2008年07月の記事

イースト・プレス『ハムスペ』2008年9月号

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【新連載】まつやま登「ハム高生」
私がこの方を見るのは,今は亡き『COMICぎゅっと!』の「ぼなぺてぃ!」以来。人語を解するハムスターの学校にやってきた人間の先生の話。一言で言えばとっとこ的楽しさ。つまりは個々に模様と名前を持ったハムスターたちのハムスターキャラを眺める心地よさ。順応性高くてしかもキュートな先生も魅力的。今後も楽しみ。
【新連載】魔神ぐり子「漫画家と猫がまあまあ仲良く暮らすマンガ」
次号にも名前があるので新連載らしい。ワガママ猫と鬼飼い主=作者のドタバタ日常。牙剥き出しで「なんだこんな健康食!! しゃらくせえ!!」「食えって言ってんだ このメス猫が!!」と吐き出す作者に,この方のエッセイ漫画らしいなあと思う。真っ白原稿でダメ漫画家アピールも忘れない。というわけで猫よりも作者の面白さを読む漫画だと思いました。内村かなめ「羽毛100%」も同様に読んでます。
マユラ「お母さんは水の中」
おっさんひよこの過去。同人誌版にも同じエピソードがあってマジ泣きした覚えがあるんだけど,今回の話でそれが思い出されてじんわりくるわあ……。そしておっさんひよこの「ウソじゃあ〜」の一言で世界を笑いの日常に戻してくれるところに救いがあると思うのです。

芳文社『まんがタイムスペシャル』2008年9月号

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【連載再開】荻野眞弓「たまのこしかけ」
僕らのたまこさんが帰ってきた! 復活しょっぱなから鉄分豊富なたまこさんの姿が楽しい。モテたいけど努力はあまりしたくないたまこさんが趣味一筋な彼女らしいなあと思うわけです。
吉田美紀子「えんれんCafe」
大ちゃんと恭子さんが久々の再開。周囲の迷惑顧みず大ちゃんだけ見てる恭子さんの面白さよ。アパートでの二人はラブラブで幸せすぎる。そして遠恋延長のお知らせ……。
【ゲスト】オザキミカ「日めくり恋模様」
先月号に続き。惚れっぽのゆえ君が今回惚れた相手は女性保育士さん。そして菜子さんも男性保育士さんに惚れて。恋する二人の滑稽な姿を,ゆえ君の妹・乃子が演出してくれる。またこの子が年不相応に大人びてて,にくいキャラなわけです。で,この結末,傷を共にした男女は恋に落ちるフラグと見ていいですよね! またの登場を期待。

芳文社『まんがタイムコレクション おーはしるいコレクション』

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おーはしるい「夫婦な生活」「ふー are you!」「Welcome!つぼみ園」を中心とした再録増刊号。「夫婦な生活」は描き下ろしあり。併載陣は,師走冬子,テンヤ,神戸ゆう。

おーはしるい「夫婦な生活」
この作品はマンネリだからこそいい作品だなあと思うわけです。幸せ定常状態。いつまでも読んでいける。

次号はむんこコレクション。9月20日発売。

芳文社『まんがタイムきららMAX』2008年9月号

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【新連載】阿倍野ちゃこ「天国の本屋さん〜路地裏幻草子〜」
ショート。古びた古書店を営む青年と少女。この世に想いを残したものが本を辿り,今日もこの店にやってくる――,というお話でいいのかな。閉鎖的な世界とペダンティックなセリフには電撃臭を感じずにはいられないけど,明治〜大正を感じさせる古びた和の雰囲気はいいなあ。好きになれるかどうかは今後のお話次第かな。
桜みさき「魔法少女☆皇れおん(仮)」
れおんきゅんとささめさん,商店街へ。可愛さゆえにチヤホヤされるれおんきゅんは役特だね! 井戸端おばさま方に茶化される二人(主にささめさん),この展開はベタだけど嫌いじゃないぜ……。
【集中連載(2/3)】須田さぎり「きゅんきゅんきゅん」
先月号から舞台を変えて。名無しの少年涙目。今回は動物好きの少女・だりあさんがゆんゆんに出会う→「どきゅうううん」→(中略)→ストーカー化。つまり電波meets変態。この方のセリフの飛躍をもっと心地よく感じられるアンテナがあればなあといつも思う。
玉岡かがり「ぼくの生徒はヴァンパイア」
メイベルさんがブラムのベッドの中→夢の中へ。「エロい事はしちゃだめですよ?」シェリダに釘さされた! ピンクほっぺなブラムがラブリー……はっ!

