2007年11月の記事

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

芳文社『まんがタイムスペシャル』2008年1月号

吉田美紀子「えんれんCafe」
クリスマスイブ。大ちゃんと恭子さんが本格的に再会。最後の一本,大ちゃんの言葉をさえぎる恭子さんは「あなたが最高のプレゼント」ってことかあああああ! この幸せ者め!
【ゲスト】みずなともみ「こるとるーと!」
厳しい試練を経た”クルマ乗り”・こると。友達のお嬢様・せれなと共に,彼女はキャンピングカーに乗って”クルマ乗りの聖地”を目指す旅に出た――。ファンタジックであり現代的でもある設定は重野なおき「たびびと」に近い感じ。今回は凸凹コンビの顔見せ。とりあえずせれな可愛いよせれな。次号もゲスト。
スポンサーサイト

芳文社『まんがタイムコレクション たかの宗美コレクション』

たかの宗美「夏乃ごーいんぐ!」「OL(生)サバイバー」「OLはとぽっぽ」を中心とした再録増刊号。その他の再録陣は,おおた綾乃,吉田美紀子,山田まりお,小池恵子,佐藤両々(掲載順,敬称略)。今号は働く女性作品が多い。

吉田美紀子「えんれんCafe」
タイスペ連載作品。第1話~第3話が再録。突然転勤を言い渡された太っちょサラリーマン。今夜プロポーズするつもりだった喫茶店の彼女と遠距離恋愛の日々が始まる。でも彼女は彼のことが大心配。転勤先では彼に思いを寄せ始めた子も現れて――。こうしてまとめて読むとまた別の楽しみがある。同僚の疑い三連コンボとか。

次号おーはしるいコレクション。1月21日に発売。

竹書房『まんがくらぶオリジナル』2008年1月号

野広実由「うちの姉様」
大荒れの日に遊園地へ。そしてパンツが見えても気にしない。ワイルドという言葉も似合うぜお姉ちゃん! そして遠野くんは……あれか,男ツンデレか。
小坂俊史「やまいだれ【疒】」
今月は”九時五時病”で死人が……。ありえないバカバカしさの極みを行っちゃってるぜと思った。
【ゲスト】七音「ゆららさん」
第1回新人4コマサバイバル以来の登場か。夫のよーさんと妻のゆららさんの日常。いたずら好きのゆららさんにきりきりまいのよーさん。でも最後の一本は仲良しで,そして不思議な雰囲気。顔が見えないせいか。

芳文社『まんがタイムファミリー』2008年1月号

【ゲスト】ワカマツアツト「ひとみとコットン」
ぼんやりおっとりなひとみさん。でも最近気になる人がいます。その人は……ニワトリの着ぐるみの人? 「はずかし☆うい子さん」もそうだけど,この方は小動物的女性キャラの赤面が可愛くて可愛くて。もっと活躍して欲しいと思う。次号もゲスト。
逸架ぱずる「がんばろ・まい!」
お仕事麻衣さん。きりっとした頑張りぶりに魅力を感じる。日常パートではあまり見られないから。”さくら まっちゃ しろ にっき”♪ はーい皆さんご一緒に,と思ったら,ひとくちじゃない方のういろうCM動画しか見つからなかった……。

あ! そういえばこの二人ってどちらもカエルの使い手じゃないか! これは運命の巡り合わせと見ていいですか!?

竹書房『まんがライフ』2008年1月号

【ゲスト】曙はる「思い立ったが日吉くん」
私の兄・日吉一郎は卓球部員。女子卓球部員で学校のマドンナな子に恋してるんだけど,ぱっと見さえない兄とはどう見てもつりあわない。早く諦めた方がいいと思うんだけど――。そんな妹視点で描かれる兄の恋模様。最後の一本,ギターを鍵に兄と妹のそれぞれの恋を結びつける,この瞬間がたまらなく好き。全てのものに意味あるいは救いを与えるとでも言うべき良心に惹かれる。
小笠原朋子「ウチへ行こうよ!」
今更気づいたけどこの作品も母ものじゃないか。「はっぴぃママレード。」と「おたママ♥」が母のキャラ性を主にするならば,こちらは明彦くんが母と娘の間で揺れつつ普段と変わらない日常を過ごしていく様が心地いい,と言えばいいんだろうか。もちろん全部好きだけどな!

