2007年08月の記事

芳文社『コミックエール!』VOL.2

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男のコ向けの少女まんが誌第2号。今号はメガネヒロイン”レンズ越しの恋”と題して,黒渕かしこシギサワカヤ日坂水柯の三氏の特集が組まれている。

また,公式サイトもリニューアルされており,一部作品のちょい読みや壁紙ダウンロードなどのコンテンツが用意されている。

【新連載】松沢まりさんぶんのいち。
おてんば,泣き虫,どんくさだった幼い日の三人。月日は流れ,泣き虫はキレイに,どんくさは頼もしくなっちゃって。そしておてんばの”あたし”は,変わり始めた二人の気持ちにまだ気づいてなくて――,という感じの話。三角関係ものだけどそこはエール,想い想われの向きが一味違う。おてんば娘って男女両方の側面を持っててキャラ的に絶対ズルいと思うのですよ。女の子は可愛く,男の子はかっこよく,そんな絵もいいなあ。
【集中連載(1/2)】須田さぎり「あいふぉ」
須田氏の同人誌作品の模様。大陸を牛耳る組織のボス。その元に突然現れたチャイナ的少女。彼女が持ち込んだ「薬」は,人を恋に溺れさせる薬だった。その薬を飲まされてしまったボスは――,という感じの話。ああ,私は惚れ薬的な小道具に弱い。正確には,そこから導き出される,自分の気持ちが暴走して制御できない,的なシチュエーションに弱い。きゅんときて悶えてしょうがない。VOL.1の「ラブイーブン」よりもこちらの方がはるかに好きだ。後編も楽しみ。
【新連載】水谷悠珠・かえで透境界恋愛少年少女
新しいお屋敷に引っ越してきたお坊ちゃま。広い屋敷のある部屋で,彼は赤い瞳の少女と出会うが,彼女は彼の目の前ですーっと消えてしまう。異世界に幽閉された少女,そんな言い伝えを聞いた少年は,彼女にまた会いたいと願い,そして――,という感じの話。今回は顔見せ程度。今後は何度も出会ううちに憧れが恋心に,的な展開なのかな。こちらの方は中性的な男キャラの絵がいいなあ。この絵が少年の純粋さをブーストさせている気がする。中性的と言えば,「胡蝶ノ姫」はストーリーもかなり衝撃的だった。
仙石寛子「背伸びして情熱」
この作者に活躍の場を与えた,それだけでこの雑誌は十二分に価値があると思う。消え入りそうに儚げな絵,モノローグとコマの間の使い方,それらが紡ぎ出す痛ささえ感じさせるストーリー,そのいずれのセンスも他に類を見ない。これが4コマ”だから”実現したのか,あるいは4コマ”でなくても”実現できるのかどうかは分からないけど,少なくとも「4コマでもここまでできるんだ」ということを感じさせてくれる,そんな作品。この才能を手放すことだけはして欲しくないと切に願う。
さかもと麻乃「リスランタンプティフルール」
VOL.1からの連載作品。とある女学園の中庭の花園「リスガーデン」は色とりどりの花が咲き誇る場所。その花のお世話をする女学生たちの話。設定といいタイトルといい,あの作品を連想してVOL.1ではスルーしたんだけど,今回の話を読んで「あ,これは違うぞ」と感じた。花やフリルや香水といった小道具が生み出す乙女っぽさのせいかもしれない。
あらたとしひら「魔法少女いすずさんフルスロットル!」
VOL.1からの連載作品。転校早々あるメガネ少女が出会ったのは,犬耳でちびっこな先輩・いすず。この先輩が実は魔法使い(ただしへっぽこ)で――,という感じの話。VOL.1ではギャグ要素が控えめだったんだけど,今回はプールでお決まりのあれやこれやが詰め込まれていて楽しかった。この方の作品で読みたかったのはこういうノリなんですよ。あと,いぬみみすとの私としては,いすずさんのふさふさしっぽも見逃せない。
【ゲスト】黒渕かしこ「大なり小なり」
メガネ特集作品の一。幼稚園からのメガネコンビだった大島くんと小島さん。小学校時代にメガネのせいで周囲から冷やかされる日々にうんざりした小島さんは,大島くんと絶縁すべく,中学生のある日にメガネを捨てたが――,という感じの話。小島さんのメガネ批判にも動じず,逆にカウンターの一言をさらっと放つ大島くん。このシーンを作り上げる二人のキャラクターが良いなあ。この方にはまた登場してほしい。
ろくこ「リトル・リトル」
絵が良い。とにかくそこが原点だと思う。少女と狐耳っ娘の表情も,フリルのしわも,ふさふさなしっぽの,背景の木々やレンガも,水しぶきの一滴でさえも。