竹書房『まんがくらぶオリジナル』2008年9月号

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付録にサイン入り「メメ子特製色紙コースター」。価格は400円と通常+50円。価格が高いのって紙が高くなったせいじゃなくて付録のせいよね? 次号は「メメ子ちゃんフラッシュアニメDVD」が付録だからか500円ですよ。

野広実由「うちの姉様」
手ブラだよお姉ちゃん! こういうシーンを見るとこの作品がこの雑誌に載っていることが不思議でならない。お姉ちゃんはある種理想の女性像と解釈できるのかしら。あ,俺はお姉ちゃんが兄妹とキャッキャしてくれればそれで。
【新連載】山野りんりん「ヒジキのお仕事」
数度のゲスト掲載を経て新連載。猫好き漫画家とその飼い猫・ボス猫ヒジキとその他大勢の日常。猫の心人知らず&人の心猫知らずを基本に,双方の滑稽さを見せてくれる作品。
【ゲスト】ころねぱん「つとむくんと太郎くん」
ライフ9月号に続きゲスト。スク水の一本がツボった。3コマ目と4コマ目の落差と言ったら。さて,この「一本の破壊力」をどこまで長く見せてくれるか。howは固まっているように感じるのでwhatを変えてくるのかなーとか。
小笠原朋子「ゆなさなニッキ」
プール。メガネを外した太田君にキュンとしました。あれ,おかしいな俺……。
【新人企画】新人4コマサバイバル 第3回
やっぱりすえますあい「もちうさぎ」。「ω」口ウサギさんが俺を誘惑してくる……! 長崎ライチ「そそうえくん」は少年誌的だなあと思った。

次号から伊藤黒介「ベルとふたりで」が新連載。「第1回Y-1グランプリ」グランプリ受賞作品。また,神堂あらし氏がゲスト。前者は既にデイリー4コマで連載されているので,初登場の後者の方が気になる。

芳文社『まんがタイムファミリー』2008年9月号

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佐野妙「Smileすいーつ」
飯田君が塔子さんともメールしていたと聞いて。三人の関係が密結合になって仲良し演出が加速してきた。
逸架ぱずる「がんばろ・まい!」
麻衣さんの友達・野並さんがやってきた。桜通線ですね,分かります。文字で見るとむずかゆい名古屋弁。声に出して読みたい名古屋弁。
【最終回】たかまつやよい「ペットショップライム」
あれ? そんな予兆ありましたっけ? なつきは店長に,センパイはオーナーに,二人には子供が,で,日常ハッピーエンド。
【最終回】野広実由「パティシエール!」
卒業旅行。そして1年後。姐さんがついに夏井先生のものに! ああもうもっと馴れ初め描写してよ! 次号から社会人編が開始。

