- 【ゲスト】南京ぐれ子「ポンチョ。」
- 『花音』つながりでの登場なのかな? 彼女の誕生日(実は勘違いなんだけど)に彼女の家を訪れた彼氏を出迎えたのは,彼女の妹さんとデブ猫だった,という感じの話。子供のエネルギーあり余った姿,そしてそれ振り回される彼氏くんが楽しい。太く丸い線もとっつきやすいと思う。南京氏の作品はストーリーでいくつか読んだことがあるけど,4コマの方が私にはしっくりくるなあ。どんだけ4コマ脳なんじゃ。
- 【ゲスト】田川ちょこ「ひかるファンファーレ」
- ジャンボ連載作品でラブリー6月号以来のゲスト。あれやこれやの音楽ネタをちりばめられるのは,ゲスト時には強いよなあと思った。単発ネタは既に鉄板。
- 【ゲスト】栗川明子「みさき☆ア☆ゴーゴー!」
- 労働意欲ゼロの実咲さん。でもカッコいい店員さんに反応して即断即決,レストランでアルバイトをすることになったが……,という感じの話。実咲さんもふてぶてしく生き生きしてるけど,オーナーの女っぷりもかっこいいわー。ちょっとタイプは違うけど「あたしたち女よ!」を地で行く二人って感じがする。
- 【ゲスト】田中見来改め甘空なぎ「キッチン少年」
- いつもはジャンボだけど,今回はラブリーに登場。ダンディ教授なパパとキャリアウーマンなママ。奔放な両親に,一人で家事をこなす息子は苦労しっぱなし? という感じの話。いつも思うんだけど,この関係が不思議と不快じゃないんだよなあ。ところどころ両親の弱点を見せてくれるせいかな? とにかく,編集さん,連載にしてあげて……!
- 【D1連載(1/3)】あいかわ笑「おばけのガッコー。」
- 第8回D1読選グランプリのラブリー側優勝作品。河童に猫又に雪女にと,妖怪だらけの学校に転校してきてしまった人間の男の子の話。グランプリの時よりネームが少なくなって読みやすくなってる。クラスメイトの妖怪らしさを分かりやすく見せてくれて楽しい。妖怪の数だけネタがあると思うので,その辺はワクワクする。となると,あとは各キャラをどこまで掘り下げることが出来るかに期待。
2007年09月の記事
芳文社『まんがタイムラブリー』2007年10月号
- 2007年09月15日 11時17分
- まんがタイムラブリー
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竹書房『まんがライフオリジナル』2007年10月号
- 2007年09月15日 11時16分
- まんがライフオリジナル
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- 【新連載】おーはしるい「ばつ×いち」
- ライオリ4月号のゲストから連載化。料理は旨いがコーヒーは不味いバツいちマスターの喫茶店・X(イクス)。そんなマスターとバイトの女の子を中心とした日常。へっぽこ男でも支えてくれる女の人がいるっていいよね。唯一の取り柄でマスターを見せてくれるところもいいよね。一応三角関係っぽいんだけどドロドロさはない。心地よいラブコメの予感。
- 【ゲスト】森ゆきえ「ふじよしライフ」
- 「めだかの学校」の森氏が登場。腐女子なOL・藤良さんの日常。流行に乗ってるね! ベーシックな腐女子ぶりをきれいに包んで見せてくれる感じ。これくらいがいいバランスなのかもしれない。ああ,そう考えると「電脳やおい少女」は主人公のお仲間さんたちが突き抜けてたなあ……。この機会に森氏の単行本も読んでみようか。ところで鉛筆と消しゴムってどっちが攻めでどっちが受けなん?