4コマ作品と見本誌と試し読みと

まとまってないけど言及してみる。

「4コマ雑誌で連載されている作品」を売ろうとする際に欲しい拡材は見本など、そもそも作品を知らない方にアプローチできるもの、だと実感しました。

4コマ漫画を売ろう - dominoの編集後記

知らない人に作品(特にここでは4コマ作品)を売るにはどうすればいいかという話。

確かに,名前は知ってるけど内容を知らない作品の単行本を買うのは外れが怖くてとまどう。そんな時に試し読み小冊子のような見本が書店に置いてあれば,手にとって気軽に作品の内容をチェックできる。いいと思った作品があれば,そのまま単行本だって買える(その書店に在庫があれば)。

これと比較したいのが,ウェブで公開されている試し読み。例えば,竹書房や芳文社は以下のページで単行本や雑誌の試し読みを公開している。

アクセスさえできればいつでもどこでも試し読みができるし,リンククリックひとつで単行本も買える。でも,これって,普段4コマを読まない人たちにどれだけ認知されているんだろう

試し読みに限らず,ウェブを探せば作品に関する情報はそれなりのことは調べられるご時世だけど,「探す」って行為は能動的であって時に面倒だったりする。そんな時に見本誌があれば,無目的にふらっと書店に寄った人に,ついでに作品をアピールできる。一切の行動は書店内で完結するため面倒くさくない。これは売る側にも買う側にも嬉しかったりするんじゃなかろうか。少なくとも私は買う側として嬉しい。

4コマについて言えば,一作品のページ数が少ないから,見本誌一冊で多くの作品を宣伝できそう。10くらいの作品が載ってたら,私なんかはお得だなーとか思ってしまう。今だと竹書房が4コマフェア用にこの趣旨の小冊子を配布してたはず。

芳文社『まんがタイムラブリー』2007年12月号

おーはしるい「Welcome!つぼみ園」
ことみ先生とあゆむちゃんとパパさんと。パパさんへの思いやりも忘れないことみ先生はいい人やわ……。今後は東馬先生も合わせた三角(四角?)関係に進むのかなあ。
【D1連載(3/3)】あいかわ笑「おばけのガッコー」
一本目の雪女さんは泣いてないのになぜか涙が見えちゃったよ! ともかく,妖怪がいかにもな妖怪らしさをコミカルに出していた楽しい作品だった。このまま連載にならないかな。

竹書房『まんがライフオリジナル』2007年12月号

【集中連載(2/3)】碓井尻尾「店長の憂鬱」
セリフに「!」が使われないところにsaxyun氏や結城心一氏を連想する。ああ,だから投げっぱなしなギャグだなあと感じたのかも。
施川ユウキ「全ての映画は、ながしかく」
先月号から始まった映画コラム。今月は「ボーン・アルティメイタム」。シリーズ前作・前々作すら見たことがない映画なんだけど,このコラムと,他に強烈なレビューを読んですげえ気になった。「自虐の詩」もまだ見てないし,この連休は映画館に行くべか。
のしお「全力委員長」
今月のタイトルは「小山田さんのくもりがちな日々」でもいいんじゃね? というくらいに小山田さんフィーバー。そして彼女のダウナーな自虐ネタの数々……。あれ? 目から塩水が……?

