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ふかさくえみ『今日のノルマさん』は作者久々の商業4コマ作品 - 芳文社『まんがくらぶオリジナル』2013年12月号

ふかさくえみ『今日のノルマさん』

ゲスト作品。作者の商業オリジナル4コマ作品は、かつてホームにて連載されていた『ちまさんちの小箱』以来。自身が課したノルマに日々挑み続ける少女・ノルマさんの日常。挨拶、あだ名、折り紙、お弁当。他愛もないことを自身に課すノルマさんからは、彼女が過保護で育ったという設定と相まって、他愛もないことに対する憧れが見え隠れし、可笑しさと同時にある種の切なさを感じる。その切なさは、しかしノルマさんがノルマを達成したときの笑顔をより印象深いものにし、他愛もなさ=日常性の喜びをより強いものにしていると言えよう。ぜひ連載で読みたい。

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山野りんりんは『ヒジキのお仕事』をきっかけに擬人化4コマを描いてほしい - 竹書房『まんがくらぶオリジナル』2013年10月号

山野りんりん『ヒジキのお仕事』

ヒジキと首輪。猫にとっては拘束具でも人間にとってはファッション、という意識のズレで見せるコメディが楽しい。ハクマイとササミのふてぶてしさと言ったらない。擬人化妄想する鰐石さんと、やたらと美形に擬人化されたヒジキたちの姿も可笑しい。作者の擬人化は軽妙で面白いので、ぜひひとつ『ヒジキ~』をきっかけに4コマ誌で擬人化4コマを読んでみたいなあ。同人で描いてたカーナビ擬人化とか。今ならMOMOで。

野々原ちき『ぼくとことりちゃん』

連載二回目は図書館でお勉強。表面上は余裕を見せていてもストレートな愛情表現に弱かったり、他の男と話す様が気になったりする、博巳くんのメンタリティが可笑しい。陽菜が幼なじみだからという油断と、その油断ゆえに逆説的に増幅される独占欲がダダ漏れしてるよねえ。こういう奥底の感情が見える作者作品が読みたかったんだ。

野々原ちき『ぼくとことりちゃん』の陽菜ちゃんはアホの子かわいい ― 竹書房『まんがくらぶオリジナル』2013年9月号

野々原ちき『ぼくとことりちゃん』

新連載。作者が4コマ誌に登場するの久しぶりな気がする。背が小さくて真面目な博巳くんと発育は良いけどアホの子な陽菜ちゃんの日常。陽菜ちゃんの名字が「小鳥遊」なのでこのタイトルか。陽菜ちゃんを独り占めしたいオーラだだ漏れの博巳くんと、そんな気持ちを知ってか知らずか無邪気に博巳くんラブな陽菜ちゃん、という関係性にほっこり安心する。ボケ倒しの陽菜ちゃん、ツッコミ役の博巳くん、そして彼の友人でちょっかい出しの山吹くんの三者で回るコメディも可笑しい。特に博巳くんの青筋立った物言いの強いツッコミがこの作者らしい。一方、陽菜のようなアホの子キャラはこの作者としては新しい印象を受ける。ラス前4コマ目の笑顔で「結婚するの」は胸キュン感すごい。キャラ・関係性ともども楽しみ。

勇人『うしろのご先祖さま』

お隣りのお姉さん・音成さん襲来。霊観があって姉御肌なキャラ。休みはラフで仕事はキリッ、仕事人間だが根は純情。自身の中で二面性を持ちつつ菜々緒さんと対照的なキャラ立ちが印象強く、姉御的な面で菜々緒さんとご先祖様たちをかき乱す姿が可笑しい。作者のコメディ作品におけるキャラ配置の妙が如実にあらわれている様にさすがと言わざるをえない。

竹書房『まんがくらぶオリジナル』2011年9月号

【ゲスト】鹿嶋しろう「ショート・ヘア」
第4回Y-1グランプリ 準グランプリ受賞作家。おおよそ単発ネタ。3コマ目での間、3コマ目→4コマ目の脈絡の無さ、4コマ目でのありのままさが目につく。シュールと言えばシュールなのだろうけど、これはデイリー4コマのように「一度に目に入れるのは一コマのみ」という読みをするべき作品かなあ。先のコマに何が描かれているかが事前に目に入ってしまうと面白さが目減りする。Y-1グランプリ投稿作品デイリー4コマ作品と比較すると分かりやすい。その意味では、非紙媒体の方が合ってそうな気がする。