VOL.1で感じていた不満と不安はどこへやら,VOL.2はかなり私好みの充実した内容だった。中でも仙石寛子,ろくこの両氏が私の中ではダントツ。両氏とも掲載ページ数は少ないけど,長く作品が続いて欲しいと思う。

次号は11月に発売。芳原のぞみ,うえだ美貴山本ルンルンの三氏が新登場。芳原氏はそもそもは『りぼん』系の方らしく,現在はタイム系列誌で4コマ漫画作品をいくつか連載してるけど,ストーリーものを読むのは,私はこれが初めてになりそう。楽しみ。

芳文社『まんがタイムきららキャラット』2007年10月号

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今月号は新展開な作品が多い。

門瀬粗「とらぶるクリック!!」
大富豪。ローカルルール会話が秀逸。ニョッキなんて初めて聞いたよ! マジバトル描写も素敵。
荒井チェリー「ハッピーとれいるず!」
またまた新キャラ登場。読者に対して容赦がないよ! 生徒会の苦労人・渡辺くん。姿が一芽くんと被る……。他のキャラも持て余してる感がしなくもないんだけど,まだそんなに連載長くないし,これから各人を見せてくれるのだろう。
【ゲスト】都桜和「うらバン!〜浦和泉高等学校吹奏楽部〜」
前々号前号に続き。猫耳な部長さんが俺の中で一気に加速した!

竹書房『まんがライフMOMO』2007年10月号

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とりかえっこ4コマは,藤凪かおるの「レモネードBOOKS」と,山名沢湖の「サクラ満開!!あかり組」

北条晶「お父さんは年下♥」
お父さんの従兄弟くんが登場。そして男の子同士な展開に! 大学の先輩といい,お父さんモテモテだね! ライフでもそのうちに登場するかな?
【新連載】佐野妙「森田さんは無口」
ライフ3月号MOMO7月号のゲスト掲載を経て連載化。無口な女子高生・森田さんの日常。今回はゲスト掲載時の設定を振り返るお話。この作品の4分の1くらいは「ふんわり」でできていると思うんだ。すなわち無口ゆえのスキンシップ。柔らかい線と相まった雰囲気が好きだ。あとエロ男子どもは俺か。
【ゲスト】東屋めめ「まぐ♠ばぐ」
海外の姉から届いたのは人の顔をした新種の昆虫。可愛い顔して凶暴なその姿にきりきりまい,という感じの話。虫っぽさを前面に押してきてるけど,それがきっとこの方らしいのだろう。だから再登場するとしたらどうネタを広げてくるのかが気になるのよ。引きからするに仲間を登場させて関係性で見せてくれそう?
【ゲスト】いのうえ義成「小春日和」
前作「ピュアコン」の終了から間もなく新作が登場。おませな姉と毒舌デコな妹,そして二人のパパの日常。二人娘の照れ顔と「ガーン!」の顔で,ラブリーかつコミカルに見せてくれる。個人的には若いパパさんがさらに高ポイント。三人がいいパワーバランスしてると思うんだ。続けて読みたい。

