スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

沼江蛙『ゲキカラ文化交流』は「結」の位置の妙がなせる業が神がかっている - 芳文社『まんがタイムスペシャル』2013年10月号

沼江蛙『ゲキカラ文化交流』

みゆきたちとメールの話。今回は95ページから96ページの流れが神がかってる。95ページ左1コマ目は普通なら4コマ目(あるいはそれと並列される3コマ目)に持ってくるコマだし、96ページ右の一本は普通なら見開き2ページ4本中の4本目に持ってくる一本だろう。それがいずれも最初の位置にあることによって、1・2・3・4のリズムの4拍目、すなわち「結」の位置が覆い隠され、4コマから4コマへ、そしてページからページへの連続性が強化される。これが読者の読みのリズムをずらすことによって、作品の奇妙なシュールさをよりいっそう際立たせている。まさに「結」の位置の妙がなせる業と言えよう。この稀有な才能はもっと知られていい。その意味でも、10月7日の単行本1巻の発売が待ち遠しい。

スポンサーサイト

吉村佳『どろんきゅー』の関係性見せは進化する ― 芳文社『まんがタイムスペシャル』2013年9月号

吉村佳『どろんきゅー』

夏祭り、と言えば霊。佐倉さんと霊の関係性に安心感を覚える回。霊が佐倉さんに立ちはだかる不良を金縛りにしたり、彼女のパンチラをスケベ男子から守ったりする場面で、霊が佐倉さんに恐怖感を与えていないのがその理由だろう。佐倉さんにとって霊は恐怖の対象というだけでなく、彼女を知らないうちに守ってくれている存在であるということを、これらの場面によって見せている。怖がり佐倉さんとちょっかい出しアキちゃんの関係性に優しい霊をうまく絡めて、作品世界を広げてきていると言えよう。実に巧い。絵柄だけでなくキャラ間の関係性見せも進化する様に、作者のポテンシャルを見た。単行本1巻が8月7日に発売される。とても楽しみである。

芳文社『まんがタイムスペシャル』2011年7月号・8月号

板倉梓「少女カフェ」
7月号、みのりの質問にやさぐれて返す葉月さんに盛大に吹いた。ところで、この会話はお父さんには聞こえていないんですよね。いや、当たり前の話かもしれないんですけど、同じような空間において、宮嶋さんの「そして私…」は聞こえず、みおの「すっトボケ」は聞こえているわけで。この辺の制御を作者は意識的に行っているのかもしれない、とかなんとか。
【ゲスト(7月号・8月号)】山内八子「ケータイしてね!」
普通のサラリーマンと「ヒト型ケータイ」娘。計算は速い(電卓機能)、映画の後は無口(マナーモード)、漢字は得意(変換機能)と、ケータイの機能をキャラに上手くマッピングしていていい掴み。デコ=アクセサリーのマッピングはベタっちゃベタだけど可愛らしさが出てて好き。電話というモチーフ自体が好きなのでまた読んでみたい。再登場するなら、ケータイ機能見せでどこまで勝負できるか、そして電話が持つコミュニケーションの要素をどこまで入れてくるかが気になるところ。

芳文社『まんがタイムスペシャル』2011年5月号・6月号

両号ともひと通り読んだけど書くことがない……。最近のタイスペはゲストが少なくて括弧書きの〈面白さ〉が減ってきてる。愛読している「恋愛ラボ」も「少女カフェ」も期待通りの面白さで、それはそれで何も問題ないのだけど、今は大きな展開もない時期だしなあ。まるで『まんがタウン』を読んでいるかのような感覚だ。

芳文社『まんがタイムスペシャル』2011年3月号・4月号

4月号、また表4が藤田紀子……。

宮原るり「恋愛ラボ」
3月号、男子(レン)に免疫の無いスズおいしいです。
荻野眞弓「たまのこしかけ」
3月号、バスタオル姿のたまこさんおいしいです。
板倉梓「少女カフェ」
女子高生みのりの猛アタック二回。娘二人・みのり・葉月さんのそれぞれの気持ちに気づかないニブチンな父を中心に各キャラが動く様がホームドラマのようにテンポが良くて心地良い。それでいて誰も悪意を持っていない様に安心する。単行本1巻が4月7日に発売。