竹書房『まんがライフ』2008年9月号

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【ゲスト】もりしげ「スイーツ16」
モテたい16歳女子ズ。5本目に「ドージンワーク」と同じ匂いを感じた。
【ゲスト】ころねぱん「つとむくんと太郎くん」
「第1回Y-1グランプリ」佳作受賞作品が登場。「デイリー4コマ」でも連載中。おバカコンビ・つとむくんと太郎くんのシュールな日常。この作品の売りは「一本の破壊力」だと思うけど,Webから紙に媒体が変わってもその特徴は顕在。1コマずつ読み進めるデイリー4コマは,前のコマも後ろのコマも同時には見えず,現在のコマしか見えないという制約がある。デイリー4コマではその制約を生かした4コマ目の見せが特徴的だった(「あたまの。」とか)けど,今回はその味を残しつつ紙に最適化されている感じ。……いや,もともと紙に載っても面白さを損なわないポテンシャルがある作品なのかも。

芳文社『コミックエール!』VOL.7

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『別冊ぷちエール!』は単行本抽プレで,しかも300名ですか……。全プレとかイベント売りとか通販とかやってくれないかなあ……。

【新連載】しんやそうきち「凛 -COCORO NAVI Another View-」
原作未プレイ。アバターを使ってネットを楽しむ未来の世界で,ヒッキー少女・凛がネットの世界に入っちゃった? 的な話。しんや氏はぱれっとでの侵略やちゅうにのハイテンションなイメージが強かったんだけど,フタを開ければ普通に落ち着いた作品に。でも傍から見れば電撃っぽく思わなくもない。ここからどう作品の少女性を見せてくれるかな。
山田J太「ぎふと」
お祭り娘と料理小僧。回想シーンの垂直コマ割りがうまく言語化できないけどぐっと来た。この方の作品は技法的な部分に興味がある。
宮原るり「恋愛ラボ」
扉のニヤニヤするリコきめぇw 男の子がメインで絡んでくるだけでまた違った生き生き差を見せてくれちゃって。ホームでも登場しないかなーと思いつつあちらはあちらでかしまし生徒会劇を見せてくれるのがいいんだよと思ったので双方このまま進んで欲しかったり。
【ゲスト】結桐たかし「それは初恋のように」
前号とは別作品でゲスト。ページ数は8→20と大幅増。幼なじみ同士の「これは恋?」的な話。フォワード的な絵と「さらっと読めて後に残らない」ストーリーと言えば良いのか←褒めてるのかけなしてるのか分からねえ。でも読んでる最中にある種の爽やかさがあるのは確か。
【ゲスト】小川ひだり「海のもくずになりませんっ!」
VOL.4以来のゲスト。失恋少女と人魚少女。「人魚」は「悲恋」の記号だと思ってます。20ページに渡るフッて追われて仲直り劇なんだけど,ちょっとこれ詰め込みすぎやしませんか? 前にもたむら純子「ひかりコンフュージョン」が詰め込まれすぎて追いつけなかったのと似た感覚。女の子キャラはキラキラ瞳とむっちりお肌で実に健康的で魅力的だと思うだけに,お話がこうだと残念……。前後編とかでじっくり読みたかった。

次号から須田さぎり「プチ・シェバト〜賢者の休日〜」新連載。今は亡き『COMICぎゅっと!』連載作品が復活。9月27日発売の短編集単行本『ラブイーブン』には「賢者の休日」ぎゅっと掲載分全3話が収録されるとのこと。

【NFK定例報告】『ドラマCD ちょこっとヒメ』複数買い報告

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発売からもうすぐ1か月が経とうとしていますが。

『ドラマCD ちょこっとヒメ』3枚

ドラマCD ちょこっとヒメ』初回版買いました。3枚。店ごとに特典が違うなら可能な限り全部買うのがNFK会員の勤めだよ!

初回版は特典「スペシャルコンテンツ収録CD-ROM」付き。ジャケ絵,裏ジャケ絵&ソーニャ,ポスター絵の「壁紙」,お疲れ様会的な「キャストコメント」,本編と同時再生で別の楽しみな鳴き声トラック「猫パッチ」が収録されています。

『ドラマCD ちょこっとヒメ』特典ポストカード&クリアファイル

ショップ特典,とらのあなの特典はポスター絵のポストカード,アニメイトの特典はジャケット絵のクリアファイル。

『ドラマCD ちょこっとヒメ』特典ポスター

そしてマリン通販の特典はポスター。何よりこれが欲しかった! あまりに嬉しかったのでカバーに入れて部屋の壁に貼ってみたよ!