芳文社『まんがタイムオリジナル』2007年10月号

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小坂俊史「幼稚の園」
前作「ひがわり娘」と同じ臭いを感じた一話。お医者さんごっこがいいなあ。
【ゲスト】茶崎白湯「おたママ♥」
あれ? もう登場しないと思ってたけどまた登場してるよ。よきかなよきかな。このママは美人でオタクってだけでズルいと思うんだ。カムフラージュされてるね!
高原けんじ「花咲だより」
両親が登場。姉の暴走を抑える存在になるのかな。個人的にはそうなってくれると読みやすくなると思ってるけど。少なくとも私にとっては。
【二本立て】東屋めめ「L16」「すいーとるーむ?」
「L16」はグルメ取材記。仕事にまっすぐな初々しい姿っていいよね。宮原るり「みそララ」のような。「すいーとるーむ?」はタイムからのゲスト。相変わらず女性キャラがしたたかだ。この方も躍進著しい方だ。「L16」は仲良し姉妹ものとしても注目。
【ゲスト】橘紫夕「路地裏の王女」
「でかポメ」の「たちばなしゆ」氏がタイオリに初登場。むしろ芳文社誌に初登場だったりするのかな? 白黒野良猫の日常。シンプルな線で描かれる猫の仕草の可愛さ。飼い猫とは違う,遠目に眺める心地よさ。「でかポメ」の宗次郎とのやりとりも和むわー。
『ハムスペ』が休刊して母体のあおば出版も倒産してでどうなるかと思ったけど,まず芳文社が拾った形に。竹書房誌にもそのうち登場するかな?

10月22日にスクウェア・エニックスから4コマ単行本が3作品同時発売,発売記念フェアやドラマCD全員プレゼントもあり

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追記 (10月22日 1時20分)

詳しいフェアまとめを書きました。

現在発売中のスクウェア・エニックス『ガンガンWING』10月号や,カザマアヤミ氏のブログに告知が出ていますが,10月22日にスクエニから4コマ作品の単行本が3冊同時に発売されるそうです。

タイトルは,カザマアヤミ『ちょこっとヒメ(3)』,高津カリノ『WORKING!!(4)』,尾高純一『勤しめ!仁岡先生(2)』です。

これらの単行本の発売を記念して,フェア「スクエニ4コマ×3フェア」が開催。連載誌である『ガンガンWING』『ヤングガンガン』『ガンガンパワード』三誌で合同企画が開催され,その一環として「ちょこっとヒメ」ドラマCD応募者全員プレゼント企画があるとのことです。

また,9月12日発売の『月刊少年ガンガン』10月号誌上企画「特上!GGグランプリ」にも,カザマ氏の読み切りが掲載されるそうです。WINGの告知を見る限り,ヒメの番外編のようです。

私が楽しみなのは,何といっても「ちょこっとヒメ」関連。特にドラマCDでヒメたちの活躍が聞けると思うと楽しみで仕方がないです。次はアニメ化!アニメ化!

また,それとは別に,スクエニの4コマ展開もちょっと気になります。前述の「特上!GGグランプリ」もそうですが,スクエニの4コマポテンシャルはかなり高いと思ってるので,ここから新作や新企画が登場しないかと期待してます。

追記 (9月12日 23時48分)

ガンガン10月号を買ってきました。「特上!GGグランプリ」には以下の10作品が掲載されていました。

  • 土塚埋弘「チャンピオン」
  • 尾高純一「球欠鬼デルトロ」
  • 高津カリノ「松本麻耶の今日この頃」
  • カザマアヤミ「我が家の三大美女」
  • 堀田きいち「先生あのね」
  • 石黒正数「ポジティブ先生」
  • 石見翔子「ロマンスの風でつかまえて…」
  • 元田桃「内閣総理大臣の娘」
  • ざら「きたくぶ」
  • ヒロユキ「マンガワーク」

高津・カザマ両氏はそれぞれ「WORKING!!」「ちょこっとヒメ」の番外編で,他は新作のようです。

さらに,4コマフェアの追加情報もありました。まず,10月12日発売のガンガンにも「WORKING!!」「ちょこっとヒメ」「勤しめ!仁岡先生」の描き下ろし4コマが掲載されるそうです。