芳文社『まんがタイムきらら』2007年12月号

【最終回】野々原ちき「姉妹の方程式」
きららの長寿作品も,先月号の姉妹ゲンカから仲直りして大団円で最終回。結局四姉妹の誰も男衆とはくっつかなかったけど,まあいっか。いい作品でした。単行本4巻(完)が年明け1月28日に発売。また,きらら3月号からは新連載が始まる模様。
異識「あっちこっち」
風邪ひきつみきさん。今月号の伊織くんとつみきさんのラブラブ空間は過去最大だったぜ……! クサい言動を自然体で繰り出す伊織くんはいつ見ても真面目におバカで素敵。
【ゲスト】やまぶき綾「Honey×Honey×Honey」
きらら6月号9月号以来の再登場。この日をどんなに待ち望んだことか。プリンスな女の子・都古さんと,可愛い男の子・歩くんのラブラブな日常。今回は私服でデート,しかもカップルデー。きらきらふわふわ乙女ちっくなタッチで描かれる歩くんの可愛いこと可愛いこと。しょんぼり場面に犬耳ったりと小動物キャラも全開にしちゃって! そして積極的な彼に都古さんは流されてしまう,そんな二人の空間がひたすら甘い。こういう感性の方がもっと登場しないかなあ。切実に再登場希望。

芳文社『まんがタイム』2007年12月号

かがみふみを「アシスタント!」
ローリンすっしー」の番外編が始まって忙しいおぐらまほ先生と,居場所がなくなった有希ちゃんと。ダメだ見てられない助けに行ってあげてー。つか巻子さん自重。いやきっと次回は大団円になってくれると期待するよ……! そしてすっしー第2話ではライバルのロールちゃんが登場するみたい。
【ゲスト】橘紫夕「となりのなにげさん」
日常で困った時に現れては助けてくれる,彼女の名前はなにげさん。スカートに炊飯器にたまねぎマスクにと,何でも持ってるなにげさん。「四次元っ娘」って呼んでもいいですか? 3コマ目でオチ確定,4コマ目へ予定調和的に流れるゆるやかさと言ったら。一番好きなのは紅茶の砂糖3コ・ミルク1コの一本。人をよく観察してるなにげさんが浮かんじゃったじゃないか。嫁にしたい。また読みたい。
東屋めめ「すいーとるーむ?」
カニ鍋,なんだけど,私はむしろ前半のお仕事パートの方が好き。したたかで計算高い女性たちが生き生きと動いてるから。特に美好さんは怒らせると陰でいろいろされそうで怖いぜ……。単行本1巻が年明け1月8日に発売。期待。
【ゲスト】佐野妙「Smileすいーつ」
こちらもカニ鍋。中津くんが姉妹の家にお呼ばれになって,姉妹の仲良さを見せつけられて,彼は一人蚊帳の外。「森田さんは無口」でもそうだけど,この女の子の世界には男の子は入り込めない,ってのを,男キャラを通じて見せつけてくれる。
宮原るり「みそララ」
穀物トリオのひらめきとその後の疾走感にわくわくさせられた。煮詰まった果てにふと道筋が見えるとやってくる気持ちの高ぶりと同じ感覚。くっそー面白いなあ。

双葉社『まんがタウン』2007年12月号

たかの宗美「派遣戦士 山田のり子」
山のりと「主任がゆく!」の北見主任がコラボ。こんな濃い二人がコラボするってだけで脳みそ沸騰するっちゅうの。何と強烈なキャラ性か。山のりとほぼ対等に渡り合う北見主任がすげえ。ぶんか社の主任SP VOL.5でもこの二人がコラボしてるらしい。まだ売ってるかな。
【ゲスト】花果弥佳「くま工房 はちみつ亭」
「はるはたみか」氏がタウン6月号以来の再登場。テディベア屋さんのお姉さんの日常。男の子を助けつつ諭す姿が優しい。お母さんみたいだ,というか俺の中ではお姉さんというよりもお母さん的キャラとして固まった。ここらでこの方を本格的にタウンに投入してくれないかなあ。

