋「ちまさんち」を営むちまさんと,そこに集う小物好き少年少女たちの日常。非現実的存在と閉じだ空間が小物屋の中をファンタジックに演出し,ムズムズ落ち着かないのに心地良い雰囲気を出している。キャラたちが狭いコマの中で見せる大きな「動き」も特筆。

マルラボライフ」から入った人間としては,今後もファンタジックな雰囲気と「動き」をどう見せてくれるのかが気になるところ。また,電子コミック方面でも,ワンコミ連載の「よもぎ町パンタグラフ」が楽しみ。

――

田川ちょこ「ひかるファンファーレ」

芳文社『まんがタイムジャンボ』連載。トランペットに憧れて吹奏楽部に入った少女・ひかる。しかし彼女に与えられた楽器はチューバだった――。チューバの大きさに苦労するひかるの姿がおバカで,しかし徐々にチューバ愛に目覚める姿が良心的。合宿やコンクールといった学生的要素も混ぜ,吹奏楽部の日常を楽しく見せてくれる。

単行本1巻が3月7日に発売。直近3か月では,私の中で最大の期待作品。

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荻野眞弓「白衣とリボン」

芳文社『まんがタイムジャンボ』連載。白衣&メガネの理系男子・モリソバくんと,白衣フェチ&メガネフェチでロリータなゆりちゃんが,交差点でぶつかって恋に落ちて――。愛にバイアスがあるけれど,ゆりちゃんは理系男子の女神様。理系の苦労を受け止めてくれて,しかも「僕」だけのことを好きでいてくれる。至極のラブ甘。

別作品,腰かけ35歳OL4コマ「たまのこしかけ」は,単行本1巻が2月7日に発売。今作も早く単行本化されないかなあ。

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ワカマツアツト「ひとみとコットン」

芳文社『まんがタイムファミリー』連載。ひとみさんには最近気になる人がいます。その人は……ニワトリの着ぐるみの人? 太く丸い線でひとみさんの可愛らしさを見せつつ,おバカかつコミカルに演出される盲目的な恋模様が楽しい。決して素顔を見せない着ぐるみさんは,謎が深まるごとにキャラが加速する。

竹書房誌での「カエルと若奥様」のデビュー以来,ずっと追い続けている方。最近は竹書房誌では描かなくなったけど,芳文社誌では着実に活躍の場を広げている。今後も楽しみ。

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オザキミカ「日めくり恋模様」

芳文社『まんがタイムスペシャル』連載。惚れっぽい高校生男子・若狭くんの惚れてはフラれる日常。軽い,けど惚れたら全力,それゆえフラれ姿が滑稽な若狭くん。彼のそんなおバカさを,4コマ何本にも渡って徹底的に見せて楽しませてくれる。今後は彼の友人・乃子さんと一直くんの恋模様も気になるところ。

前作「だてまき。」が単行本2巻を待たずに終わってしまったので,今度の作品は大事にされて欲しい。また,最近のオザキ氏はケータイコミック方面も気になるところ。

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東屋めめ「リコーダーとランドセル」

竹書房『まんがくらぶオリジナル』連載。背が高い小学生の弟と,背が低い高校生の姉,そんな二人の日常。外見と内面のギャップによる誤解でもって姉弟のキャラ見せてくれる作品。特に弟くんは,同級生と一緒にいるだけで不審者扱いされたり,その一方で大人のおねーさんを惑わせたりと,上から下まで幅広い絡みが楽しい。

単行本1巻が3月27日に発売

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野広実由「うちの姉様」

野広実由『うちの姉様(1)』

竹書房『まんがくらぶオリジナル』連載。鈴音お姉ちゃんは僕たち兄妹の自慢。カッコいいし頭もいい。だけど時々変なんです――。鈴音の天才肌・マイペースゆえの意味不明な行動に振り回される兄妹で楽しませてくれる。平気でパンツを見せる姿にも,連載誌を考えると「これが新しいスタイルの女性なのか!」と深読みしたくなる。