また,応募者全員プレゼントのドラマCDは3作品合同のものになるようです。詳しくは単行本帯を参照とのこと。

このブログの関連記事

関連リンク

スクエニ作品に詳しいたかひろ的研究館さんへのリンクを張っておきます。

芳文社『まんがタイムきららフォワード』2007年10月号

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今月号から独立創刊。

岬下部せすな「S線上のテナ」
表紙&巻頭カラー。先日にはフォワード作品初の単行本も発売された。まんがタイムきららWebには今作の特設ページが用意されており,ストーリー紹介や第1・2話試し読みなどのコンテンツが用意されている。そういえばこの作品も音楽がテーマだ。4コマだけでなくストーリーでも,芳文社は音楽作品をプッシュ中?
【ゲスト】里好「うぃずりず」
きらら本誌連載の4コマ作品がストーリーで登場。夏の臨海学校でリズっちが男子に告白される!? という話。詰め込まれたネームもストーリーで読むと違和感がないなあ。お風呂に消灯後の恋バナにキャンプファイヤーにと,定番のあれやこれやを詰め込んで,男子も交えてこれぞ臨海学校という一話。男女とも生き生きした姿がいいなあ。お風呂ではリズっちがギリギリ。そしてまさかのBLオチ。
【ゲスト】大富寺航「あるころじっく」
作者は「おおふじわたる」。考古学者の両親から姉妹に届いた荷物。中から現れたのは元・地味な助手だったという金髪の美少女。話を聞くに,両親が新発見した遺跡によってみんな金髪ダンディ&ビューティーになっちゃったらしい,という感じの話。ゲスト作品というよりは新連載作品の顔見せ第1話という印象。つまり読みきりとして読む分には締まりが悪い。これは再登場すると見ていいのだろうか。そうならば,「呪い」をどこまでストーリーに絡めてくるのかが気になる。
【ゲスト】松本ミトヒ。「笑いの女神」
Vol.7以来の登場。女神シリーズ(私が勝手に命名)第2弾。今回はお笑い系の女の子が登場。”笑いの奇跡”を巻き起こす友人を相方にすべく,お笑いの良さを知ってもらおうとするが……。教科書が自主規制辺りのセンスに脱帽。オチはまさかのパンツ。でもやっぱり南のキャラに惹かれるなあ。白目と猫口はギャグに強い。この子メインの話も読んでみたい。
三嶋くるみ「ろりーた絶対王政」
何度も言うけど傷持ちの男子視点ってだけで今作はずるいと思う。るるは一本筋通った娘だなあ。いじめっ子に啖呵切る姿なんて特に惚れる。最後のおや?に作者の茶目っ気を感じた。

エールが”季刊コミティア”なら,フォワードは”月刊コミティア”な一面もあるよね。今はもみじ真魚ちはや御影三嶋くるみの三氏だけど,もっと登場しないかな。以前にも登場したカザマアヤミ氏とか,MAXで「ちびっと!」描いてる楠見らんま氏とか。ふかさくえみ氏が登場したらマジ神だと思う。親和性は絶対高いと思うんだけどなあ。

一迅社『まんが4コマKINGSぱれっと』2007年10月号

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夏コミ企業ブース販売物の誌上通販あり。

高野うい「あにけん」
巻頭カラー。あれ,コミケじゃない!? と思ったらやっぱりコミケだったという予定調和。
森圭治「こまらぶ」
連載再開。メイド喫茶。高野先輩怖ぇー。キャラがさらに強力に。そして藤代君オワタ。このまま引きずり込まれそうだ。
内村かなめ「もっと!委員長」
今作の舞台は瀬戸内だった!? なんてね。くまちゃんの不憫キャラが加速している。
湖西晶「ソーダ屋のソーダさん。」
生々しい女たちのやりとり,消えたなつめ,失意の沙和の発した言葉。何すかこの怒涛の展開は。
【ゲスト】永緒ウカ「みつきにっき。」
8月号以来のゲスト掲載。光貴姫のコスプレ姿を見ると逆説的に和装が映えるなあと思ってしまう。きっと和の言葉遣いの印象が刻み込まれてるんだ。そんなことを思った私は最近和の姫様キャラが気になっている。「暴れん坊少納言」とか読んでみたいなあ。
【ゲスト】蒼月ユズ「ひなイズム」
第2回一迅社コミック大賞ギャグ・四コマ部門部門賞受賞作。道場の弟子と師匠。ある雨の日,師匠が雛菊という名のみなしごの幼女を拾ってきた。この娘が顔に似合わず毒舌で,弟子は彼女にきりきりまい,という感じの話。大分完成されている印象。容赦ない毒の雛菊と耐え忍ぶ弟子とのハイ&ローなやりとりで見せてくれる。あとは雛菊に弱点というか,可愛げがあって欲しいなと思った。
一迅社もぱれっと含め各誌で新人賞作品を募集しているようなので,今後も新人賞出身の人たちが出てくるのかもしれない。こういう刺激には期待したいところ。