芳文社『まんがタイムスペシャル』2011年2月号

ラブリーから板倉梓「少女カフェ」、十野七「放課後のピアニスト」、渡辺志保梨「だんつま」が移籍新連載。

【ゲスト】なかはら★ももた「洋食ヨツバ」
先月号に続きゲスト。謎のメガネ青年・水樹さん厨房に立つ。水樹さんはどことなく訳ありっぽいし四女・三ツ葉の「パパみたい…」もそういった展開を想起させるしでちょっと重め。こういうのはラブリーの「本格ストーリー4コマ」には入らないんでしょうか。まだ続くのかな。
【ゲスト】水知せり「ラブマニ」
まんがタイムWAVEからゲスト。天然奥さんとオタクな旦那さん。旦那さんのフィギュア趣味を受け入れるどころかサポートまでする奥さんがその笑顔とあいまって天使のよう。こういう幸せな夫婦ものが好き。単行本が1月7日に発売。

芳文社『まんがタイムスペシャル』2011年1月号

まんがタイムWebでは連載7作品の年賀状テンプレートを配布中。

まつもと剛志「野菜畑でつかまえて」
自分は初読。専業農家一家の日常。「まじかるストロベリィ」と言い今作といい、作者の専門は農業系? おっとり・さくらとお子ちゃま・小姫のキャラの可愛らしさに作者らしさを感じるのだった。
【ゲスト】なかはら★ももた「洋食ヨツバ」
亡き父がシェフをつとめていた洋食屋を継いだ四姉妹、しかしオープン初日はガタガタで。少女漫画的ストーリー4コマ。込んだ設定といい最後のメガネ青年の引きといい、次回がなきゃ嘘だよなあ。というかこういう作品こそ新生ラブリーの方が向いてるんじゃ。

芳文社『まんがタイムスペシャル』2010年1月号・2月号・3月号

3月号から表紙が胡桃ちの「ミッドナイトレストラン7to7」に変わった……のかな? 少なくともこの号ではちるみさんが占める面積が小さい。

桑原草太「ココロ君色サクラ色」
1月号は小春ママ・スミレさんと小春と葉介。二人は母親公認のカップルだったのか! いいぞもっとやれ。スミレさんの乙女趣味が作品の雰囲気とピッタリすぎて悶える。絶対この人森に住んでるって。「紅心王子」と比べるとこの作品は〈悪意〉のなさが特徴的だよなあと思う。次は4月号に登場。
吉田美紀子「えんれんCafe」
2月号は大ちゃんとの逢瀬を妹・美香ちゃんの病気でキャンセルする恭子ちゃん。電話口で恭子ちゃんに適切なアドバイスをする大ちゃんの真摯さに惚れる。彼の涙を癒すメールが姉妹のコラボになってる点も良心的だよなあ。4月号で最終回。
【新連載(2月号)】小谷あたる「早乙女寮別館ものがたり」
作者の4コマ作品は今作が初だったりする? 女学校に転校してきた松子は,その女子寮での暮らしにあこがれるも,案内されたのはオンボロ別館。そこにはオカマの寮母や軽薄そうな男理事長もいて――。柔らかな少女漫画的4コマ漫画。明治~大正的にノスタルジックな雰囲気は嫌いじゃないぜ。まわりに花を浮かべる大家さんが本当に女性に見えて困る。子供キャラはほっぺが実に柔らかそうである。お手伝いのちかちゃんの犬耳に誰もツッコミを入れない点にファンタジーさも感じる作品。期待。
【新連載(2月号)】口八丁ぐりぐら「キミ待ち!」
恩人を探してそば屋「こかげ庵」を訪れた少女・陽菜。その人に会うために,彼女は店の主人に住み込みで働かせて欲しいと申し出るが――。ちょっと重めの作品。陽菜まわりの人間模様が既にがっちりしている印象。これは〈時間的な成長〉の物語になりそうだなあ。常連リーマンくんたちはどう絡んでくるんだろうか。
【新連載(2月号)】おおた綾乃「おすすめ!看板娘あんちょこ」
幼なじみの杏と千代子は和菓子屋と洋菓子屋の看板娘。和洋の差,正反対の性格,そして好きな人が同じというライバル関係の二人。彼を狙って仲良くケンカする様が,作者独特の高いテンションと相まって実に楽しい。これまでのおおた作品の中で一番好きになれそうな予感がする。楽しみ。
【ゲスト(1月号・3月号)】テンヤ「ほのか しっかりしなさい!」
3月号はみんなの将来の夢。ほのか先生が昔からの夢を語るシーンの表情が無駄に色っぽい。園長先生との絡みもあって仕事を頑張ろうとする姿が健気でいいキャラだよなあ。まだまだ読みたい作品。
【最終回(3月号)】安堂友子「瞬け!シャイン」
最終回とかありえん……。理屈的なギャグが実に面白い作品だった。3月号は「穏健派の塩胡椒」に吹いた。何だよ「穏健派」ってw 最後をビクニさんで締める辺りも実にキレイ。いい作品だった。単行本は出て欲しいなあ。
【最終回(3月号)】柳田直和「千秋ツーフェイス」
最終回にして父母登場。「最終回」とか作者登場とかメタってるぜ作者w この父母の内外ヅラにしてこの娘あり。この絡みはもっと早く見たかった……! いい作品だった。