さてさてドラマCD版「ちょこっとヒメ」,以前にスクエニ4コマ×3作品フェアのプレゼントCD(I'll be dis-ABSOLUTERさん参照)にも収録されておりましたが,この度単独で発売。声が3匹だけの前回と比べ,今回は飼い主キャラにも声がついたり,ドラマCDオリジナルキャラが登場したりと,さすがに本格的。

ドラマCDオリジナルキャラは「ソーニャ」。この子,どんな子かと言うと,ジャケットに収録されている描き下ろし4コマには――

『ドラマCD ちょこっとヒメ』ちょこっと4コマより

「ソーニャ何だか発情してきちゃった…」

発情だなんて! 何てエロい子! おとなのみりょく!

さて,続きではソーニャの正体を含め,今回のドラマCDの感想を。ネタバレ注意。

芳文社『まんがタイムラブリー』2008年8月号

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創刊15周年号。

【ゲスト】板倉梓「わすれもの」
ショート。「わすれものはなに?」という古い絵本を大切にする少女。彼女は生まれ故郷の街に帰り,その景色を懐かしむが,どうしても思い出せない「大きな木」。「何か大切なこと 忘れてる…?」 コミティアで出してる同人誌も読んだことがあるんだけど,描かれる日常の中に暗い影を落とす,という話の作りが,なぜかこの方らしいと思ってしまった。
【ゲスト】三好ハツミ「ふたりぐらし」
ジャンボではそれほどでもないけどラブリーでは久しぶり。身長差従妹同士。友達を加えて三人寄ってるだけじゃなく,世界が三人に閉じていてキャッキャしているさまがかしましい。サクちゃんの子供っぽさがその原動力だと思うわけです。
【ゲスト】神田うらら「らくごのムスメ」
前のNHK朝の連ドラ「ちりとてちん」も女流落語家を扱った作品だったことを思い出した。夢枕人しょー「ふぁみにゅ?」に続くドラマ後追いのサンプル。繰り返しになるけどパクリうんぬんではなくマーケティングの妙味を述べたいわけです。頭身が低いキャラは実はラブリーに合ってるんじゃないか節も提唱したい。
【ゲスト】あいかわ笑「おばけのガッコー。」
結構久しぶりな気がするけど気がするだけかもしれない。妖怪たちの学校に転校してきた人間の少年。今回はキャラ見せというより日常の風景かな。その中でも雪女の吹雪先生は嫌味と怒りで吹雪を起こすさまを見せてくれる。D1連載時のように,こういう妖怪らしさを生かしたキャラ見せが,私なんかは読みたかったりする。
【新人企画】第12回 D1読者選考グランプリ
ジャンボ8月号に続き。やっぱり多谷まき子「病は気のせい?」かなあ。坂巻さとみ氏の絵はどこかみつとめ里美氏に似てなくもないと思わなくもない。

竹書房『まんがライフオリジナル』2008年8月号

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【ゲスト】矢直ちなみ「ふたごもんじゃ」
香乃子と奈乃子は瓜二つな仲よし小学生双子姉妹。ヘアゴムが二人を見分ける目印だよ。二人の子供っぽさを見せつつ,やはりこの方のキャラは表情が豊かだなあと思う。つかみはOK。また読みたい。
小笠原朋子「おいしい日曜日♥」
生き地獄な先生。「嘘だ」のひとことはさらりと出てるけど,これは「お兄ちゃん」と「『さみしい』」のふたつに掛る含みのある言葉だと私は読んだ。最後の一本でチラ見せされたメガネの少女は……作者じゃね?