芳文社『まんがタイムジャンボ』2007年12月号

【新連載】かわぐちけい「ふかふか」
D1連載を経て新連載。16歳にして”おばさん”と呼ばれる女子高生と3歳の甥っ子の日常。ちょっと生意気な甥っ子にちょっと大人気ない”おばさん”。でもこの関係がとても心地いい。年上女・年下男という力関係,そして太く丸くシンプルな線で描かれたキャラがこの心地よさの源泉だと思う。そういえばジャンボ連載作品って太い線の作品が多いなーとも思ったり。
田川ちょこ「ひかるファンファーレ」
他校へクリスマス合同演奏会へ。人と楽器と背景がひとコマにぎゅっと詰め込まれているのに読みやすい。そしてその全てが楽しい音楽を演出してくれる。引きとアップのカメラワークもうまい。本当に新人なのかこの方は。
テンヤ「先生はお兄ちゃん。」
新キャラのまりあに心撃ち抜かれたぜ! 10歳! 幼女! ……それはともかく,これで兄・妹・まりあの常識・非常識三すくみが出来上がって急に楽しみになってきたぜ,と思ったらいきなり離脱なの!? やめてーレギュラー化してー。
かたぎりあつこ「ハッピーカムカム」
スイーツと動物ふれあいとキャラクターショー。もふもふに過剰反応している俺がいる。そしてホコちラブ。また幼女か! いやいや他の4人も女子高生らしいかしましさが大好きなんだぜ?

竹書房『まんがくらぶ』2007年12月号

小冊子『自虐くらぶ』が付録。映画『自虐の詩』レポート漫画,9名の漫画家による「自虐の詩」カバー4コマ,「武士の魂」の再録,などといった内容。「武士~」は16年前(双葉社の初版で考えるなら20年前)の作品とのことだけど,作品の背景にある世相の厳しさは今にも通じてるなあ。そして常識外れな武士の旦那様の滑稽さと言ったら。

【新連載】そにしけんじ「いぬ会社」
サラリーマンだけど野生な一面が出ちゃう,だって犬だもの,的な犬4コマ。実写メディアミックス企画とのことで,BSフジにて12月7日(金)10時55分から放送開始とのこと。作品紹介のだらだら日常をゆるゆるの笑いでおくるに,saxyun「ゆるめいつ」を連想する。両作品の作風の違いはともかくとして,売る側としては,くらぶも”ゆるゆる”をキーワードにして作品を売り出そうとしているのかなあとか思った。伊藤剛氏と芳文社きらら編集部のインタビューにも年齢が上がると、とにかく何も起こらない話の方がいいらしいとの話があるし。
ふくた伊佐央コンビニ番町
やばい,どんどん面白くなってる。寝不足の想定外番長も温める想定内番長もそうだけど,どこか理屈っぽさがあるネタが好きだ。その理屈を堂々とたどるキャラたちに,各本ついつい「なるほど」と思ってしまう。これもハッタリの一種か。
【ゲスト】佐野妙「森田さんは無口」
MOMO連載作品がゲスト。無口でコミュニケーション下手な女子高生・森田さんの日常。コミュニケーションに悩みながらも,他の女の子たちのおかげでみんなに受け入れられている,そんな姿が幸せ。そして例のごとく女の子同士でふんわりいちゃいちゃ。俺 生まれ変わるなら女子がいいと言っている男子は俺か。
【ゲスト】袴田真教「猫のどんべぇ」
Y-1グランプリ9月期月間賞。猫の「どんべぇ」と犬の「めんたつ」,そして飼い主の一人暮らしの女性の日常。”可愛い”よりも”情けない”という言葉が似合いそうな猫と,同じくご主人様。ダウナーテンションな話に味があっていいなあ。となると各4コマ目で特定のキャラを強調していないのは意図してのことなのか。

よんこま小町4かいめ サークル参加レポート

よんこま小町4かいめ 自スペース記念写真

昨日11月18日(日)は大阪産業創造館にて開催されたよんこま小町4かいめに参加しました。

今回は初サークル参加でした。直前まで印刷をしていて告知ができませんでしたが,新刊4コマ評論本『四文甘書 第一号』はめでたく完売しました。お買い上げいただいたみなさま,ありがとうございました。再販については決まり次第このブログでお伝えできればと思います。