- 山口舞子「カギっこ」
- 風邪ひきさんで寝巻きで弱った姿で熱っぽい表情でうつろな目であかんあかんてどんだけ破壊力高いんじゃ俺を殺す気か。単行本1巻は9月27日に発売。
- 【二本立て】あらい・まりこ「東京眼鏡」「東京黒眼鏡」
- 「東京黒眼鏡」は一條マサヒデ氏が原作のコラボ作品。グラサンのヤーサンvs京子ちゃん,あるいは黒「眼鏡」(?)でイメチェンする東くん。一條氏テイストのテンポに,あらい氏の細い線の絵が妙に合う。キャラたちはいたって真面目なのに傍から見ると滑稽,というベースは両者に共通してると思うのですよ。親和性が高い。「東京眼鏡」の単行本1巻は10月17日に発売。
- 【新連載】のしお「全力委員長」
- 第13回竹書房漫画新人賞佳作受賞者ののしお氏が新連載。唯我独尊なメガネでツイン三つ編みの委員長と,彼女のクラスの日常。最後から二本目はすげえ示唆的だと思うんですよ。「メガネでツイン三つ編みじゃないと委員長じゃない!」ってのは。記号が全て。作品全体からガンガンっぽさを感じるんだけど,それもそのはずで,のしお氏は『ガンガンWING』の新人賞「第71回金の翼賞」にて努力賞の受賞歴がある方だそうな。その感性に,ガンガン的4コマ好きの私は期待せざるを得ない。
芳文社『まんがタイムきらら』2007年10月号
- 2007年09月15日 11時15分
- まんがタイムきらら
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- 荒井チェリー「三者三葉」
- 先月号の続きで,異色のコンビ×2。西山さんと照りんが噛み合う……訳も無く。それが予定調和の心地よさってやつですよ。単行本5巻が9月27日に発売。
- 【集中連載(1/3)】宙花こより「しあわせ音魔法」
- またまた登場した音楽4コマ。作者は「そらはなこより」。前の学校の合唱コンクールの失敗で,歌うことに自信を無くしていた転校生。彼女は新しい学校で,仲間たちと歌う楽しさを取り戻していく――,という感じの話かな? 音楽的ディテールよりも部員たちとの関係性で見せてくれそうな作品。早速変人さんたちに絡まれてるよ! 多少コマ内がごちゃごちゃしてるかな? とりあえず,もうちょっと読んでみないと分からない感じ。
- 玉岡かがり「ダブルナイト」
- ユキちゃんのママが登場。この母にしてこの娘あり。ん? 娘? 少女趣味が琴線に触れすぎて困る。あと金髪ロングウェーブのママ最高。玉岡氏はMAX連載の「ぼくの生徒はヴァンパイア」の単行本1巻が11月27日に発売。
- 桑原ひひひ「きつねさんに化かされたい!」
- ああ,ついにメガネ狂信者とアンチメガネが出会ってしまった……。彼女たちの信念がぶつかり合うバトルが楽しみ。どんな信念じゃ。
- 愁☆一樹「1年777組」
- こりすと恋心。最後三本のこりすの破壊力といったら! 後ろ向きでもコマ外でも顔を真っ赤にしてる姿が目に浮かんじゃうじゃないか!
芳文社『まんがタイム』2007年10月号
- 2007年09月13日 02時56分
- まんがタイム
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双葉社『まんがタウン』2007年10月号
- 2007年09月13日 02時55分
- まんがタウン
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芳文社『まんがホーム』2007年10月号
- 2007年09月13日 02時54分
- まんがホーム
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芳文社『まんがタイムジャンボ』2007年10月号
- 2007年09月09日 11時15分
- まんがタイムジャンボ
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- 田川ちょこ「ひかるファンファーレ」
- 学園祭。待望のイベントですよ。当日のワクワク→緊張→本番→祭りの後の流れが楽しくて心地いい。演奏シーンはもっと読みたかった気もするけど,ハプニングとかを使わないと難しいのかな。あと,キャラを見せるためのエフェクトの描き込みがすごい。看板作品になれるポテンシャルを秘めてる作品だと思う。音楽4コマ期待の星。
- 【ゲスト】かわぐちけい「ふかふか」
- D1連載を経てゲストで再登場。16歳の「おばさん」と3歳の甥っ子。ああ,やっぱり線が柔らかい。タイトルは伊達じゃない。ひろくんの無垢な瞳にスナイプされそう。年上女子と年下男子っていい関係だなあと思う。好きだなあ。
- 【ゲスト】津嶋やすひろ「放課後必修倶楽部」
- 先月号から再登場。映研の大学生たちの日常。映画ネタと大学ネタを高密度かつ読みやすく詰め込んである印象。これは本当に実力派だ。期待しちゃう。
- かたぎりあつこ「ハッピーカムカム」
- 最近になって波長が合ってきた。かしまし女子ニケーションと乙女ちっくの合わせ技? 単行本が出たらまとめて読みたい。むしろ出して下さい。
- 【D1連載(1/3)】みつとめ里美「局アナ深浦凛子」
- 第8回D1読選グランプリのジャンボ側優勝作品。看板アナウンサー・凛子さんのお仕事ぶり。やはり基軸はアナウンサーらしいおかしみ。あとは凛子さんの弱点も見てみたいなあ。
竹書房『まんがくらぶ』2007年10月号
- 2007年09月09日 11時12分
- まんがくらぶ
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むんこ「まい・ほーむ」が休載入り。
- 業田良家「新・自虐の詩」
- 「向こう岸」に行ってしまった友人。こちら側との世界との断絶を印象付ける回。やばい面白くなってきた。
- 【ゲスト】大城さとし「きじぃ君としぃさん」
- 沖縄4コマ。キジムナーとシーサーの日常。パッと見で大橋ツヨシ「エレキング」を連想した。しぃさんがシーサーに見えない可愛さ。沖縄的な記号があれこれ入ってたけど,折角だからもっと沖縄の雰囲気が出ていたものが読みたかった。漫画の他,作者の沖縄コラムも掲載。
- 大城氏は沖縄のローカル新聞『沖縄タイムス』におばあちゃん4コマ「おばぁタイムス」を連載している方らしい。そういえば,私の中では,沖縄は漫画が熱いという印象がある。横山隆一記念まんが館が主催した第1回4コマまんが大賞では,ジュニア部門大賞に沖縄の小学生が入賞していた。ウェブには『コミックチャンプルー』という沖縄ウェブコミックがあり,同じくローカル新聞『琉球新報』朝刊で4コマ漫画「がじゅまるファミリー」を連載中のももココロ氏も連載を持っている。
- 山野りんりん「ちこりん日記」
- 白だの黒だの。セイジ君が逮捕されないなんて!
