私屋カヲル「ちびとぼく」などの動物作品を中心とした増刊号。掲載陣はすいーとポテト@はてなを参照。
「ちびとぼく」は,巻頭カラー以外は全て再録のはずなんだけど,自分は読んだことがない話ばかりでお得感満点だった。単行本7巻は7月27日に発売。
私屋カヲル「ちびとぼく」などの動物作品を中心とした増刊号。掲載陣はすいーとポテト@はてなを参照。
「ちびとぼく」は,巻頭カラー以外は全て再録のはずなんだけど,自分は読んだことがない話ばかりでお得感満点だった。単行本7巻は7月27日に発売。
「らいか・デイズ」と「だって愛してる」を中心としたむんこコレクション。読者投稿企画やプレゼント企画などもあり。むんこ氏以外の掲載陣は,安堂友子,木村和昭,久保田順子(掲載順,敬称略)。
特記すべきことはなし。このままむんこ氏がどこまで突き進むのか見てみたかったりする。
コミックス2巻発売直前カラー!!なんて書いてあったりで,私屋氏の日記(5月12日)の
嬉しい話ってのはこのことかなと思ったり。となると,同じく日記の
残念な話って何だろう。
次号予告に志村貴子氏の名が。これは凄いところを持ってきたもんだ。あとは犬上すくね氏がいれば完璧な布陣になる気がする。

ひ弱な男「あー きょうも疲れた―― カップ麺でも食べよ――…」
天子「ハロー 私はインスタント食品の精 天子 あなたの願いをなんでもひとつ叶えてあげます」
ひ弱な男「本当!? じゃあひ弱な僕を健康優良児にして!!」
天子「食生活みなおせ!!」 (ひ弱な男にビンタ)
ひ弱な男「ぐふっ その通りですね ごめんなさっ」
(安堂友子「天子様が来る!」1巻 p.3 「天子様の指導」より)
芳文社『まんがタイム』にて連載中の4コマ漫画。天子はインスタントエンジェルの精。カップ麺を食べる人のところに気まぐれに現れては,その人の願いを叶えたり,時には叶えなかったり,願いが叶えられたとしてもその人が迷惑に巻き込まれたり……,という感じの話。
自分のせいで登場人物が厄介ごとに巻き込まれていくのを尻目にしらっとしている天子様や,変な形で願いが叶えられて悶えたりズッコケたりする登場人物たちが面白い。そのネタの豊富さにも驚き。「天子様,何で真面目に願いを叶えてあげないの?」などという無粋なことは言うことなかれ。厚かましいけどどこか一本筋が通ったところが,天子様の最大の魅力なのだから。
今回「天子様」が単行本化されたことで,安堂氏の他の作品についても単行本化を期待してしまう。以前連載していたという作品「青春☆白球会」は,自分は読んだことがないだけに是非単行本化されて欲しいところ。
また,安堂氏は芳文社『まんがタイムオリジナル』でも,女性占い師4コマ「開運貴婦人マダム・パープル」を連載中。こちらも「天子様」と似たノリで面白い。

ナガユ「ホントにできの悪い嫁だよ」
トージ「慣れるまではしかたないよ でもOLとしての経験も役にたってるよ」
ナガユ「電話の対応はてなれたもんだね」
ゆや「はい 今ですか? 今はフロントで業務をしておりますが はい 何でしょうか 下着の色?」
トージ(何の電話だ)
(湖西晶「お湯屋へようこそ」 p.17 「はきはき答えよう」より)
芳文社『まんがタイムラブリー』にて連載されていた4コマ漫画。山の中の温泉旅館「奥山」を切り盛りするトージと,その妻で元OLの若女将・ゆや。トージの母のナガユにいびられながらも,ゆやは旅館のために頑張って仕事に励む,という感じの話。現在,連載は終了し,単行本もこの1冊で完結。『まんがタイムきらら』系列誌での掲載歴はないけど,レーベルはKRコミックス。
嫁姑という古くからあるテーマを,湖西氏らしく明るく描いている。キャラも話も良心的で安心して読める作品。最終回もその前の話から準備がされ,最終回らしく締められている。4コマ誌連載作品には突然の打ち切りに会う作品がしばしばあることを考えると,この作品は幸せな作品だったと言えるかもしれない。
湖西氏の最新刊「かみさまのいうとおり!」3巻は6月27日に発売。同作品はドラマCDも現在発売中。現在は産休で『まんがタイムきらら』および『キャラット』での同作品の連載は休載中の湖西氏。現在は育児の方に忙しいでしょうが,復帰後はまた元のように頑張って欲しいなと思います。
今月号の表紙にはローマ字がない……。もっと,もっとMAX語を……。
次号予告に哉樹氏という方が。この方もブログ「トラウマ印 【私生活4コマ漫画】」で実録家族4コマ漫画を描かれている。ここ最近の『くらオリ』は実話系漫画ブログからの起用が多いような気がする。
竹書房でのコミックスはもう無理みたい。裸眼でGO!も出ないという悲しいことが書かれていたのを思い出した。みずきほどドジなメガネ人間は実際にはいないよとか思いながらも,逆にその徹底してドジなところが面白くて毎号楽しみにしているだけに,この知らせは残念。雑誌での連載をしっかり楽しもうと思う。