上の写真は自スペースの記念写真です。左奥にあるのはでぃぷろ・えんじにあさんで頂いた「ちょこっとヒメ」のしろこのハンドパペットです。スペース内でピコピコして遊んでました。

以下,つらつらとレポートを。

会場到着は10時40分。サークル入場時刻に10分遅刻したー! 入り口で参加者のラジオ体操が行われる中,急いで会場内の自スペースに行き,両隣のサークルさんに挨拶をし,ラジオ体操を終えたら,まだ終えていない製本を急ピッチで。製本が終わったのは開場の11時をちょっと過ぎてからでした。

開場直後は目の前の長い列にうへぇーと思いつつも,私のスペースはひたすらまったり。評論ジャンルだからか本を手にとって下さった方はそれほど多くはありませんでしたが,手にされた方がかなりの割合で買って下さったのが嬉しかったです。時には励ましの言葉まで頂いてしまって……。みなさま,本当にありがとうございました。

あとは時を見て知人に挨拶をしたり買い物に回ったり。本はあまり買いませんでしたが,楽しい話ができて,時にはすごいものも見られて,楽しいイベントでした。

恒例のアフターイベントでは色紙やサイン本や4コマグッズをかけたジャンケン大会。例によってジャンケンが弱い私は負けっぱなしでしたが,何回も勝つ方もいてうらやましいなと思ったり。私も肋骨折ろうかしら。あと,スクエニ4コマセットと芳文社セットを勝ち取られた方は大切に読んでやって下さいませ。

そんなこんなで楽しいイベントでした。主催をはじめとする参加者のみなさま,お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

関連リンク

よんこま小町4かいめ 参加告知

よんこま小町4かいめ サークルカット

度々の告知すいません。体調が思いのほか早く回復しましたので,よんこま小町4かいめサークル参加します。

頒布物は4コマ評論本のようなそうでないような本になると思います……。やれるだけやってみます。

また,布教&アフターイベント用に,複数買いしたちょこっとヒメ(2)スクエニ4コマ×3などを持ち込む予定です。

芳文社『まんがホーム』2007年12月号

今月号は新作3作品がどれも大当たり。今一番面白い4コマ誌はホームだということを再認識した。いつもは購読していない人も今号だけはマジで読むべき。というわけでまずはその3作品から。

【隔月新連載】仙石寛子「お酒さん」
禁酒することにしたんだ。仕事から帰ってきた旦那さんは,”お酒さん”に悲しそうに話しかけた。奥さんにも進められて禁酒することにした旦那さんと,自分のことを飲んでもらえないお酒さん――。
”飲む”はきっと”愛する”の隠喩。そして”飲んでもらう”に自己犠牲的な響きを感じるのはなぜだろうか。酒好き旦那さんとお酒さんの微妙な距離が,起承転結を極端に弱めた流れでやさしく描かれる。読めば絶対,これは他の誰にも似てない才能だと感じるはずだ。前作「桜姫」は読み切りだったけど,今作は連載で読めるというのが嬉しい。編集の中の人はこの人を大切ににして欲しいと切に願う。
仙石氏は『コミックエール!』でも「背伸びして情熱」を連載中。
【ゲスト】ふかさくえみ「ちまさんちの小箱」
雑貨好きの少女が偶然訪れた住宅街の中の小さな雑貨屋・ちまさんち。窓から見えた小箱に一目惚れして店に入ると,奥から現れたのはちんまい店長さんと謎の生物二匹だった――。
何よりもまず,生き生きしたキャラの表情と動き,そしてそれを映すカメラワークに魅入る。それをベースに,ライバル関係っぽい少女と少年の掛け合いがテンポよく描かれて楽しい。店内のファンタジックな雰囲気にもワクワクするなあ。これは続きそう。むしろ続いて下さい。今作を気に入った人は「マルラボライフ」も読むべし。
【ゲスト】夢枕人しょー「ふぁみにゅ?」
作者は「ゆめまくらーしょー」。ある日両親が突然渡米し,一人残されてしまった娘。同級生たちもいる下宿に入ることになったが,ここには変わったルールがあった。それは,みんなで”家族ごっこ”をするというものだった――。
突然の”母親”役に戸惑う主人公だけど,最後のお母さんに『行って来ます』したいんだもので彼女は救われたと思った。いや私が勝手にそう思っただけだけど,このセリフには本当に心動かされた。ズルい,ズルすぎる。こちらも続いて欲しい。