単行本1巻が1月27日に発売。

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碓井尻尾「店長の憂鬱」

竹書房『まんがライフオリジナル』連載。回転寿司屋の店長・店員たち・客たちの風景。タイトル通り,テンション低めな店長と,暴走する店員たちとの絡みが面白い。演出もダウナー。感嘆符無き店長の叫びからは,ウンザリさと投げっぱなし加減を感じる。ここに店長と客の絡みが箸休めとなり,やる気の無い店内が可笑しく続いていく。

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←[1]この作品の単行本1巻が好き![3]この作品に出会えてよかった→

すいーとポテトが選ぶ2008年の4コマ作品10×3 ― [1]この作品の単行本1巻が好き!

2008年に単行本1巻が発売された作品から選出。基本的に一作者最大一作品。各作品紹介文の第一段落は,ほぼ『四文甘書 第二号』の「4コマ漫画ナツ100」からのコピペです。

「これ好き!」主張と「雑誌派だけどちゃんと単行本も読んでるんだよ!」主張を兼ねて。

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佐野妙「Smileすいーつ」

佐野妙『Smileすいーつ(1)』

芳文社『まんがタイムファミリー』連載。仲良し姉妹・塔子さんと果歩さんの日常。太く丸い線によってふんわり健康的に描かれる姉妹が可愛らしく,会話とスキンシップでもって描かれる彼女たちの仲良さが微笑ましい。脇を固める「牙」を抜かれた男性陣は,この柔らかな雰囲気を壊すことなく,確かなアクセントでもって支えている。

連載当初から追いかけ続けてきた作品なので,単行本化はとても嬉しい。詳しいレビューはこちらから。

佐野作品では「森田さんは無口」も好き。無口ゆえにコミュニケーションに悶々する森田さんが,時に無口さゆえに誤解されちゃったり,でも友人たちは彼女の無口さを理解して温かく接してたり,そんな雰囲気が。

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北条晶「はっぴぃママレード。」

北条晶『はっぴぃママレード。(1)』

芳文社『まんがタイムファミリー』『まんがタイムスペシャル』連載。母・さなえ,36歳。病弱で高校に行けなかった彼女の願いが叶い,この度息子と同じ高校に通うことになりました――。年不相応の元気さ,年相応の倹約ぶり。母親らしくない魅惑,母親らしい優しさ。入れ替わり見せるさなえさんはドキドキで温かい。健康的なキャラ絵も,その魅力を引き出している。

単行本2巻は3月7日に発売予定

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宮原るり「恋愛ラボ」

宮原るり『恋愛ラボ(1)』

芳文社『まんがホーム』『コミックエール!』連載。お嬢様学校に通うワイルドな少女・リコ。何の因果か,彼女は恋に恋する生徒会長・マキの恋愛指南をすることに――。キャラの力関係のバランスに尽きる。変人ひしめく生徒会室の中で,誰に偏ることもなく漫才的やりとりが延々と続いて行く様が楽しい。エール掲載分は男性陣との絡みが新鮮。

単行本は現在2巻まで発売中。先日はサイン会も開催。

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吉田美紀子「えんれんCafe」

吉田美紀子『えんれんCafe(1)』

芳文社『まんがタイムスペシャル』連載。ラブラブカップルの大ちゃんと恭子さん。しかし大ちゃんが転勤になり,二人は離ればなれに。切なく苦しい遠距離恋愛が始まる――。逢えない二人の不安をコメディで見せる楽しさ。大ちゃんは何通のメールを送らされるのだろう。所々で恋敵にも揺るがぬ二人の愛を見せてくれる優しさもいい。

