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ms『放課後リトリップ』は26歳の無職女子がJKライフを送る新連載 - 芳文社『まんがタイムきらら』2013年10月号

ms『放課後リトリップ』

新連載。転職に失敗して絶賛無職中の26歳元OL・ハナがJK時代の制服を着て街に出たら本物のワーキャーJK・みなみに声をかけられて。「放課後限定JKライフ」というフレーズにクラっときた。最初は恥ずかしがりながらも、次第にみなみと一緒にJK放課後生活を楽しんでしまうハナのキャラの可笑しさよ。JK制服に身を包んでも年齢を感じさせないキュートや、喜怒哀楽豊かな百面相キャラにもほんわかする。状況を冷静に見たら無職女子の痛々しい退行のはずなんだけど、それをいい話に仕立てあげてしまう作者、そしてそれを許容するきららという雑誌が末恐ろしい。

湖西晶『〆切ごはん』

回転寿司屋で妄想。寿司娘さん可愛い。容姿の可愛さはもちろん、寿司を食べる人間の行動をムフフなシチュに変換する様が面白い。ところでカズノコさんってやっぱりアソコがすごいんですか← 当該4コマのタイトルが「ひからび」というのも示唆的ではないですか←← オチの「マグロ女だった軍艦マキちゃん」は言葉だけ見ててもなかなかひどいw

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篤見唯子『スロウスタート』の志温さんがお姉ちゃんキャラすぎて - 『まんがタイムきらら』2013年9月号

篤見唯子『スロウスタート』

花名の従姉妹の志温さんがお姉ちゃんキャラすぎてつらい。柔らかい言葉、優しい表情、家事の手慣れさ、花名ちゃん好きさ、そしてコマ枠からはみ出る豊満な胸。どれを取っても完璧なお姉ちゃんじゃないですかー! はぁ志温さんイイ……。最後にちょっとだけ黒さを見せてるのも意外性あってイイ……。ずっとついていきたい。

芳文社『まんがタイムきらら』2011年7月号・9月号

8月号は買い漏らしました……。

湖西晶「かみさまのいうとおり!」
7月号はくりこの進路。作品を畳みに来てる感じかな。普段はしっかりといい加減の関係にあるくりこと山伏が、こと進路に関しては逆の立場になるところが実に面白い。キャラクターとその関係性に深みが出てきますなあ。作者の4コマシリアスドラマは信用できるわー。
三上小又「ゆゆ式」
9月号は夏で海とスイカ。例によって会話の脈絡の無さに引き込まれる。特にじゃんけんの一本はリアルな感じさえする。でも、三人の会話は基本的に、かしまし女子のそれとはちょっと違う気がするのよねえ。男とかオシャレの話題が出てこないからかな? ともかく、会話の裏に潜む快楽の源泉は突き詰めるに面白いテーマだと思う。

芳文社『まんがタイムきららミラク』vol.2

発売から約一か月遅れでようやく読むとかどうなの俺……。前号からのブランクは約三か月。今号のキャッチコピーは前号の「もっと、自由に4コマを。」から変わって「4コマは豹変する。」に。