竹書房『まんがくらぶオリジナル』2011年7月号・8月号

【企画(7月号)】もしもくらオリキャラが男女逆転しちゃったら!?
11作品が登場。「うちの姉様」のかたばみちゃんは腐ってそうな雰囲気。「リコーダーとランドセル」はこの設定でも女性が強い。「みもりろっくおん!」のみもくんは今野さんに普通に訴えられそうな関係性になってて興味深い。当たり前の話だけどキャラの性別って大事ですね。
東屋めめ「リコーダーとランドセル」
8月号はロリコン吉岡先輩のバスケ試合。男性でありながら攻めの姿勢を見せる(最後の一本ではあつみを悪寒させるほどの)キャラは作者作品では珍しい。彼の影で苦労する小林くんがいい動きしてる回。小学生の変装までして吉岡先輩を担いだ苦労が、あつみに対して申し訳ない結果になってしまった瞬間の可笑しさといったらない。
楠見らんま「いとおかし」
8月号はお隣のカフェのみどりさん中心。「プリンの可能性」の一本を読んで、凛々しいお姉さんときゅるんきゅるんしたショタという組合せが実においしいことを再確認しました。ここからみどりさんが更なる言葉攻めに入ってあおいくんを押し倒せば完璧。「男の娘」は男性向け要素だと思ってるけどショタや「おねショタ」は男女問わず愛好者がいるので、この作品が男女どちらを主なターゲットにしているかは気になるところ。ちなみにくらオリ読者の性別比は「男性55% 女性45%」だそうです。
【ゲスト(8月号)】くずしろ「姫のためなら死ねる」
WIN作品がゲストで登場。現代的解釈の清少納言物語。集中した頭で読むのは実は初めてかもしらん。「小さいもの(ようじょ)は皆可愛い」「ニート気質のブロガー」に始まり、ハァハァくんかくんかと変態的に中宮定子を慕い、そんな悶々とした脳みそで「枕草子は作られていく」など、枕草子の「もののあはれ」や「をかし」のイメージをぶち壊す清少納言が実に可笑しい。作中で使われる言葉にも「可愛くて生きるのが辛い」や「晒される」などのスラングを織り交ぜていて、ぶち壊し感を補強していて上手いなあと。

竹書房『まんがくらぶオリジナル』2011年5月号・6月号

【ゲスト(5月号・6月号)】浦地コナツ「まちこう!」
作者の名前を4コマ誌で見るのは「ムスコン!」以来か。町工場の鉄工所の新人・草太くん。可愛い女先輩のひな子さんや怖い男先輩の銅本さんを見習って修行の日々。以前の作者作品からはあまり想像できないストレートなお仕事もの。先輩方との掛け合いの中で新人らしく背伸びしたいオーラを見せる草太くんが可笑しい。連載化が決まったそうで楽しみ。
みずなともみ「みもりろっくおん!」
席替えで今野くんの前の席になったみもり。後ろからの視線を意識して一人芝居するみもりが可笑しい。特に6月号は神回。美月の差し金とは知らずに今野くんに「がんばって」と言われたみもりのうっとりした表情たるや、みもりの「見る者から見られる者へ」以上の立場の逆転を見せつけてくれるじゃないの! 期待せざるを得ない。単行本1巻が6月27日に発売。

竹書房『まんがくらぶオリジナル』2011年3月号・4月号

二号まとめて。しかし、ファミリー4月号、ライフ4月号、くらオリ4月号と三連続で表4が藤田紀子とか……。

みずなともみ「みもりろっくおん!」
3月号は今野くん視点でバレンタイン。みもりとみつきがチョコでキャッキャするさまを「禁断の愛」と勘違いし続ける今野くん。みもりの想いが彼女のストーカー行為とともに徹底的に伝わらない様が可笑しくも良心的。
野広実由「うちの姉様」
4月号は堅葉見番外編あり。妄想彼女との出会い、幸せな日々、そして別れ。その妄想世界を直視するのが辛い。早く病院が来い。

竹書房『まんがくらぶオリジナル』2011年2月号

楠見らんま「いとおかし」
あおいきゅんの晴れ着! 晴れ着! おニューのエプロン! 眼福である。あと「くらオリキャラと相性占い」をやったらあおいきゅんになった! やったね!

