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重野なおき「うちの大家族」3巻

重野なおき「うちの大家族」3巻

キリカ「どうした? 好みじゃねーのか?」

大吾「いや… めっちゃストライク でも… 昔からデブでモテなくてひがみっぽいこんなオレじゃ……」

キリカ「なーに言ってんだよ!! デブなら当たって弾けろ!!」

大吾「せめて砕けてえ」

(重野なおき「うちの大家族」3巻 p.110 「デブの前に男」より)

双葉社『まんがタウン』と『まんがタウンオリジナル』にて連載中の4コマ漫画。千葉県に住む父親と三男五女と一匹の大家族の日常を描いた作品。

3巻の主役の一人は次男で大型野球少年の大吾。作中に登場する子供向けアニメの「魔女っ娘めもりん」にはまってオタク街道まっしぐらの彼も,この巻ではバスの中で酔っ払いにからまれている女の子を助けて,電車男ならぬバス男に。でもその結末がお約束というか,かわいそうな気がするけど大吾にはまっているというか。でもそうやって吹っ切れた後の彼の清々しい顔が面白い。

他,長女の愛子が商店街の3人組に求愛される話,お見合いをする話,北海道の元彼に会う話など,愛子のドラマも展開。どれもただいい話で終わらせるんじゃなくて,笑わせるところはきっちりと笑わせてくれるのがいい。この辺,さすが重野氏だと思わずにいられない。

また,四女のみゆ美も面白い。長男の音也が大好きなあまり問題発言をしたり,肝試しの恐怖や虫歯の痛さに黒いキャラを見せたりと,その突き抜けぶりが凄い。彼女の今後が心配……じゃなくて,今後もどんな爆弾発言が飛び出すのか期待。

プレゼント企画の締切は5月末日。まだ応募されていない方はお忘れなく。

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山名沢湖「でりつま」

山名沢湖「でりつま」1巻

いつもと同じ部屋なのに ともだちが帰ったあとはがらんとさびしい

ももえ「まだ5時か…」

夫の帰宅までタイムマシンに乗ろうと思う

ねえおふとん わたしを4時間後の世界まで 連れてって…

(山名沢湖「でりつま」1巻 p.12 「ふとんに乗って」より)

「委員長お手をどうぞ」2巻、「レモネードBOOKS」1巻と続いた「山名沢湖3冊祭」の最後の一冊。角川書店『エース特濃』と双葉社『まんがタウンオリジナル』で連載されていた1ページ漫画。ちんまい新婚の団地妻・ももえさんと、彼女の学生時代から友達で主婦のすみことたまよ、そしてその周囲の人々の日常を描いた漫画。

山名氏の漫画なので妄想全開かと思いきや、妄想は控えめ。それでも山名節は健在。1ページ漫画という形式もあり、短編の詩をいくつも読んでいる雰囲気。そしてタイトル横のミニ漫画がギャグのアクセントになっていて面白い。初めは1ページ漫画という形式になれなかった自分も、読み進めていくうちにどんどん楽しくなっていった作品。

そして、女性陣の言動の中には「これはひょっとして山名氏の実話?」と感じるものもあったりで、いろんなものが垣間見えたり見えなかったり。

山名氏は現在、竹書房『まんがライフMOMO』にて「レモネードBOOKS」を、双葉社『コミックハイ!』にて「つぶらら」を連載中。また、3冊祭の締切は3月31日。まだ応募していない方はお忘れなく。

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富永ゆかり「かなり*ハッピー!!」1巻

富永ゆかり「かなり*ハッピー!!」1巻

課長「キミのこれまでミスした書類を タテにつみ上げると 富士山と同じ高さになるんじゃないか」

かなり「そんなっ!! いくらなんでも まだ7合目くらいですよ!!」

(富永ゆかり「かなり*ハッピー!!」1巻 p.74 「前人未踏」より)

『まんがタウン』で連載中の4コマ漫画。ミスを連発するOL・三沢香実(かなり)と、かなりのミスに心が休まらない課長。彼女と彼が勤める会社の日常を描いた作品。

単行本1巻は、2000年末から2004年8月号までの4年半の間に雑誌で掲載された話を選り抜いて収録。掲載された全ての話が収録されていないのが残念。今後も単行本が出るのならば、今回収録されなかった話を収録して欲しいと思うけど、無理かなあ…。

内容はダメ部下vs上司という古典的なもの。しかしギャグは分かりやすく絵も可愛らしくて、読みやすい作品。どこか憎めないかなりのキャラも見ていて楽しい。安定した良作だと思う。

富永氏は『まんがタウンオリジナル』でも「すてきなムコさま」を連載中。今後のさらなる活躍を期待。

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私屋カヲル「こどものじかん」1巻

私屋カヲル「こどものじかん」1巻

(パンツを下げたまま) りん「今ここでわたしが『助けて』って叫んだら… せんせーどうなっちゃうと思う?」

(私屋カヲル「こどものじかん」1巻 p.20より)