芳文社『まんがタイムきらら』2008年8月号

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湖西晶「かみさまのいうとおり!」
一本目は三度読んで理解した。素敵な言葉遊び。
【ゲスト】リサリサ「PONG PONG PONG!」
路地裏で見つけた稲荷の祠。通りがかった少年・浅子くんが「モテ男になるッ」と願うと,現れたのは……狸耳と狸尻尾の巫女っ娘? 犬猫狐っ娘な萌え4コマはあれど狸はありそうでなかった。神様チックな「狸子」のキャラに古風な言葉がよく似合う。狸子のキャラ見せと,浅子くん・「真由」さんの最初のステップを,テンポ良いギャグで見せてくれる。これは期待しちゃう。次号もゲスト。
【ゲスト】やまぶき綾「SweetHome」
先々月号先月号に続き。目隠ししてれば男の子な伊織くんでも平気かも? な陽向さん。葉澄さんとはふんわりぽにゃん,伊織くんとはドキドキドスドスな触れ合いを見せてくれちゃって。陽向さんの「女の子」なキャラにはやられっぱなしです。次号には名前がないけど,連載になって欲しい。
【ゲスト】夜愁とーや「らぶ、はじめました。」
校内で噂の「恋部(らぶ)はじめました同好会」。ここに一人の少女が恋愛相談にやってきた――。好きな人にパンチを出しちゃうというキャラ(=what)が先の陽向さんと被ってるじゃん何て言うことなかれ,ギャグのテンポ(=how)が違えば生み出されるおかしみもまた違ってくるというもの。ネームの量・運び方といいハイテンションなドタバタ劇といい,どこかガンガン的だなあと思う。作者サイトの「COMIC」を見るに,ラブコメ漫画が得意な方と見た。今度は別のラブコメ作品を読んでみたい。
桑原ひひひ「きつねさんに化かされたい!」
先月号に引き続き凪君浮気疑惑。ついにあんずが来ちゃった。凪君が大事でも,メガネへのこだわりの最後の一線だけは譲らない,そんな姿がどうしようもなく滑稽で。あんずはこれまで好き勝手やってきたキャラなだけに,ここでしっぺ返しを受ける展開は一種爽快。

芳文社『まんがタイム』2008年8月号

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巻頭に8月7日発売の単行本を記念したとりかえっこ4コマ。森ゆきなつ氏が描く「アシスタント!!」と,かがみふみを氏が描く「タマさん」。小倉先生が浄化されすぎてて吹いた。

森ゆきなつ「タマさん」
過去編。愛の巣へやってきた二人と一匹。先生のテクにメロメロのタマさんのいかがわしさと言ったら。もう先生&タマさんで愛を育んじゃえばいいと思うよ! そして本編が終わって無防備なところにタマ殿はマジ卑怯。
重野なおき「たびびと」
最終章「追跡編」スタート。冒険家・マチルダの手がかりを探す途中で訪れた「魔女」・クランベリーの家には,記憶を無くした謎の少女が――。予告なく新薬をお茶に差し出すクランベリーさんが,そのいかにも怪しげな外見とあいまっていいキャラしてるなあ。この作品は新しい展開になる度に新しいタイプのキャラが登場して新しい厄介事に巻き込まれるもんだから新鮮にワクワクしてしまう。
【ゲスト】雨本圭「空色コイン」
第2回まんがタイム新人4コマまんが大賞」大賞受賞作家が登場。祖父からもらった100円玉を好きなあの子に手渡した少年時代のあの日。15年経って祖父が亡くなり,故郷に帰ってきた少年は――。全体のストーリーにうまく乗り切れなかった。4コマ間に話の切れ目が合ったりなかったりでテンポがつかめなかったせいだと思ってる。普通のコマ割りだったら読めたかもしれない。
【新人】さなほ「正しいきょうだい愛〜矢上家の場合〜」
新人大賞月刊賞。小さいお姉ちゃんと大きい弟。年齢と身長が逆転している男女関係が好物な私がおいしく頂きました。くらオリの東屋めめ「リコーダーとランドセル」が弟くんの外見・内面のギャップで見せてくれるのに対して,こちらはお姉ちゃんのキャラで見せてくれている。そんなお姉ちゃんの表情がコミカルで楽しい。また読みたい。