竹書房『まんがくらぶオリジナル』2011年1月号

楠見らんま「いとおかし」
サンタコスのあおいきゅん。短パンを履いたかどうかは分からないけど、いずれにせよ履いていないように見えるぜ……! くそう可愛い。
【最終回】中島沙帆子「シュレディンガーの妻は元気か」
娘誕生。普段は冷静な修平も、こういう場面では戸惑ったり、娘の将来を考えたり、「幸せだ」なんて言うあたりに、彼の人間味が感じられていいなあと。いい作品でした。作者は3月号から新連載開始。

竹書房『まんがくらぶオリジナル』2010年1月号・2月号・3月号

新人4コマサバイバルは大川真喜子「陸×カメ!」が3月号で脱落してなんかもう色々と懺悔&後悔……。こうなればラブリーでの連載化に向けて応援するしかねーべ。

【ゲスト(2月号)】楠見らんま「いとおかし」
駄菓子屋で働くあおいちゃんは町内のアイドルだけど実は男の子。男の娘4コマがくらオリにも登場とか……! なよっとした外見とか仕草とかフリフリ女装とかたまりませんちょおおいしいです。姐さんキャラのみどりさんがいるからあおいが一層可愛く見えてもう……! 是非また読みたい。もりっとアンケート出す。1か月遅れだろうが構わず出す。
みずなともみ「みもりろっくおん!」
3月号はバレンタイン。今野くんにチョコを渡せないみもり。でも綿密なリサーチとポジティブさは失わないみもり。みもりが今野くんに近づきすぎたら彼の方から離れちゃうだろうし逆に,彼女が彼から離れすぎたら彼女はただの純な子だしで,二人の距離が絶妙だよなあと思う。
田川ちょこ「ももかすいっち」
こちらも3月号はバレンタイン。義理チョコ「地獄」に反応するとかどんだけMなの……。桃花さんは浮つきを上司に怒鳴られれば逆に喜び,小柴さんはスパイのごとき観察眼でチョコ事情を把握し,椎名さんは女子に対しても揺るぎないSっぷりを発揮する。三者三様の〈非常識〉が描かれる中で,それでも微笑ましさが残っているところがやはり絶妙だなあと。

自分が4コマ作品を読む上ではキャラの〈常識〉さと〈非常識〉さに目が行くのだけど,上記後者二作品は主人公の〈非常識〉さをうまく中和して作品をコミカルに仕上げてるよなあと思う。それを踏まえて,最後に,1月号で連載が終了した「やまいだれ」の後釜作品について。

【新連載(2月号)】小坂俊史「オフィスのざしきわらし」
さて色眼鏡を外して……と。中途入社したOLの笑子(えみこ)さんは,仕事はできないけどその容貌は座敷わらしのよう。名前もワラシと読めなくもない。彼女は皆を幸せにしてくれるのか? 彼女が去った会社は倒産するとの話もあり,自覚はないけどふてぶてしく社にはばかる笑子さん。……ゴメンこの時点で「ささきまみれ」と同じニオイがする。
そして最後まで読んで確信に至った。作者作品の〈非常識〉さが悪い方向に結実してしまってるよなあコレ。自身の〈非常識〉さに無自覚かつ外部からの指摘があってもそれを自覚できないキャラは不快以外の何物でもない。いやそれは言い過ぎだな。彼女と同じくらいに〈非常識〉な存在がいれば見方が変わる。「ハルコビヨリ」のハルコに対するやっさんのように二人でバランスが取れる。でも今の先輩OLたちは彼女の〈非常識〉さに太刀打ちできていないどころか彼女に加担してて倍率ドン。
ここまで2月号だけ読んで書いたけど3月号読んでちょっと和らいだかなと思ったら最後の「ドーラクな会社ですねえ」でネガティブイメージが凝り固まった。もうダメだ誰か助けて。俺はこんな小坂作品が読みたいんじゃない……。それともアレですか俺のようなM1前半層の人間はハナっからこの作品の対象読者と考えられてなくて女性だと楽しく読めるとかそういうことですか。てかもうそう思い込むことにしたよ!
ライバル会社の貧乏神的刺客がこの会社に何度もやってくるもその度に笑子さんの座敷わらしぶりではなく非常識ぶりにしてやられるような展開を妄想しながら寝る。
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