小波ちま「リリィ」
お話的には久美の姉・幸子とリリィの相互牽制。最後の一本で睨み合う幸子とリリィの緊張感がストーリー4コマ的だなあと思う。しかし、本作において真に注目すべきはストーリー性ではなく、女性キャラの身体性だろう。加えて本作について言えば、リリィが空を飛べるということが構図についても自由をもたらしている。7ページ左3・4コマ目のカットバックや9ページ2コマ目のロングショットはその最たる例だろう。幸子やリリィの全身をコマ内に収め身体的な存在感を出すことだけでなく、リリィの躍動的な動きを表現することにも成功していると言える。他のあらゆる4コマ誌と比較したミラクの特色はこのような点にあると言えよう。
眉毛「純粋欲求系リビどる」
陸上部中のしずくの姿をキッカケにリビドーを具現化させてしまうリヒト。本作は前述した女性キャラの身体性を直接的に体現した作品と言えよう。16ページから17ページにかけてレン、ルコ、リク、そして先の陸上部中のシズクと、それぞれが運動する様を躍動的かつエロティックに見せている点からもそれがよく伺える。今回はそれに加えて言葉でも攻める。「そういうコト考えてるとどんどんおっきくなっちゃうわよ」とか「マクライくんの……なんか濃いかも」とか。こちらもミラクの色にバッチリハマってる作品だよなあ。
タチ「桜Trick」
ベランダでの秘め事。自重しないガチ百合空間がヤバいとしか言いようがない。容赦なくチュッチュし合う二人とか「結婚してー」とか「私の方がえっちだよ」とか、割り込み得ない二人だけの空間ができてる。もうこのまま突き進んでくれって感じ。
teti「おきまりラブ」
前号では感想を書かなかったけどちゃんと読んでたよ。美少女アニメオタクのゆずると少女漫画趣味のみのる。二人はそれぞれの望むシチュエーションを交互に叶えるという条件付きでお付き合い中。メイドと自転車二人乗りの前号ではよく分からなかったけど、幼馴染一本で通した今回で分かった気がする。この作品は男子的想像力と女子的想像力の差異(の可笑しみ)を描こうとしているんだ、と。66ページの左と右の対比はその分かりやすい例だし、72ページ右に序盤から中盤では描かれてないみのるの少女漫画的妄想を持ってくる辺りにその意志が見え隠れしている。その意味では、この作品が少女漫画的な絵柄で、ゆずるがもっとイケメンだったら良かったのにと思わなくもない。楽園に鏡はいらない。
はりかも「夜森の国のソラニ」
お話的には第二話的なイントロ話。夜森の国のモブ住人たちの過去は、それはそれとして気になる。それはさておき、今回は濃厚なガンガン的構成にやられる一話だろう。P.81左→P.82右→同左が特にそう。ヒロインがヒーローの孤独を心配し、ヒロインのポエティックなモノローグに移り、そしてヒーローの過去がフラッシュバックする。もう王道過ぎるし俺はその王道が好きすぎる。絵柄やキャラ間の関係性だけでなく、作劇構成までガンガン的とか、俺はもうどうしたら。
name「前から二両目」
前号では感想を書かなかったけど以下略。女子フェチ女子の電車通学。徹頭徹尾フェチ目線。割烹着女子はハッキリ言って俺も好きです。特に袖口がすぼまったところとかね。さて、本作で面白いのは遠近感の表現だろう。知人の言葉を受け売りするなら「被写体深度」。コマ内の主でない被写体は、目を隠したり影をつけたりといった漫画的な手法により、主な被写体でないことが表現されるのが一般的だ(「リリィ」9ページ右2コマ目と比較すると分かりやすい)。しかし本作ではそのような表現はなされず、代わりに主でない被写体はピンボケして描かれている。おそらく本作はデジタル的に制作されており、遠近はレイヤ分けされ、主たる被写体が存在するレイヤ以外にピンボケエフェクトをかけているのだろう。漫画的手法からの解法とでも言うべきか。こういう自由もミラクは許容するのだなあ。
パイン「きしとおひめさま」
扉に「変転編」と書かれていてビビったけどvol.1にも「序章編」って書かれていたので落ち着いた。さて本編は大穴からまばゆい光が出てきてさあ大変……なのだけど、所々の4コマ目に所長やら誰やらのマヌケな姿が出てくる辺り、シリアスなのかギャグなのか分からなくてつらい。vol.1ではあんなにシリアスだったのにどういうことなの……。そしてラスト一本の鎧の騎士が超展開で笑う。この作品はどこへ向かおうとしてるんだろう。リリースされた時期的には神作品になりうるポジションにいるはずの作品だと思うのだけども。
CUTEG「スイート マジック シンドローム」
前号を読み終わった後に知人たちから言われて気づいたんですが、甘子さんの髪飾りは三色だんごなんですね。そんなこと言われたら黒髪があんこに見えてくるじゃないですか。ちなみにその知人からは、白黒でしか描かれていないプリンさんのベレー帽が茶色に見えるのはスゴイと言われました。さて今回はお菓子の国からプリンの姉と妹、クレームとショコラが登場。白くて(←俺には白に見える)ふわふわした髪で、雰囲気もどこかふわふわしたクレームさん。黒髪で暗い茶色(←俺には以下略)の洋服に身を包み、性格は甘くないショコラさん。擬人化脳の俺得すぎる新キャラたちにたぎらざるを得ない。もうこのまま擬人化的可愛さを追求してくれればそれで俺は満足です。

約三か月のブランクがあったけど、全体的にすんなり読めたので良かった。案外、設定って覚えてるもんですね。あと、上では感想を書いてないけど、vol.1で完全に振りきられたはずの「メランコリー」と「月曜日の空飛ぶオレンジ。」が読めてしまったことに驚いた。特にオレンジは過激なカメラワークがおとなしくなって読みやすくなっている辺り、軌道修正がよくできてるというか何というか。

で、vol.1から読んでる人間はいいとして、これ、vol.2から読もうとしたらちょっと辛いかもしれない。連載作品の柱に書かれてるキャラ紹介はありがたいけど、ゲスト作品はひとつも無いし、公式サイトに作品紹介は無いし、vol.1から読んでみたいと思ってもバックナンバーが買える仕組みが無い。しかも、制作側はそれを意図的にやっているようにさえ見えるのよね(でなければ掲載作品のタイトルくらいは公式サイトに載せるっしょ)。「作品の内容だけでなく、売り方も実験的なんだよ!」と言われればそうなのかもしれないけど。ともかく、これだけ俺好きな作品が載っているので、ぜひ生き残って欲しいなあと思うわけです。

次号vol.3は7月16日に発売。

芳文社『まんがタイムきらら』2011年6月号

ととねみぎ「ねこきっさ」が連載終了。連載期間的には現きららの最長寿作品(2002年9月発売のVOL.3から連載)。感慨深い。

それはそれとして、最近のきらら系列誌で最も編集の力が及んでいないのは、MAXでもキャラットでもフォワードでもミラクでもなく、この本誌だと思ってる。学校を舞台とした作品が連載作品の8~9割を占める中で、さらに学校を舞台としたゲスト作品を投入されても食傷するだけだ。ただでさえ連載作品だけで食傷気味だというのに。テーマやキャラや舞台設定や描線などで他作品との差異が明確にあらわれているならまだしも、十人並みの学校ゆるゆる日常系ばかり目立つ。今月号のゲスト作品も3.5作品くらいはそうだ。