双葉社『コミックハイ!』VOL.29

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夏コミ企業ブース販売物の誌上通販あり。グッズのみで本の類はなし。

御形屋はるか「ぽてまよ」
加速する薫&むったんのラブ。女の子用のフック? 俺も期待してるけどな!
重野なおき「うちの大家族」
りんちゃんと宝くじ。結末はこの家族的には予定調和なんだろうけど,そこに至るまでのくじの生死(?)にドキドキハラハラしてしまう。単行本5巻が9月12日に発売。
山名沢湖「つぶらら」
甲子園編終了。球児とデビューCDと大ケガと,あれだけ拡散していた暴走がきれいにまとまっちゃうんだもんなあ。回想的にお見舞いの人たちが映る2ページがきれいだと思った。そして新展開への引きも忘れない。
【ゲスト】晴瀬ひろき「蠢動!ベルゼブブちゃん」
コミハイに晴瀬氏が初登場。学園に暗躍する謎のヒーロー・怪人ベルゼブブ。その力を前生徒会長から継いでしまった新会長。ドタバタのうちに彼女たちは事件に巻き込まれて,という感じの話。『COMIC SEED!』の「ゆーあい☆エトランゼ」のイメージを持ってただけに,ハイテンションかつ生々しいギャグの連続に軽くショック。何よりベルゼブブの必殺技が素敵。ラブコメへも百合コメへも持ち込めてしま……わないか,効果がアレじゃ。ところで晴瀬氏の絵には,濱元隆輔氏に通じる何かを感じるのは私だけでしょうか。
【不定期連載】新井葉月「薬屋りかちゃん」
うおう,藤沢さんかっこいー。見る目が変わるようなエピソードってやっぱりいいよね。次号も掲載。最近は連続して掲載されていて嬉しい。

芳文社『まんがタイムスペシャル』2007年10月号

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【ゲスト】秋吉由美子「なでしこ3on3」
先月号に続きゲスト掲載。神社街道の3人娘のバスケ物語。バスケのディテールには踏み込むのかな。3人組という記号を利用して彼女たちの青春ぶりを見せる方向に行くのかな。次号から連載化。
【隔月新連載】安堂友子「瞬け!シャイン」
先々月号のゲスト掲載から隔月連載化。不老不死,暗殺拳の達人,ヤバイ組織のヒットマン? ……などなど,クセのあるサラリーマンの面々を描くギャグ4コマ。ネタをキャラに紐付けない点は,くらオリの小坂俊史「やまいだれ【疒】」に通じるものがある。両作品とも,キャラに縛られないネタの広がりが,あるいはそれを予感させてくれるところがワクワクする。
【ゲスト】楯山ヒロコ「ハニーtheバンドガール」
先々月号からゲスト掲載中。お嬢様的な表面とロックな裏面,その両方を確実に見せてきてるなあ。夜の海の一本とか。主人公にらしさが出てきた。こちらも次号から連載化。
【ゲスト】佐野妙「Smileすいーつ」
ファミリー連載作品がタイスペに登場。社会人と高校生の仲良し姉妹の日常。本当,この方は躍進著しい。タイムのゲスト掲載と合わせて,単行本になるのも早いかも。
【ゲスト】おぐら可奈「まんぷく☆ガール」
お弁当屋さんで働くハラペコ女子の話。ハラペコぶりだけでなく,料理の腕前でも楽しませてくれる作品。料理をおいしく作っておいしく食べる娘に悪い娘はいない。4コマ目のインパクトはもっとあってもいいかも。