あとはいつものように。

宮原るり「恋愛ラボ」
現生徒会と旧生徒会。真木の不在に何も出来ない倉橋,そして真木を思う倉橋は,旧生徒会陣を迎え入れるのか――。水嶋先輩いい動きするなあ。実はいい人なんじゃないかと思えてきた。
森島明子「お江戸とてシャン」
寒さなんか気にならねえのが江戸っ子よ! という話。最初は真っ当な虎吉も,他の鳶たちに焚きつけられてエスカレート。裸で仕事をする姿はまさに粋と滑稽の裏返し。ああ,格好悪いけど,格好良いなあ。
豊田アキヒロ「てんたま。」
図書室。けしかける母さんと慌てるふたはの姿は既に日常化してきたけど,ふたはの赤面にやっぱりいいなあと思ってしまう。あと,いつもはクールなそーやくんも今回はちょっとだけ照れる姿が! この二人おしどり夫婦でいいよもう!
吉田美紀子「メルヘン父さん」
秋を満喫。お父さんの完璧ぶりやお茶目なところもさることながら,今回は秋山での夫婦の掛け合いも楽しい。4コマ目の静かなる瞬間が効いてるなあと思った。

竹書房『まんがライフMOMO』2007年12月号

10か月連続の締めを飾るとりかえっこ4コマは,ももせたまみの「みずたま注意報」山東ユカの「おみたま通販便」。レインを見てたらカエルブーム来ねえかなあと思う次第でありました。

ももせたまみ「せんせいのお時間」
英語とオタク,あとチョイエロ。保健室に憧れるアンソニーという発想はなかった。このアメリカ人,深い……! 次号は連載10周年スペシャル。ピンナップカレンダーにヒストリー企画,あと抱き枕プレゼントがあるらしい。
【ゲスト】藤凪かおる「こはるび保育園」
子供嫌いな地上げ屋の兄ちゃん。今回のターゲットは女手ひとつの小さな保育園・こはるび保育園。すぐ片付けてやる,と思ったのに,なぜか保育士として採用されてしまって――。藤凪氏らしい男女もの。悪い人のようで実はいい人な兄ちゃんあたりにそのらしさを感じる。今回こそのほほんな保育士さんや元気な子供たちに翻弄されてるけど,今後も話が続くなら,次第に保育園に馴染んでいくというストーリーになりそう。
【ゲスト】小野寺浩二「キミとボクとの∞(インフィニティ)」
メガネフェチ・南雲くんとメガネっ娘・瞳さんのおバカなショート。チューよりむしろカチッ!! は至言だと思った。南雲くんアンタ最低や(褒)。でも実は瞳さんも同じくらい頭がゆだっている説。
佐野妙「森田さんは無口」
クラスメートにあのお店のことを言い出せない森田さん。無口ゆえに周囲がいい意味で誤解しちゃう,でも真実は鼻毛というギャップの滑稽さよ。そして最後の一本の感情が爆発しちゃった笑顔とか反則でしょ……! ああもう好きすぎる。
【新連載】カラスヤサトシ「キャラ道」
巻末カラー。エッセイものを描き続けてきた作者がキャラもの4コマに挑戦するというエッセイもの。……あれ? やっぱりエッセイものじゃん! 初回はメイドさん。萌えないが燃えるメイドさん。これはMOMO的にひどい……。どんな連載になるやら。次回は動物。