家庭的主夫を描いた「メルヘン父さん」も好き。「非『欠点系』」の吉田作品は安心して読める。

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中島沙帆子「シュレディンガーの妻は元気か」

中島沙帆子『シュレディンガーの妻は元気か(1)』

竹書房『まんがくらぶオリジナル』連載。文系妻と理系旦那の日常。内容はほとんど作者の実録とのこと。この旦那,まさに理系の極北。感情を排除し理詰めで行われる決断。定義と前提と定量的評価に重きを置いた会話。世に理系男子数あれど,ここまで無機質なキャラは珍しい。それゆえに明確に表れる夫婦のギャップが楽しい。

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柚月もなか「カフェらった!」

柚月もなか『カフェらった!(1)』

芳文社『まんがタイムラブリー』連載。メイド喫茶で働く女の子たちの日常。健気な貧乏娘の春那と,お金持ち狙いのユーリを中心に,等身大,あるいはぶっちゃけに描かれる女の子たちが面白い。メイドさんたちに夢を持ち過ぎちゃダメだよ! 絵柄は少女漫画チック。可愛い女性陣だけでなくカッコいい男性陣にも注目。

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矢直ちなみ「乙姫各駅散歩」

矢直ちなみ『乙姫各駅散歩(1)』

芳文社『まんがタイムラブリー』連載。海から現れた龍宮の乙姫様。浦島太郎の子孫・江太と出逢った彼女は,彼の家に居候することになったが――。陸上のことを何でも知りたがる乙姫と,それを見守る江太は,さながら子と母のよう。平和な日常とキャラたちの元気さを,線目・点目に至るまで喜怒哀楽の表情豊かに見せてくれる。

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玉岡かがり「ダブルナイト」

玉岡かがり『ダブルナイト(1)』

芳文社『まんがタイムきらら』連載。歩道橋で女の子を助けた稲穂さん。その子は引越先の隣人・ユキちゃんと分かったけど,彼女が実は男の子だったことも知ってしまい――。性別と性格が正反対な二人がつかず離れずで好き合う姿が微笑ましい,というのは建前で,ユキちゃんかわいいよユキちゃん。キュートなキャラ絵が強すぎる。

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みなづき忍「総天然色乙女組」

みなづき忍『総天然色乙女組(1)』

メディアファクトリー『コミックアライブ』連載。おバカな朱音,プリンスな青伊,腹黒美人な翠のかしましき高校生活。頭身を変えて,端正に,時にコミカルに三人娘それぞれのキャラを見せつつ,最後は朱音のキャラに収束していく。その天真爛漫な姿は実にキュートで楽しい。変わり者の男子たちも加わって,騒がしい日常はさらに騒がしく。

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遠山えま「イチ・らぶ・キュウ」

遠山えま『イチ・らぶ・キュウ(1)』

アスキー・メディアワークス『電撃「マ)王』連載。男女比が1対9になっちゃった日本。そうとは知らずに島から東京に出てきたタクマくん。待っていたのはハーレムではなく女の子に虐げられる日々だった――。女の子たちが時に見せる優しさと素の姿に胸キュン。いじめ関係に見えても安心して読めるのは,男女とも奥底の優しさを見せてくれるからだよなあ。

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[2]2009年はこの作品に注目!→[3]この作品に出会えてよかった→

2008年の4コマ動向まとめ ―映像化・雑誌・Webの観点から―

映像化

TVアニメでは,4月に「うちの3姉妹」が,7月に「ひだまりスケッチ×365」が放送開始。「となりの801ちゃん」は7月に「2009年にアニメ化決定」の→8月に中止決定という怒涛の展開。また,OVAでは,9月に「らき☆すた」が発売。

2009年のTVアニメは,1月に「ヘタリア」,春に「けいおん!」が予定。また,OVAでは,春に「ゆるめいつ」が予定。さらに,メディアも時期も未定だが,「GA」のアニメ化も決定している。

(年が明けてから告知された情報も含めると,「かなめも」のアニメ化も決定。また,「ヘタリア」はキッズステーションでの放送が中止となり,「モバイルアニメイト」と「アニメイトTV」での配信のみとなった。)