双葉社『まんがタウン』2008年8月号

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富永ゆかり「天下無双!恋メガネ」
大沢さんと白百合さんのイチャイチャが多いよ!(イチャイチャ言うな) 白百合さんのお嬢様らしい非常識さで見せてくれる。笑顔もチャーミングだなあ。最後の一本,ハードボイルドなタクシーの運ちゃんなら夜更けの海岸まで車を走らせて「あなたの目の前に」とか何とか言っちゃうんだよきっと。
ÖYSTER「光の大社員」
情報化社会に揺れる忍者係長の二本がツボった。時代錯誤なキャラなのに思いっきり時代に流されているという滑稽さ。
【新連載】たかまつやよい「龍天寺夫妻の生活」
龍天寺夫妻は50歳教授と20歳元・教え子の年の差夫妻。ダンディな一郎さんと良妻な優子さん,それぞれを見せてくれる一話。何て事無い日常だけど幸せな日常。いいなあ。
たかはしみき「ふぅわり花便り おはなちゃん」
サボテンのサボンちゃんがやってきた。無表情でいきなりトゲとか出しちゃうよ! そのいでたちにサボテンダーを思い出した。お花を咲かせる姿がキュート。次号から休載。

芳文社『まんがタイムジャンボ』2008年8月号

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【新連載】後藤羽矢子「コミカプ」
数度のゲスト掲載を経て連載化。男性萌え漫画家・チーちゃんと,その幼なじみでアシスタントのういちゃん。さっそくチーちゃんの作品がアニメ化されますよと。ういちゃんからチーちゃんへの片想いが描かれるのかな。作中作「ラブリースレイブ」はお話にどう効いてくるのかな。ともかく,ちょいエロ要素とか女の子の心理描写とかがまさに後藤氏の作品だなあと。
荻野眞弓「白衣とリボン」
運転免許取得に勤しむモリソバくん。鬼女教官にゾクゾク。ついに目覚めちゃったのか……! 「いつでもドライブに行けたんだよー」 そうじゃないんだよ女の子を助手席に乗せてドライブするのが男の子の夢なんだよ分かってゆりちゃん!
【ゲスト】ゴンドウケンジ「ショートショコラ」
数号前からゲスト掲載中。恋したいお年頃な女の子の日常。一本目からスーツリーマンに欲情するOLさんですよ。その後も続く女の子たちの性的にぶっちゃけな日常。ジャンボでここまであけすけな作品をやってくれるなんてすげえぜ!
【最終回】野広実由「パティシエール!」
まさこ姐さんたちがついに卒業。決めるところで決めてくれちゃって。次号からは社会人編がスタート。予告にある黒髪ツインテールな娘が気になる。
【新人企画】第12回 D1読選グランプリ」
坂巻さとみ「HAPPY☆HOME」は小さなリゾートホテル一家。3本ではキャラがつかめなかった。本数多いと読めそう。多谷まき子「病は気のせい?」は体が弱いOLさん。相方のOLさんとの掛け合いがいいなあ。これ俺好き。山崎童々「ゆこゆこアジアン」はアジア旅行エッセイ。ファミリーでやればいいのに……。

竹書房『まんがくらぶ』2008年8月号

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サブタイトル:「新・自虐の詩」を最後まで読んだけど未だに面白く読める読み方がつかめていない