芳文社『まんがタイムスペシャル』2009年12月号

荻野眞弓「たまのこしかけ」
課長に誘われて鉄道戦隊ショーへ。ヒーローに恋しちゃうたまこさんは乙女だよなあ。そんなキャラと鉄ちゃんキャラのギャップが何とも可笑しい。そして司会の女の子がどう見ても「白衣とリボン」のゆりちゃんな件について。
【ゲスト】古下えみ「視界良好」
メガネっ娘に対する淡い想い出を秋奈さんにことごとく壊される小松くん。YOU新しい想い出刻んじゃいなよと思いつつもまだまだ秋奈さんのメガネラブっぷりを見ていたいなとも思う。
【ゲスト】山口美侑「姫ちゃんのOL日和」
お局OL・麗さんに変わり新人OL・姫ちゃんが主役に。控え目で小動物系。麗さんと比べて男性読者受けしそうなキャラ。タイスペでそれがどれほど求められているのかはよく分からないけど俺は好き。また読んでみたい。
【ゲスト】更科雫「コトノハ」
人付き合いが苦手な新人OLさんの初出勤日。こちらもオドオド小動物系なキャラで好き。白目二頭身モードでのギャグも軽快。また読んでみたい。
【ゲスト】神尾はすは「卓上雑貨店あるにかや」
10月号以来の再登場。お隣の麺屋一家とのお付き合いが家庭的でいいなあと思ったり。

芳文社『まんがタイムスペシャル』2009年11月号

荻野眞弓「たまのこしかけ」
SNSで恋愛相談するたまこさん。非肉食系なたまこさんはもとより,たまこさんを押し倒しちゃっても顔色ひとつ変えない十条さんがらしいなあと思った。そして十条さんにドキドキするたまこさんグッドです。
宮原るり「恋愛ラボ」
続・塾。こういう回を読むと,宮原作品は個々のキャラでもキャラ間の関係性でもなく,複数のキャラの関係を読む作品なんだということを否応なく感じさせられる。加えて,このラボ実践編では意思の不疎通も重要な要素だよなあと。
高嶋ひろみ「ポンチョ」
縁日。大人と子供の対比で見せる回。クレカ=「無限大」のおこづかいで大人を見せつける先輩に吹いた。出店にはしゃぐポンちゃんとアキラちゃんは賑やかで楽しいなあ。ところで本編とはあまり関係ないけどななみさんって男らしいバイトばっかりしてる気がする。いつぞやには工事現場のバイトもしてたよね。
【隔月連載】桑原草太「ココロ君色サクラ色」
葉介くん家でおよばれになる小春さん。これまでこの作者は描線が素晴らしい人だなあと思ってたけどカメラワークとセリフの連携も素晴らしいということがやっと分かった。特に最後の「ちょっと将来が見てみたい気もする」という小春の独白は二コマ前の葉介・祖父・妹二人の光景と重なって小春の「将来」への想いが色々と想像されてたまらん。
【ゲスト】テンヤ「ほのか しっかりしなさい!」
三回目。ほのか先生の休日。休日だけど保育士としての姿が垣間見えたり園長先生にドキドキしたり。そういう日常描写だけで十分楽しめるってのはキャラがいいからだよなあ。次回掲載は未定。これで終わるのは惜しい。まだ読み足りない。
【最終回】楯山ヒロコ「ハニーtheバンドガール」
龍樹デビュー打ち上げで植谷さんの告白エンド。バンド青春ものの王道的な展開だなあ。ロックバンドの荒々しいエネルギーにあふれ,描線の鋭さも尖った若者たちをらしく描いていた,いい作品だった。単行本出ないのかなあ……。
よつぎりポテト内を検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。