双葉社『まんがタウン』2008年7月号

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むんこ「はいぱー少女 ウッキー!」が連載再開。

【ゲスト】みつき和美「かなでてピアノ」
タウオリ2006年4月号,タイスペ2006年4月号に掲載歴のあるみつき氏が登場。どこかで見たことがある絵だと思ったら。ピアノ教室の先生の母・かなで,世界的ピアニストの父,そして息子,そんな三人家族の日常4コマ。ノリノリでピアノを足で弾こうとしたり,外からは息子と「姉弟に見られたいの!」と,奔放でキュートな母を中心に回る一話。男性陣は彼女にきりきりまい,でも仲良し。ああ,幸せだ。家族ものの音楽4コマはこれまでになかったかな。また読みたい。タウン世代交代の流れに乗って欲しい。
音楽の先生4コマと言えば,くらオリ2007年11月号に掲載された井上多美子「いっしょにドレミ♪」が印象に残ってます。こちらももう一回読みたいなあ。
【最終回】たかまつやよい「はるうらら」
うらら,香港支社へ。ベッタリと我慢に揺れつつ,最後は涙で見送る父。連載でうららの成長が社会人一年生からここまで確かに描かれてきたからこその最終回だと思いました。いい作品でした。単行本3巻は「秋ごろ発売」とのこと。事後話を妄想するなら,うららの出世や父娘の今後の関係もさることながら,よっちゃん&平田の関係も気になるお年頃。
次号からは「龍天寺夫妻の生活」の連載が開始。

双葉社『まんがタウン』2008年6月号

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笹野ちはる「よせ☆あげ」
先月号からの連載。お弁当屋さんの青年が登場。さっそくほのかさんが恋の予感。そういう展開に? ”成長が楽しみー&hearts” もちろん胸のことですよね? 違いますかそうですか。前作の単行本『ぽこぽこコーヒー気分(2)完』は5月12日に発売。
富永ゆかり「天下無双!恋メガネ」
こちらも先月号から。社長をムコさまのお義父さん(10年後)と空目。それはともかく,職場で涙を見せる→ギャップをアピール→男がグッとくる→恋の予感ですよ天華さん! いやそこまであざとく計算高くないのが天華さんなんだよ! 富永氏も前作の単行本『すてきなムコさま(3)完』が5月12日に発売。
たかまつやよい「はるうらら」
今気づいたけど感想作品が全部働く女性ものだ。大野さんとともに香港支社に転勤したいうらら,それを許さない父すなわち社長。甘やかさない・甘えない態度を貫くキャラクターたちがかっこいいなと思うわけです(社長除く)。次号,最終回。

「はるうらら」の他にも,師走冬子「花やか梅ちゃん」が”次の次で最終回”,さかもとみゆき「オタケン」も”あと数回”で最終回。さかもと氏によれば,”タウンは今、作品が新旧交代時期にきて”いるらしい。

以前に私は,今一番「つまらない」4コマ誌は『まんがタウン』であると言ったけど,最近では新作新連載がちょこちょこ始まって,こうして連載が終わる作品もあって,変化が出て面白くなってきた。

願わくばもっと新陳代謝が進んで,新人もたくさん登場して欲しいところ。だけど,タウンが双葉社最後の4コマ誌ということを考えると難しいかもしれないとも思うわけで。

ここで新4コマ誌創刊という流れにはならないものか。それも『もえよん』の影がちらつくのか。うんぬん。

次号からむんこ「はいぱー少女ウッキー!」が連載再開。

双葉社『まんがタウン』2008年5月号

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映画「クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ金矛(キンポコ)の勇者」公開記念としてクレしんパスケースが付録。

【新連載】富永ゆかり「天下無双!恋メガネ」
お仕事はバリバリ,でもメガネがコンプレックスで恋には奥手なキャリアウーマン。時代はメガネなのか! 扉の一本は某ヤマモトの人なら「チューでカチッ!」っていうんだよきっと。とりあえずメガネに定評のある@Na_ITに投げてみる。
【新連載】笹野ちはる「よせ☆あげ」
タイトルだけ見て「寄せて上げるのか!巨乳なのか!」と考えたけど本当にそうだったよ! 下着会社のデザイナーとして働く新人女性と先輩女性社員たち。上はGから下はAAまで幅広く取り揃えております。キャラ見せ程度の第一話。明るく前向きな主人公で楽しい話になりそう。個人的にはフリルでAAの由衣さんを推しておきます。
【連載再開】荻野眞弓「ちっちゃいナース」
産休明け復活。あーやっぱり瞳子さんはコケティッシュで魅力的だなーと。他誌での連載も順次再開されていくようなので楽しみ。
小笠原朋子「パラダイス*ホテル」
タキシードとウェディングドレスに身を包み。ぬおおおおここでNTRに迫りますか。「ホームタウン」のようなすれ違い四角関係にやきもきしっぱなしなんだぜ。
ボマーン「ほほかベーカリー」
”ブールベリー”の一本が無駄にツボった。タイトル見てさらに吹いた。当たり前のことを書いてるんだけどそれが自分の思いとシンクロしたときのインパクトは強いなあと思うわけです。単行本1巻が4月12日に発売。ボマーン氏は4月7日にも芳文社から単行本『ヒントでみんと!(1)』が発売。