竹書房はFlashアニメに精力的。2月には「ポヨポヨ観察日記」「クロジとマーブル」を公開,8月には「がんばれ!メメ子ちゃん」DVDを雑誌に付録。デイリー4コマ側も,2月に「さかな&ねこ」をニコニコ動画にアップ

また,竹書房は外部の映像コンテンツとの連携を強化。「いぬ会社」「ネコナデ」のコミカライズを『まんがくらぶ』にて行った。(「いぬ会社」はFlashアニメ(その1その2)にもなった)。2009年1月には「幼獣マメシバ」のコミカライズが『まんがくらぶオリジナル』3月号にて開始予定。こちらは1月からTVドラマが放送開始,初夏には映画化予定。

猫ラーメン」は多方面に展開。11月にアニメ漫才のTV放送が始まり,さらに実写映画化。2009年2月にはアニメDVD第二弾『猫ラーメン ~俺の醤油味~』が発売予定(Yahoo!動画にて先行配信中)。

雑誌

創刊・休刊の話題では:

の四点が印象深かった。他にも実話誌がいくつかリニューアルされたようだけど追い切れていない。

表紙交代については,少なくとも竹書房『まんがくらぶ』で,5月号までたかの宗美「有閑みわさん」→6月号から神仙寺瑛「天使の事情」となっている。

Web

竹書房は大きくふたつ。ひとつは前年から続いている「livedoor デイリー4コマ」との連携。今年は合同新人賞「Y-1グランプリ」の第1回グランプリが選考され,5月にはその授賞式が開催された(私のレポートはこちら)。

もうひとつは電子書籍サイト「Renta!」との連携。12月2日から竹書房の過去の単行本作品の配信が始まっており(プレスリリース),特集ページも開設されている。今後も配信作品は増えていく模様。作品数だけで見れば,既にRenta!の方が本家ケータイサイト「携帯竹書房書店」よりも充実している。

芳文社は10月に「まんがタイムWeb」をリニューアルし,豊富ながら目立たなかったWebコミックを前面に押し出すようなサイトデザインとしている。同サイトでは11月から「フレッシュ!4コマギャラリー」を開設し,新人の露出も増やし始めている。また,今年1月に入ってからは,漫画復刊サイト「コミックパーク」と連携し,オンデマンドコミックス「まんがタイムカプセル」の購入受付を特設ページにて始めている。

双葉社は「ケータイまんがタウン」が継続中ということ以外には大きなニュースはなかったように思う。

その他で注目すべきは,スクウェア・エニックスが10月に開設した「ガンガンONLINE」だろう。開設当初から漫画連載全9作品中6作品が4コマ作品という充実ぶりに加えて,4コマ新人賞「FOUR」も設置。力の入れようがうかがえる。

2008年末~2009年始

[2008年12月27日] 『ちょこっとヒメ(5)』複数買い[2008年12月末日] きらら湯のみ7種[2008年12月末日] 『別冊ぷちエール!』[2009年1月10日] 宮原るり先生サイン会
  • 気がついたら明けてました。
  • 冬コミでお会いした皆様,ありがとうございました。たまにテンパってたりきょどってたりでごめんなさい。
  • 年末の散財祭りはコンプリートしました。[写真1枚目]
  • 名古屋のとらのあなでも「きらら湯のみ」は切れてました。最終成果は7/8(あっちこっちが無い)。惜しすぎる。[写真2枚目]
  • 猫鍋年賀状が届きました。ありがとうございました。
  • 『ぷちエール!』も届きました。ありがとうございました。[写真3枚目]
  • でも『ちぇりずむ』は届いてません。既に当選報告があちこちでアップされてるので,私は外れたようです。
  • 年明け10日は宮原るり先生のサイン会に行ってきました。迷った果てに妹キャラのスズ。[写真4枚目]
  • 今後の更新は,2008年のまとめ(雑誌・アニメ・Web辺り),2008年4コマ作品私選10×3,昨年のフォワード・MOMO……という感じで再開していこうと思います。
  • 今年もよろしくお願いします。
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