芳文社『まんがタイムきららキャラット』2007年12月号

【ゲスト】緋鍵龍彦「放課後の先生」
先月号に続き。漫画と参考書。ああ,これは好きだ。物語にすんなり馴染める。お兄さんと娘たちのいい関係というか,男キャラの存在ってやっぱ大事だよねとか。連載にならないかなあ。
荒井チェリー「ハッピーとれいるず!」
結花さん登場。しょっぱなから会長の思惑を華麗に壊してくれるぜ! グレイとかうつぼかずらとか,本当お変わりありませんで。部活動の初仕事も上手くいったようで,メンバーがメンバーだけにドキドキがあったけど,ああよかったという感じ。
門瀬粗「とらぶるクリック!!」
ネットで夜更かし。ああ,やっぱり杏珠はおバカだなあ。俺も人の事言えないけど。単行本2巻が現在発売中。キャラットの良質おバカギャグ作品なのでみんな読むべし。

芳文社『まんがタイムオリジナル』2007年12月号

【ゲスト】カラスヤサトシ「でかけモン」
そんじょそこらの町のぶらぶら観光エッセイ。初回は作者の町をご案内。ローカルで何もなくてつまらなさそうな町にしか思えないんだけど,それを伝える漫画はなぜか面白いというカラスヤ節。「つまらなおもしろい」という概念を提唱したい。もう提唱されてる? 次号もゲスト。今度は縄文がテーマ。
【ゲスト】茶崎白湯「おたママ♥」
10月号から再登場。オタクでありながらちゃんと母もしてる,このキャラがやっぱいいなあ。妹,姉と来て,次は母の時代だな。北条晶「はっぴぃママレード。」しかり。そろそろ連載で読みたい。
【集中連載(1/3)】おぐらまほ「ローリンすっしー」
タイム連載のかがみふみを「アシスタント!」の作中作。忙しさにてんてこまいの回転寿司屋に現れた回転寿司の精・ローリンすっしー。握りは出来ないけど巻き寿司なら得意だよ! 今回は顔見せ程度かな。「アシスタント!」とリンクするような話になったら面白いなーとか考えた。
【新人企画】新人大競演 テーマ「秘密」
土家千明氏の一本目は男の部屋の秘密。と言ってもエロ本じゃないよ! これは「先輩の部屋っていつも汚いから私がお掃除してあげますね」を誘うメソッドと解釈してみる。ハートエフェクトと相まった笑顔の表情が好きだなあ。

芳文社『まんがタイムきららフォワード』2007年12月号

現津みかみ「天より高く」
前号からの連載作品。プライドが高いお嬢様は,辱めを受けた主人公に圧倒的な軍事力で迫りましたとさ。うん,こうやって書くとぶっ飛んだシチュだな。だけどお嬢様ラブコメ的にはきっと王道。
云熊まく・綾見ちは「のののリサイクル」
ののを作った人たちやライバル(?)的なロボット・エミュリが登場したりと転換期。今度は無口系っぽいですよ。ののとの絡みが見たいね。
三嶋くるみ「ろりーた絶対王政」
みんなに追いつきたくて,認められたくて頑張るりり。泣いて抱きついてなでなで要求とお姫さまモード全開。鷹彦くんもついに名前で呼ぶじゃうのでしたと。何このふんわりチェリーロマンス! 「魔女」から「お姫様」になる瞬間とか好きすぎる。ええい単行本化の話はまだかっ!
【新連載】大富寺航「あるころじっく」
10月号のゲストを経て新連載。金髪HAHAHAになっちゃう呪いにかかった考古学者の両親とその助手さん。助手さんは娘姉妹の元に送られ,3人での生活が始まる――。しょっぱなからコスプレパーティー。呪いって言ってもとりあえずは深刻なものじゃなさそうだし,日常系の話で続くのかな。
【ゲスト】しもむらあるも「こどものいろ・こい」
誰かと思ったらシモさん氏(変な言い方だな)じゃないですか! というわけで例によって子供同士。幼なじみの女の子を意識する男の子。ある日,町の外から,女の子に観光PRドラマ出演のお誘いがやってきた。男の子は反対するが――。いいっすね,子供ながらの独占欲(かな?),そして子供扱いされたくないお年頃。そしてお風呂は当然のごとく。
よつぎりポテト内を検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。