よんこま小町4かいめにサークル参加申込

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よんこま小町4かいめ サークルカット

11月18日(日)に大阪にて開催される4コマオンリーイベント「よんこま小町4かいめ」にサークル参加申込をしました。当選したらサークルカットの通り4コマ評論本を出す予定です。

3かいめの参加者のレポートは当ブログはてなブックマークにまとまってます。

オザキミカ『だてまき。(1)』/まんがタイムコミックス/芳文社

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オザキミカ『だてまき。(1)』

まき「ごちそう様でした」

店員「あらー 残さず食べてエライね〜」

まき(また子供扱いされた トホホ…)

マサムネ「さっきの店員さー ちょっとわかってないよね」

まき(マーくん… 怒ってくれるの? いい人…)

マサムネ「まきちゃんがごはんを残すはずないのに」

オザキミカ『だてまき。(1)』 p.16 「残さずこぼさず」

タイトルに偽り無し。何気ない日常を描くことを通じて「だてまき」そのものを描いた作品と言っていいだろう。

オザキミカ「だてまき。」は,芳文社『まんがタイムスペシャル』連載の4コマ漫画。身長差40cmの夫婦,伊達マサムネくんとまきちゃん。まきちゃんは子供と間違われるくらいに体は小さいけど,食べる量は一人前以上のハラペコさん。こんなまきちゃんにマサムネくんは感心したり呆れたり? そんな二人の日常を描いた作品。今作は著者初の連載作にして初の単行本でもある。

のほほんとした日常系の作品。まきちゃんがそのちびっ子&ハラペコキャラでもって,ある時は小学生と間違われたり,またある時はマサムネくんのおやつまで食べてしまったりと,奇をてらわないストレートな言動でもって楽しませてくれる。インパクトはないが変に凝ったところも無く,安心して読める作品である。

私が今作から連想する作品は,たかの宗美「有閑みわさん」だ。両作品とも奥さんのキャラ性――ハラペコ主婦とスーパー主婦という違いはあるが――で,そして,そのキャラ性を見せてくれる作品だからだ。この意味で両作品のタイトルに偽りは無い。何気ない日常を描くことを通じて「だてまき」を「みわさん」を描いた作品と言える。

今作について言えば,「有閑みわさん」よりもはるかに登場キャラが少なく,そこから生み出されるマサムネくん・まきちゃん空間の安心感が心地いい。その安心感がまきちゃんネタの安心感を生み出し,それが二人の空間に還元される,というサイクルを生み出しているようにさえ思う。私はこんな二人を読めば読むほど,彼女らの空間にはまっていってしまう。

ドラマを見せる前に,日常を,そしてキャラを見せる。それがファミリー4コマの原点であり,直接的な読みの心地よさの源泉であるように思う。ストーリー4コマに感動する私たちが忘れていた価値がこの作品にはある。私にはそう思えてならない。

おとなり感想

身長差カップル、というのが大きな特徴で、強烈なオチはないが無理な設定は少なく安定安心して読める日常系。のほほんと4コマを読みたい方にぴったり。順調に連載は続いているので2巻以降も順調に出ると嬉しい作品です。

dominoの編集後記 - 『だてまき。(1)』(オザキミカ/芳文社/ISBN:9784832265622)

それは、『だてまき。』という漫画の世界が、このふたりだけで充分に満足させられているからかな、なんて思うのですが、そうなんですよね、読んでいる私にしても、このふたりだけで充分すぎるくらいに満足しています。

こととねお試しBlog: だてまき。

だてまき。はねー、なんでハマッちゃったのか自分でもよくわかんないけど、たぶん、まきちゃんのことがすっごく好きなんだと思う(告白)。彼女の一挙一動にすごく楽しませてもらってます。

under construction... 奥様は大食い

身長差ネタと、ヒロインの大食らいネタが殆どを占める。それでも、季節感のある話題が多いので、ワンパターンな感じはせず案外飽きはしない。

マンガ一巻読破 | オザキミカ/だてまき。

芳文社『まんがタイムコレクション むんこコレクション』

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むんこ「らいか・デイズ」「だって愛してる」を中心とした再録増刊号。「らいか〜」は運動会編の描き下ろしあり。併載陣は安堂友子,宮原るり,久保田順子(掲載順,敬称略)。