次号からとぽすけ「だらだら毎日のおでかけ日和」が新連載。実話系から引っ張ってくるのは竹書房の十八番だと思ってたら双葉社がやりましたか。

双葉社『まんがタウン』2008年3月号

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【ゲスト】森山一保「スーパーナニワブラザーズ」
誰かと思えば『もえよん』で「もえもえボッ君」を描いてた方じゃないですか! タイトルがアレなのはご愛嬌ですよ。ナニワ根性の父ちゃん・母ちゃん・ガキ二人。設定と相まって古き良きおバカさ。どこかコロコロ的だなあと感じた。
【新連載】たかはしみき「ふぅわり花便り おはなちゃん」
カラー新連載。鉢植えの花・おはなちゃんはちょっと変わったお花。普段は黄色くまんまるな姿だけど,蜜を塗り,花のドレス(俺命名)を身にまとい,茎のてっぺんでポーズを決めれば,今日も咲いてるおはなちゃん――。ここで「こげぱん」の人を投入とか……! 可愛いもの好きの俺とか抵抗できないじゃないですか……!
【二本立て】重野なおき「うちの大家族」
通常編と特別編ショートの二本立て。後者は重野家で大バーベキュー大会。話のテンポはショートと言うよりも1ページギャグに近くて,私なんかは読んでいて妙に落ち着かなかった。1ページごとにタイトルがついてたら嬉しかったのだけど(それショートじゃない)。それはともかく,柱に”オールスター出演”とあるように,「〜大家族」のサブキャラが勢ぞろいする様は豪華。締めはきっちり(?)音也。青春キャラでありアーティストである彼にはこういう舞台が良く似合う。

双葉社『まんがタウン』2008年2月号

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【ゲスト】くまだとわ「ウェルカム☆バーガー」
10月号以来の再登場。タウンにおける貴重な新人成分ですよ。バーガー屋の無口気味な新人バイト・水沢さんの仕事ぶり。お客さんに冷静に対処してるかと思いきや,別の場面ではしどろもどろ。非マニュアル対応が苦手と把握すればいいんだろうけど,そのキャラが分かりづらくて惜しいなあと思う。笑顔のときは本当にいい笑顔を見せてくれるだけに。バーガー屋ネタはともかくとして,水沢さんのキャラの二面性がちゃんと見たいなあと思うわけです。
【ゲスト】阿部川キネコ「パンクかあさんとロリータむすめ。」
前回登場は昨年2月号と,1年ぶりの再登場。ロリータファッションに興味を示す娘。パンキッシュな母は彼女にやきもきで――。今回は娘のロリファッション友達が登場。二対一でのファッション対立かと思いきや若干の歩み寄り。しかし母は結局娘のセンスを理解できませんでしたとさ。そしてまさかの女装少年! とにかく,阿部川氏の作風の広さは異常だと思わせてくれる作品。

双葉社『まんがタウン』2008年1月号

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小池田マヤ「不思議君JAM」
すいません最近のタウンの中でこの作品だけ異空間ですマジで。今回で前作「ミルククラウンの王子様」とつながって,ストーリー的にはここからが本番ということなのかな。そういえば今更だけど今作の登場人物名は仏教に由来するものらしい。
小笠原朋子「パラダイス*ホテル」
ミステリーナイト。妄想で鼻血吹くとか,恩田君に顔接近で鼻血吹くとか,さやかさんが変態化してきてるよ! コメディ度大幅アップ。楽しい。

双葉社『まんがタウン』2007年12月号

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たかの宗美「派遣戦士 山田のり子」
山のりと「主任がゆく!」の北見主任がコラボ。こんな濃い二人がコラボするってだけで脳みそ沸騰するっちゅうの。何と強烈なキャラ性か。山のりとほぼ対等に渡り合う北見主任がすげえ。ぶんか社の主任SP VOL.5でもこの二人がコラボしてるらしい。まだ売ってるかな。
【ゲスト】花果弥佳「くま工房 はちみつ亭」
「はるはたみか」氏がタウン6月号以来の再登場。テディベア屋さんのお姉さんの日常。男の子を助けつつ諭す姿が優しい。お母さんみたいだ,というか俺の中ではお姉さんというよりもお母さん的キャラとして固まった。ここらでこの方を本格的にタウンに投入してくれないかなあ。