『コミックハイ!』で連載中のストーリー漫画。新任の男性小学生教師・青木大介が受け持つことになった3年生のクラスには、年齢のわりに妙にませている女子児童・九重りんが。りんの言動にふりまわされつつも、青木は先生として彼女とコミュニケーションを図ろうとするが…、という感じの話。とらのあなでは購入者に描き下ろしメッセージペーパーを配布中

既にいくつかの大手サイトさんをはじめ、各地でエロいエロいと騒がれているこの作品。漫画専門店ではどこも品薄らしく、昨日行ったとらのあな名古屋でも品切れだった気が。

私屋氏というと自分は「ちびとぼく」が真っ先に思い浮かぶけど、「さくら咲いちゃえ」や「青春ビンタ!」なんていうエロ系っぽい作品も描かれてたことを思い出した。でも女性キャラの色っぽさみたいなものは、「ちびとぼく」のさとみや愛にも時々現れてたりしてたかも。

で、この作品。確かにりんがエロいというのもあるけど、それとあわせてりんが恐いという印象を受けた。特に上で引用したシーンは、りんの狡猾さというか計算高さみたいなものを感じた。でもその態度にもちゃんとした理由があるんだってことで、先生とりんがすれ違ったり分かり合ったりするストーリーが面白い。掲載誌の『コミックハイ!』の方でも、今後の展開に期待。雑誌が休刊にならないことを祈りながら…。

私屋氏は、来年1月27日には竹書房から「ちびとぼく」6巻と、幻のデビュー作と言われている「少年三白眼」新装版1巻が発売。

山名沢湖「委員長お手をどうぞ」2巻

山名沢湖「委員長お手をどうぞ」2巻

房子「この学校だけで一体何人の委員長がいるんだろう この空の下に何千何万の委員長―?」

(山名沢湖「委員長お手をどうぞ」2巻 pp.184-185 「最終話 もう一度 委員長お手をどうぞ」より)

『コミックハイ!』での連載が終了したオムニバス漫画。学級委員長、文化祭実行委員長、卒業アルバム委員長など、学校の委員長たちの姿を描いた作品。単行本はこの2巻で完結。とらのあなでは購入者に描き下ろしメッセージペーパーを配布中

進級、卒業、文化祭などをを通じて、ちょっと切なく描かれている委員長たち。飼育当番、購買、選挙などを通じてラブコメを演じる委員長たち。そして単行本の最後の話では、1巻の最初に登場した学級委員長の房子さんが再び登場。「委員長 お手をどうぞ」と、タイトルと絡めた詩的なセリフで終わるところが、また何とも心を掻き立てられたり。山名氏の作品はどれもこれも詩的だなあと感じているわけですが、この作品も例に漏れず素晴らしかったです。

個人的に一番好きな話は、購買委員長の男の子の話。「購買のメロンパン100個食べたら 願いが叶うって」という女の子がいて、その言葉を覚えていた委員長が100個目の日にパック牛乳をプレゼントするというもの。雑誌掲載時の感想でも書いたかもしれないけど、こういう何気ない言葉をちゃんと覚えててくれたっていうシチュエーションには弱いです。

山名氏はこの単行本以外にも、来年1月27日には竹書房から「レモネードBOOKS」1巻が、2月28日には双葉社から「でりつま」が発売。これら3冊の単行本の帯に付いている応募券を集めると、抽選でオリジナルグッズが当たる企画あり。また、山名氏は2月22日発売の『コミックハイ!』から新連載を開始。この冬はまだまだ山名氏に要注目。

寺本薫「ふるーつメイド」1巻

寺本薫「ふるーつメイド」1巻

「ご主人様はどんな漫画家になりたいですか?」

「えーっと… 少年漫画家…かな…」

「だからこんなに資料用の少年漫画が…」「案外エロ漫画が裏に隠れてたりして」(いちいちスルドい奴!!)

『もえよん』で連載が終了し、現在は『まんがタウンオリジナル』で連載中の4コマ漫画。漫画家を目指して家出した主人公・一成の元に、ある日突然、苺、林檎、蜜柑と名乗る三人のメイドがやってきて同居すると言い出した、という感じの話。

何と言っても、うらやましいシチュエーションの数々がポイント。メイドの三人の衣装があれこれ変わったり、バレンタインデーにチョコレートをくれたり、一成と苺が二人っきりで留守番したりと、挙げればきりがない。メイド好きの人でお約束のラブコメが好きな人におすすめ。