【最終回】業田良家「新・自虐の詩」
先月号で感じた気持ち悪さは,ジャンヌダルクのごとく人々を導く小雪の姿を見て吹き飛んだ。小雪を作った拓郎母の「人間はいらなくなる」の言葉からも読み取れるように,そもそも小雪は人間を超えた存在として描かれようとしていたわけだ。
だけど,それでも,ロボット(ここでは小雪)が美しい心を持ったが故に「人間はいらなくなる」としている部分だけは理解できない。先月号で言ったことの繰り返しになるが,ロボットは人間が作り出した存在であり,それ単独で存在できるものではない。人の心を持った小雪ですら「本来の人間」程度の存在に過ぎないはず。
ロボットが人間を超えた存在になるには,ロボットは人間ができることに加えて「人間にはできない何か」ができなければならないはず。さらに,その姿が説得力をもつためには,作品内で「人間にはできない何か」がリアリティをもって描かれなければならない
小雪はどうだったか。確かに彼女は人間が為し得ないことをやってきたが,その過程には全くと言っていいほどリアリティが感じられなかった。少なくとも私には。
小雪は厳しい警備をかいくぐり,単身「向こう岸」に乗り込んだ。単身で並みいる警備をねじふせ,貧しい人々を解放へと導いた。コンピュータを駆使し,富める者たちの不正を暴こうとした。
だがその描写はどうか。「向こう岸」へ渡る直前の4コマでアクション映画を見ただけで,小雪は警備をかいくぐるアクションを身につけてしまった。単身で立ち向かうなんて,人質を取られたら瞬く間に動きを封じられるはずなのに。「世界の銀行のコンピュータシステムに侵入」? いつの間に,どこから,どのようにして? こういったディテールは作中で全くと言っていいほど描かれていない
小雪の振る舞いはまさに「機械仕掛けの神」と言えよう。本来の意味はもちろん,作中で「マリア様」と半ば神格化されているロボットの彼女にぴったりだとは思わないか。
さて,上記の解釈は,作品から最大限の楽しみを引き出せていないという意味で「悪い」解釈である。「良い」解釈の手がかりとしては第二のテーマ「貧困と格差」が考えられそうだが,私の中では考えがまとまらず結論が出る段階にはない。それ以前にいつまでまとめようとする気力が残っているかどうか。日を改めて書かないかもしれない。
単行本は7月30日発売とのこと。

かしまし女子たちをかしましく描く来瀬ナオ氏がWebで2作品の新連載を持つと聞いて

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「来瀬ナオ」をご存じの方はいらっしゃるでしょうか。私が に「俺好き」を主張してきた新人の4コマ作家です。

デビュー作はYahoo!コミックのぴりからハニーデイズ。Sっ子「さより」,Mっ子「まなか」,ノーマルな「のぞみ」の学園生活4コマです。

私の大好物な作品要素のひとつに「かしましさ」があります。平たく言えば,何気ない話題でもキャーキャー盛り上がれる女子たちのあのエネルギーのことです。

この作品にもそんなかしましさがしっかりと詰まってます。まなかにちょっかいをかけるさより,大げさに反応するまなか。二人のキャッキャウフフする姿に,学生時代の教室で騒ぐ女子たちを思い出さずにいられません。描線のやわらかさと背景に散らばる花・星・ハートが,そんな女子たちのかしましさを加速させてくれます。

さて,その来瀬氏,「ぴりからハニーデイズ」掲載以来さっぱり音沙汰がなく,いつ再登場するのかと心待ちにしておりました。それがこの度,Webで2作品の新連載を持つと聞き,こりゃもう俺好きを主張する格好の機会じゃねえかということで取り上げたいと思います。