キリカ「どうした? 好みじゃねーのか?」
大吾「いや… めっちゃストライク でも… 昔からデブでモテなくてひがみっぽいこんなオレじゃ……」
キリカ「なーに言ってんだよ!! デブなら当たって弾けろ!!」
大吾「せめて砕けてえ」
(重野なおき「うちの大家族」3巻 p.110 「デブの前に男」より)
双葉社『まんがタウン』と『まんがタウンオリジナル』にて連載中の4コマ漫画。千葉県に住む父親と三男五女と一匹の大家族の日常を描いた作品。
3巻の主役の一人は次男で大型野球少年の大吾。作中に登場する子供向けアニメの「魔女っ娘めもりん」にはまってオタク街道まっしぐらの彼も,この巻ではバスの中で酔っ払いにからまれている女の子を助けて,電車男ならぬバス男に。でもその結末がお約束というか,かわいそうな気がするけど大吾にはまっているというか。でもそうやって吹っ切れた後の彼の清々しい顔が面白い。
他,長女の愛子が商店街の3人組に求愛される話,お見合いをする話,北海道の元彼に会う話など,愛子のドラマも展開。どれもただいい話で終わらせるんじゃなくて,笑わせるところはきっちりと笑わせてくれるのがいい。この辺,さすが重野氏だと思わずにいられない。
また,四女のみゆ美も面白い。長男の音也が大好きなあまり問題発言をしたり,肝試しの恐怖や虫歯の痛さに黒いキャラを見せたりと,その突き抜けぶりが凄い。彼女の今後が心配……じゃなくて,今後もどんな爆弾発言が飛び出すのか期待。
プレゼント企画の締切は5月末日。まだ応募されていない方はお忘れなく。

サチ「色んな犬がいるねー みんなかわいい …でもやっぱり もずくが一番かわいいや!」
その犬は 世界一幸せな犬だった …とか簡単に思ってしまう ぬるい犬だった
(施川ユウキ「もずく、ウォーキング!」1巻 p.78 「その犬」より)
秋田書店『ヤングチャンピオン』にて連載中のショート漫画。哲学的な犬・もずくと,彼の飼い主や近所の動物などの日常を描いた作品。
基本的に,各話,もずくがあるひとつのテーマについて語りをする形で話は進む。そのテーマも,人間は名前を付けたがる生き物だ
,恋はしゃっくりに似ている
,人形…魂不在の空っぽの形代
というもずくのセリフに代表されるように深いものばかり。しかし実際の話は真面目かというとむしろ逆で,もずくが日常のトラブルに巻き込まれるギャグだ。だけどこの真面目な部分とギャグの部分の落差が,各話,そして作品に妙な味わいを生み出している。
そしてこのもずくの姿が愛らしい。長毛種でシングルコートな彼のふさふさな毛,クルリとした目,そして丸っこい体。犬が哲学をする時点で既に現実からかけ離れているんだけど,このいでたちで哲学をするところがまた面白い。
あと,当然ながらもずくと人間の間では会話が成立しないのもこの作品のポイント。時々もずくの発言から感じられる厭世観は,「どうせ俺の考えは人間には分かってもらえない」という,半ば諦めの感情からくるものなのかもしれない。これは私の考え過ぎかもしれないけど。
同じく施川氏の単行本「サナギさん」2巻とのコラボプレゼント企画の締切は5月17日。まだ応募されていない方はお急ぎを。

「枢機卿(すうききょう)」…… 何者かよくわからないけど 機械の体持ってそうな字面だ……。
(施川ユウキ「サナギさん」2巻 p.102より)
秋田書店『週刊少年チャンピオン』にて連載中の4コマ漫画。哲学的な少女・望月サナギと,毒舌少女・倉田マフユの日常を描いた作品。
2巻では腹黒泣き虫少女のマナミさんや,謎ポエム少女のイマミヤさんなど,個性的で変なキャラがさらに登場。日常的に考えるどうでもいいようなことをあえて難しく考えてみたり詩にしてみたりする姿はを見ると,自分も小学生時代にこんなやつだったなあ,自分の周りにこんな奴いたなあと思わずにはいられない。
こんなノスタルジーを思い起こさせてくれることが,私がこの作品を大好きな理由だ。サナギさんたちを見ていると,意味不明な替え歌や言葉遊びが無性に楽しかったあの頃が思い出される。そんなときはいつも心地良くてちょっと悲しい。今ではそういうことはさすがに恥ずかしくてやらなくなってしまったけど,たまにはそういう時期があったことを思い出してみるのもいいかなと思ったり。
同じく施川氏の単行本「もずく、ウォーキング!」1巻とのコラボプレゼント企画の締切は5月17日。まだ応募されていない方はお急ぎを。