今一番「つまらない」4コマ誌は『まんがタウン』である
- 2007年09月07日 03時16分
- まんがタウン
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ただし「変化がない」という意味で。
自分にとってのNo.1 4コマ漫画雑誌はまんがタウンだと思います。
実力のある4コマ作家は大概複数の連載を同時に抱えているからファミリー向けの4コマ誌は差別化しにくい分野だと思うけど、まんがタウンには何といってもクレヨンしんちゃんがありますからね。
nadegataさんはこう言っているが,私が持っている考えはむしろ逆で,『まんがタウン』はワースト1の4コマ誌だと思っている。繰り返すが「変化がなくてつまらない」という意味において,である。
確かにタウンの「質は高い」。それは疑いようがない。何と言っても双葉社の二大キラーコンテンツである「クレヨンしんちゃん」と「かりあげクン」がある。人気作家の小池田マヤもいる。さらに,たかの宗美,胡桃ちの,師走冬子,後藤羽矢子,吉田美紀子,重野なおき……といった,4コマ誌ではおなじみの顔ぶれを網羅しており,実に幅広い読者に受け入れられるであろう誌面となっている。
だが,それゆえに「つまらない」。連載作家がほぼ完全に固定されていて,おなじみの顔ぶればかりで,布陣が磐石過ぎて,変化がないのだ。タウンの掲載情報を見ても,「ゲスト」の文字が少ないことが分かる。これが他の4コマ誌なら,毎号最低でも二・三名はゲスト作家がいるものである。
昨年7月に『まんがタウンオリジナル』が休刊し,現在の双葉社の4コマ誌はタウン一誌になってしまったため,新しい作家を起用するという冒険がしにくいのかもしれない。当時のタウオリは素晴らしい雑誌であった。私が最も好きな4コマ誌だった。新旧入り乱れた作家がごった煮的に掲載されていて,変化を期待させるワクワク感にあふれていた。
さらに今思えば,タウンで,あるいはタウオリでもできないことをする実験場が『もえよん』だったのかもしれない。雑誌こそ休刊したものの,「ぽてまよ」「男爵校長」「カニメガ大接戦!」「ふるーつメイド」などの作品を掘り起こしたことは評価されるべきだろう。今更になってしまうが,もえよんはもっと「良い」冒険をしているところが見たかった。お抱えのアンソロ4コマ作家がもっと登場するところが見たかった。当時はその名前を知らなかったが,『メンズヤング』に「カエル王子」を連載していたはずの逸架ぱずるの作品も読みたかった。
話がそれた。タウンの話題に戻ろう。
さて,そんな変化がないタウンに私が期待するのは「フレッシュまんが大募集!!」である。つまるところ新人投稿である。この点は4コマ好き書店員のdominoさんも同じ指摘をしている。漫画新人賞がタウンに用意されていない以上,ここに期待するしかない,と言うべきかもしれないが。
良い作品はそれとして提供し続けて欲しいとは思うが,ガチガチの誌面の雑誌にはワクワクできない。遊びのある,新人も活躍できるような,そんな贅沢な雑誌。『まんがタウン』だからこそ,そんな変化を期待したい。
ブログのデザインを変更しました
- 2007年09月07日 03時13分
- ブログ更新
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タイトルの通り,ブログのデザインを変更しました。
大きな変更としては,ブログのサイドバーを,
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には表示しないようにしました。サイドバーを利用される方は,お手数ですが今後はトップページなどからお願いします。
また,あわせて,各ページのtitle要素も,そのページそのもののタイトルを前に,ブログタイトルを後にするようにしました。
音楽4コマがちょっとしたブームになっている
- 2007年09月02日 17時16分
- 作品・作者紹介
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「音楽を題材とした漫画」と聞いて,あなたはどのような作品を思い浮かべるだろうか。
多くの人は,クラシックを題材にした二ノ宮知子「のだめカンタービレ」や,その先駆けであるとされるさそうあきら「神堂」,あるいはロックバンドを題材にしたハロルド作石「BECK」などを思い浮かべるのではないだろうか。
最近では「のだめカンタービレ」がブームだ。Yahoo!の特集ページでも,クラシック音楽の世界を知らない人にも、その魅力が伝わるような、楽曲の描写、コンサート風景、音大生同士のやり取りにいたるまで、丁寧に、時に笑いをもって描かれている
とされ,漫画で音楽を描くことの可能性を十分に示した作品としてその存在を確かにしている。
さて,そんなブームに便乗してか,今年始めから最近にかけて,芳文社の4コマ誌に音楽を題材とした4コマ作品が登場してきている。学校の吹奏楽部や軽音楽部,あるいは音大を舞台にしたこれらの作品は,ストーリー漫画とはまた違った魅力を持っている。
今回はそれらの作品を紹介したいと思う。以下,初出順に作品を紹介し,最後に美術4コマと絡めて簡単にまとめる。