タウン9月号と同様の告知あり。今秋発売の『だって愛してる(2)』には休載前までを完全収録とのこと。10月までの単行本リストに名前がないから11月発売かな。また,『らいか・デイズ(6)』は10月6日に発売。

【併載】宮原るり「恋愛ラボ」
第1話〜第3話が再録された前号のタイコレに続き,今回は第4話〜第7話が再録。ホーム本誌で目下展開中の前会長・会計のチラ見せ話が読めるのが嬉しい。

次号はひらのあゆコレクション。9月20日発売。

芳文社『まんがタイムきららMAX』2007年10月号

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玉岡かがり「ぼくの生徒はヴァンパイア」
あけすけな姉さんと純情なカミラを対比させたやりとりが好きだ。なぜならカミラの赤面が見られるからさ!
大和狸「オオカミの手かします!」
お母さま襲来。最初から最後まで,ハチの母の痛快なキャラを強烈に印象付けてくれる話。娘に容赦ない姿なんて特に生き生きしてるよね。あと,絶対上手いと思うんよ,4コマ目でキャラを見せて結ぶってのは。
【最終回】荒木風羽「スキっ!キライっ!」
俺的MAX百合三本柱(「落花流水」,「スズナリ」→「かなめも」,今作)のひとつが連載終了。ああ,いいなあ,この軽すぎず重すぎず,しっかりとした展開。ラス前の4本は定型=4コマでできる限りの感情対比を生かしきってるよなあ。最後のページではよる子の言葉を遮るまひるの姿がすごくいい。「理屈よりも感情なのよ!」をばっちり見せてくれる締めだった。いい作品でした。次号から新作が始まるようなので,そちらも期待。
【ゲスト】葉月みやと「わんこなハート」
MAX6月号から再登場。犬耳っ娘とご主人様の女の子とオタクな兄さんと。犬耳っ娘ってだけで色々とバイアスがかかるよ! 兄さんのまともな一面を見せてくれたのが好印象。メガネ属性の一言でまともからダメへ落としてくれるラス前一本が好きだなあ。
荒井チェリー「ワンダフルデイズ」
座敷わらし仲間(?)の零さんが登場。タカビーで滑稽な幼女だ……と思いきや,ストーリー上のキーパーソンでもあるのか。いずれにしよ,荒井氏の作品は新キャラが登場したってだけでわくわくするなあ。今でさえキャラが多いと言うのに,各人が確固たる存在感を持っていると思うから。

竹書房『まんがくらぶオリジナル』2007年10月号

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携帯電話で雑誌の特定のページを撮影して送ると特別映像が閲覧できる動画企画あり。今の画像認識技術ってすげー。

野広実由「うちの姉様」
先月号からの連載作品。早速新キャラの東大男子が登場。こちらは分かりやすいストーカー,もとい,変人さんだ。天才という記号には変人が良く似合う。ラブコメへの準備もOKということかな。真面目な一面も見てみたいなあ。
中島沙帆子「シュレディンガーの妻は元気か」
空気が読めないんじゃない! 世界を正確に記述し伝達しようとしているだけなんだよ旦那さんは! と主張してやる。これくらい理系な記号にまみれていると突き抜けていて痛快だ。
「ぼく、オタリーマン」が人気になる時代なんだから理系人間だってプッシュされていいと思う。「うちの姉様」とか,芳の「白衣とリボン」とか。双の「微分・積分・いい気分」が終わっちゃってるのが惜しいなあ……。あと腐女子ブームに乗って「電脳やおい少女」とか復活しませんか?
さとるサブレ「シローとシロ」
尻を追い尻に敷かれ。さとる氏はネタも絵も最近はかなり良くなってきてると思うのですよ。今作では奇をてらわない日常ファミリーネタでしっかり見せてくれる。毛色の違うファミリーものも読んでみたいなあ。
【ゲスト】東屋めめ「リコーダーとランドセル」
ちんまい高校生の姉と,姉より大きい小学生の弟。彼の背中にはリコーダーとランドセル,という話。姉の視点から,弟の外見と内面のギャップを見せてくれる。分かりやすくて面白い。最後の一本でいい話にもって行くかと思いきやちゃんと落としてくれるところが個人的には好印象。連載ならもっとキャラ設定を詰めなきゃいけないんだろうけど,単発で見せるならこれくらいがちょうどいいのかな。作者の仕事量的に,連載にはなりにくそう?
小坂俊史「やまいだれ【疒】」
ついに本格的な犯罪に手を染めるキャラが……。小坂氏のブラックジョークはここまで来たかと思ってしまった一本目と最後。