ひとつめは美少女ゲームメーカー「コットンソフト」サイト内連載4コマ「四暗刻」。6月11日更新の第83局に初登場し,今後も時々登場するようです。

コットンソフトの日記では,来瀬氏が以下のように紹介されています。

来瀬ナオさんという方ですが、今までの四コマ作家陣にはいなかった正統派(?)タイプなのかも。

今後は来瀬さんにも時々描いていただこうと思うので、みなさま、よろしくお願いしますー。

100%日記 2008年06月11日(水)21:36 ★パソコンの熱で蒸れる開発室@ウナトミー★

ふたつめはげっちゅブログ」での連載企画「ゆきしろとばらべに(仮)」。7月2日からげっちゅブログで始まった週替わり連載企画のひとつとして挙げられています。企画は4つあるので,4週に1回登場するみたいです。

げっちゅブログでは新作が以下のように紹介されています。

◆第4弾 漫画家・来瀬ナオ先生の4コママンガ 「ゆきしろとばらべに(仮)」

新人漫画家の来瀬ナオ先生が、ほのぼの美少女4コマ漫画でげっちゅブログに登場です。

グリム童話「ゆきしろとべにばら」から飛び出した2人の美少女が、基本まったりとオタク文化に触れていきます。

Getchu.com:げっちゅブログ:げっちゅブログ緊急告知!! 連載企画を明後日7月2日スタート! コラムやイラスト、4コマとお楽しみ満載でお送りいたします

追記(7月25日 7時5分)

遂に連載が始まりました。正式タイトルは「ゆきばら」となったようです。

登場キャラはクールな「ゆきしろ」さんとハイテンションな「べにばら」さんの二人。第一話はこの二人がいざ行かん秋葉原!というお話。

「近代化すべきよね」という飛躍的な言葉や「革新派」という小難しい言葉が実にかしましいと思うわけです。教室の片隅で繰り広げられる女の子たちのついていけない会話を聞いている感覚。3コマ目のべにばらさんの笑顔もラブリー。これからの話も楽しみ。

どちらの連載もメインキャラが女の子の4コマなので「かしましく楽しい作品になるに違いない!」と勝手に期待しています(事実,四暗刻第83局は女の子たちのハイテンションさが楽しかったです)。

かしまし女子たちをかしましく描く来瀬氏。今後の活躍が楽しみすぎます。

一迅社『まんが4コマKINGSぱれっとLite』VOL.5

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【新連載】深山名月「ToHeart2 SD〜せーとかいでいず〜」
TH2の生徒会メンバー・さーりゃん&まーりゃんが主役のゲーパロ4コマ。実はさーりゃん&まーりゃんのキャラはあまり知らなかったりする俺。まーりゃんの暴走が痛々しく見えるんですがデフォルトでこんなキャラなのかしら。様子見。ところでいいんちょはちゃんと出てくるよね?
須田さぎり「乙女のしるし!」
フリーダムかつ仰々しい感性で占うサティ。甘梨をきりきりまいにする掛け合いが楽しい。真面目に「世界征服」と言ってる姿が痛々しくても中学生女子なので許されると思います。ラスト三本で登場するモカモカの赤面おいしいです。
ハラヤヒロ「机上の勇者」
修学旅行in京都。TRPG脳なリクがおバカ。屏風を「でっかいマスタースクリーン」とか,もうね。「10フィートの棒」ってすっげえ役に立つんだぜ! 開けるとギロチンが落ちてくるような罠扉でも安全に開けられるんだぜ! その後にはすっぱり切られた棒にGMが「棒が短すぎて床の罠検査はできなくなりました」と言う罠が待ってるけどな!
内村かなめ「限定彼女」
友達カップルをフォローするちまさんと広音くん。乙女かつかしましいすーちゃんが可愛すぎる。デートを思い出して悶えてドキドキする広音くんに「ちまちゃんに仕込んだのは君だよ!」と思いつつ(仕込む言うな),男子視点のドキドキもいいなあと思いました。みんなもっとあけすけにキャッキャウフフしちゃえよ!

芳文社『まんがホーム』2008年8月号

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豊田アキヒロ「てんたま。」
夏の快晴に「レッツ洗・濯☆」なそーやとるー。「洗濯板」が出てきた辺りで予想した