双葉社『まんがタウン』2007年11月号

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ÖYSTER「光の大社員」
言わずとも通じ合う伊達くんと工事現場のおっちゃんが何とも。単行本1巻が11月12日に発売。同時に『武者武者道中ティラの介』なる単行本も出るらしい。恐竜の武士らしい。
小池田マヤ「不思議くんJAM」
露骨にフォーマットを壊してきた! ストーリーに引き込まれる。こういうのを読むと,小池田氏は破壊的なエネルギーにあふれてる方だなあと思う。
小笠原朋子「パラダイス*ホテル」
3本目の3コマ目のさやかさんに尽きる。微妙な感情で動くさやかさんがいいなあ。

双葉社『まんがタウン』2007年10月号

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つまらない」と評したタウンだけど,それは雑誌全体としての話で,個々の作品は面白いものが揃ってるんですよ,と改めて主張しておく。

富永ゆかり「すてきなムコさま」
ヨメさまズにスポット。したたかに始まりドジに終わる。お母さまも結構抜けてる人で和むわー。
【ゲスト】くまだとわ「ウェルカム☆バーガー」
バーガー屋の無口気味な新人バイトさん。最初こそ非常識な子だけど,だんだん良いところを見せてくれる。キャラが確立すれば魅力的な子になりそう。

今一番「つまらない」4コマ誌は『まんがタウン』である

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ただし「変化がない」という意味で。

自分にとってのNo.1 4コマ漫画雑誌はまんがタウンだと思います。

実力のある4コマ作家は大概複数の連載を同時に抱えているからファミリー向けの4コマ誌は差別化しにくい分野だと思うけど、まんがタウンには何といってもクレヨンしんちゃんがありますからね。

漫画は1日3〜4時間 - 誰だ肝尾多面はてなキーワードに加えた人

nadegataさんはこう言っているが,私が持っている考えはむしろ逆で,まんがタウン』はワースト1の4コマ誌だと思っている。繰り返すが「変化がなくてつまらない」という意味において,である。

確かにタウンの「質は高い」。それは疑いようがない。何と言っても双葉社の二大キラーコンテンツである「クレヨンしんちゃん」と「かりあげクン」がある。人気作家の小池田マヤもいる。さらに,たかの宗美,胡桃ちの,師走冬子,後藤羽矢子,吉田美紀子,重野なおき……といった,4コマ誌ではおなじみの顔ぶれを網羅しており,実に幅広い読者に受け入れられるであろう誌面となっている。

だが,それゆえに「つまらない」。連載作家がほぼ完全に固定されていて,おなじみの顔ぶればかりで,布陣が磐石過ぎて,変化がないのだ。タウンの掲載情報を見ても,「ゲスト」の文字が少ないことが分かる。これが他の4コマ誌なら,毎号最低でも二・三名はゲスト作家がいるものである。

昨年7月に『まんがタウンオリジナル』が休刊し,現在の双葉社の4コマ誌はタウン一誌になってしまったため,新しい作家を起用するという冒険がしにくいのかもしれない。当時のタウオリは素晴らしい雑誌であった。私が最も好きな4コマ誌だった。新旧入り乱れた作家がごった煮的に掲載されていて,変化を期待させるワクワク感にあふれていた。

さらに今思えば,タウンで,あるいはタウオリでもできないことをする実験場が『もえよん』だったのかもしれない。雑誌こそ休刊したものの,「ぽてまよ」「男爵校長」「カニメガ大接戦!」「ふるーつメイド」などの作品を掘り起こしたことは評価されるべきだろう。今更になってしまうが,もえよんはもっと「良い」冒険をしているところが見たかった。お抱えのアンソロ4コマ作家がもっと登場するところが見たかった。当時はその名前を知らなかったが,『メンズヤング』に「カエル王子」を連載していたはずの逸架ぱずるの作品も読みたかった。

話がそれた。タウンの話題に戻ろう。

さて,そんな変化がないタウンに私が期待するのは「フレッシュまんが大募集!!」である。つまるところ新人投稿である。この点は4コマ好き書店員のdominoさん同じ指摘をしている。漫画新人賞がタウンに用意されていない以上,ここに期待するしかない,と言うべきかもしれないが。

良い作品はそれとして提供し続けて欲しいとは思うが,ガチガチの誌面の雑誌にはワクワクできない。遊びのある,新人も活躍できるような,そんな贅沢な雑誌。『まんがタウン』だからこそ,そんな変化を期待したい。

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