たかまつやよい「はるうらら」1巻

たかまつやよい「はるうらら」1巻

「おはようございます皆さん 今日も秋の日差しがうららかですね」

お父さんは一年中「うららか」です

「ムリにでも言いたいんだなあ…」

『まんがタウンオリジナル』で連載中の4コマ漫画。父が社長を勤める会社にOLとして勤めることになった娘・うらら。娘を溺愛する父に、独立心が強く会社では二人の関係をばらしたくないうららはうんざり? という感じの話。単行本ゲストには、たかの宗美氏、吉田美紀子氏、重野なおき氏を招いている。

見どころは何と言っても、父とうららのすれ違い。しかしうららも、父の社長ぶりを認めているところもあり、単純に拒絶しているというわけではない。これがうららというキャラの魅力の要因だろう。たかまつやよい氏は生き生きした女性を描くのがうまいなあと思った。

サイン入り複製原画プレゼントの締め切りは11月20日。お忘れなく。

ÖYSTER「男爵校長」1巻

ÖYSTER「男爵校長」1巻

「というわけでこのたび私 校長を辞めることになりました!!

代わりに校長を務めるのは この方です!!」

「あれッ!? 校長が」「男爵校長に早変わり!!」

『もえよん』で連載が終了し、現在は『まんがタウンオリジナル』で連載中の4コマ漫画。変幻自在の男爵校長と、学校の女生徒たちの日常を描いた作品。ゲストには『もえよん』で「もえもえボッ君」を連載されていた森山一保氏を招いている。ÖYSTER氏が知人の同人誌に寄稿していた作品「男爵船長」も、3ページだけだが収録されている。

『もえよん』で連載されてはいたが、萌えからはかけ離れた正統派ギャグ4コマ漫画。特に男爵校長や青井先生を始めとする男性キャラのインパクトが強い。ちなみに最近、アキバBlogにK-BOOKSの販促の様子が取り上げられた

この漫画によく見られる表現に、4コマ目のキャラの叫び(+集中線による強調)があるが、これは4コマという形式をうまく利用したギャグであると思う。このような、いわゆる「勢い」のギャグは、一歩間違えば勢いだけの寒いものになってしまう危険を含んでいる。それをこの漫画では、5コマ目の読者の管理、つまり、4コマ目のキャラの叫びに読者がツッコミを入れる、という構造にすることにより、読者を能動的に漫画の世界に引き込ませ、また、ギャグの勢いを殺さないようにしている。

また、この叫びも、一見理不尽ではあるが、全て彼ら/彼女ら個々の理に基づいた真剣な叫びである。平たく言えば「真面目にバカをやる」ということになるが、この漫画ではそれが徹底して行われている。これがこの漫画の勢いの源であろう。

連載誌の『まんがタウンオリジナル』に合わないとの批判もあるようだが、ギャグ漫画として素晴らしい漫画なので、今後もなんとか連載が続いてほしいと思う。

「ぽてまよ」と同じく、こちらも単行本発売を記念したサイン会を、9月18日にK-BOOKS秋葉原新館で開催。近郊のファンの方はお見逃しなく。

追記(2005-09-17 23:32)

そういえばゴルゴ31さんでもレビューされていたのを思い出した。大手2サイトさんに紹介されたから相当売れるんじゃないかなあと思った。

御形屋はるか「ぽてまよ」1巻

御形屋はるか「ぽてまよ」1巻

ホントに何だろうなこいつは…

どこから 何のために

…まあ あったかい し

そんなことどうでもいいか

『もえよん』で連載が終了した4コマ漫画。主人公・森山素直の元に突然現れた不思議な生き物・ぽてまよと、彼らの周囲の人間を日常を描いた作品。ゲストには緒方屋氏の相方・飴屋春妙氏を招いている。『もえよん』表紙を飾ったイラストやキャラクターの設定資料なども収録されている。

小動物系の作品ではあるが、素直がぽてまよにベッタリでない(少なくともそういう素振りを見せない)のがこの作品の大きな特徴だろう。巻中のキャラクター紹介には、素直は「とにかく動じない」性格と書かれているが、逆に言えばそれは、素直はあらゆるものを自然に受け入れられるということだ。こう考えると、一見無関心そうな素直は、実はぽてまよのことを自然に受け入れていると言える。この自然さが、作品から受ける温かさの源泉なのだと思う。

素直とぽてまよの絡み以外では、素直の同級生・夏みかんに注目。みかんのアタックにもなかなか動じない素直だが、これもやはりみかんを自然に受け入れていることの表れなのかもしれない。

「ぽてまよ」は9月22日発売の『コミックハイ!』VOL.6から連載再開。雑誌自体の先行きが不透明なのが不安だが、まだまだ作品にも雑誌にも頑張ってほしいと思う。

単行本発売を記念したサイン会は、9月19日にゲーマーズ名古屋店で開催。近郊の方で緒方屋氏のファンの方はお見逃しなく。

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