芳文社『まんがタイムファミリー』2007年10月号

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曙はる「キラキラ☆アキラ」
お隣のたいぞー君がアキラと桃ちゃんをかき回して,というか桃ちゃんを振り回してドタバタに。こういう存在は二人の仲の良さを強化してくれるなあ。ごちそうさまでした。
北条晶「はっぴぃママレード。」
男の子たちに子供が一気に増えた気分よとさなえさん。この距離の取り方が心地いいなあ。さらに家庭の味でママ分を大量に補給。
佐野妙「Smileすいーつ」
飯田君がたくさん登場してる! いいぞもっとやれ。果歩ちゃんとのふんわりラブラブぶりにじわじわと萌やされる。
逸架ぱずる「がんばろ・まい!」
この作品はご当地愛漫画と捕らえ直すべきかもしれない。ウェブでも最近は沖縄コミックチャンプルーとか,動きはあるんだよなあ。名古屋はネタが豊富だけど,さらに一歩踏み込んでご当地の雰囲気を出した話も読みたいなと思ったり。帰省ネタとかでできそう?

竹書房『まんがライフ』2007年10月号

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小冊子『別ラ volume01 コミックエッセイ生活』が付録。ライフ執筆陣+αがエッセイコミックを執筆。執筆陣一覧はすいーとポテト@はてなを参照。

【ゲスト】秋吉由美子「チェンジアップ!」
野球少年と,彼に惹かれてマネージャーになった女の子。高校生になった二人は互いに想い合い,甲子園を目指す,という話。タイスペの「なでしこ3on3」もそうだけど,秋吉氏はスポーツという切り口から青春4コマに挑戦しようとしているのかな。どこまでディテールに踏み込めるかに注目してみる。
樹るう「ポヨポヨ観察日記」
鈴木君は大手。意外な一面が!
なかしまゆみここけももさん
Flashアニメ企画の宣伝ページが。いつの間にか第4話まで掲載されてるよ。竹書房とlivedoorはいろんな企画を打ち出してきてるよなあ。小冊子にもアニメ製作過程を描いた「フラアニ新聞」が掲載。
まがりひろあき「よいこのしごと」
カツラを貰っても顔色ひとつ変えない博士が好きだ。単行本1巻が10月23日に発売。
【ゲスト】森田ぐりこ「ぺきぺき」
ライフ4月号に「おたくの娘さん。」がゲスト掲載された森田氏が再登場。潔癖症の幼女の話。お父さんと合わせて黒いぜこの娘。強烈なキャラだ。最後の一本で黒さをぎりぎり踏みとどめているところに良心を感じた。
【小冊子】北条晶「腐腐円満」
オタク夫婦な北条氏夫妻の日常。もちろん夏コミの話題も。午前中にスペースにいたのは旦那さんだったのかな。

コミックマーケット72 買い漏らしリスト

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3日目からの続き)

買い漏らしリストを晒すのが同人ブロガーさんの間で 流行って いる らしい ので,場違いかもしれないけど乗ってみる。

1日目西2まるごと
1ホールまるごと忘れるとかどんだけですか。ドラクエエリアを回りたかったのに……。
3日目東D16a《Nostalgic-Barbie
帰還後に仲間に見せてもらってどハマって,でもちゃんとチェックしてたのに行っていないという orz 猫耳で少女でエロいのとか大好きです。
3日目東フ37a《ぐらヴィ団
新刊無しと油断してたら二丁目イラストのペーパーを配っていた模様。
3日目東ヘ32a《両々王国<