その意味で、最近ではこの雑誌に雑誌として期待するところは少なくなってきた。「『ゆゆ式』と『あっちこっち』と『三者三葉』と、あといくつかの作品を終わらせなければそれでいいよ」と思ってしまうくらいに。

【ゲスト】秋津たいら「ノルグラサーガっ!」
上で述べた「3.5作品」のうちの0.5作品。魔法学校に通うドリとノルは友人同士だけどノルは魔法が使えない、的な。ツッコミ役のドリ目線から描かれるノルの能天気な様が可笑しい。魔法設定というフックもあるので他のゲスト作品(や連載作品)と比べて存在感を出せているんじゃなかろうか。続くなら、この魔法設定をぜひ生かしてほしいところ。

芳文社『まんがタイムきらら』2011年5月号

かきふらい「けいおん!」が大学生編で連載再開。作者の新作を楽しみにしていた私としては、この連載再開は正直に言って残念。しかし、ここまでドル箱作品になってしまったら、編集部としてはなかなかやめさせられないというのも理解できる(12月に公開される劇場版までつながなきゃならんというのもあろうけど)。

異識「あっちこっち」
桐野・伊御・榊によるお昼の放送。恋の相談にテレビ的ネタをおりまぜた言葉遊びで不真面目に答える三人の様が可笑しい。伊御の甘い言葉もほとばしる。二回もしてやられる桐野の姿がいいなあ。18ページの左と19ページの右の連動はもっと主張されてもいいのではなかろうか。締めの一本もTwitterの「TLを要約」的な支離滅裂さと「スリプル」(「ポイズン」は伏線だった!)にもう笑うしかない。最初から最後まで一部の隙もない神回だわ。
三上小又「ゆゆ式」
ゆずこの創作4コマ。「けいおん!」連載再開号で「新規読者さんが多いだろうと思って」こんな感じになってるとのことだけど、P.38左4コマ目とかP.39ページ右2コマ目とかメタメッセージも含んでいて上級者向けだと思いますわー。4コマ内4コマというのは、読者と作中キャラの視点が完全に一致するという点で興味深い技法ですよね。

芳文社『まんがタイムきららミラク』vol.1

3月16日創刊の新しいきららグループ4コマ誌(公式サイト執筆陣一覧)。きらら本誌の増刊扱い。キャッチコピーは「もっと、自由に4コマを。」。これまでの4コマ誌ではほとんど全く名前が出てこなかった総勢18名の執筆陣による作品を収録。

総評は「想像以上のモノが出てきた」の一言。「ほぼ全員が漫画初挑戦!!」という事前情報の不安を吹き飛ばす、新しくも充実した内容。作品のビジュアル性の高さから、執筆陣の多くはイラストレーターと考えられるが、同じくイラストレーターを多く採用したきららMAX創刊号とは比べものにならない。ここから、ミラクには9年近くに渡ってきららグループ誌を刊行してきた編集部のノウハウが存分に投入されている、と言っても言い過ぎではないだろう。

ただ、キャッチコピーが言う「自由」とは何なのか、と聞かれると、まだはっきりとしたことは言えないように思う。自由を掲げるからには何らかの不自由、すなわち4コマ漫画における制約を想定しているはずである。しかし、1ページあたり4コマ×2というフォーマットはどの作品も崩していない。4コマ一本の枠を越える「ストーリー4コマ」は、そもそもきらら系を待たずとも既にあった。ネタではなくキャラに重きを置くことは、ミラクを待たずとも、これまでのきららグループ誌がやってきたことだ。これらはミラクが言う「自由」たり得ない。

それでも「自由」への手がかりはいくつかある。ひとつはキャラ絵の頭身と描き込み。ミラク作品の多くでは、キャラ絵の頭身は高く、そして相当な描き込みがされている。一般的に、4コマ漫画ではキャラ絵の頭身が低く、描き込みも単純になる傾向がある(それは湖西晶「かみさまのいうとおり!」や丸美甘「生徒会のヲタのしみ。」がよく示している)。もうひとつは一作品辺りのページ数。通常の4コマ誌における一作品辺りのページ数は4~8ページ、新装刊ラブリーでさえ8~10ページである。それが、ミラクでは一作品あたりのページ数が10~14ページと有意に多くなっている。これら二点を合わせれば、ミラクではヒロインの身体性をより濃密に描こうとしている、くらいのことは言えるかもしれない。ともかく、「自由」については議論の余地があるし、その議論は4コマの(括弧書きでの)「あり方」を考える上で有意義なものとなるはずだ。

以下ではいくつかの作品の感想を。

小波ちま「リリィ」
表紙&巻頭作品。きらら2月号の告知絵作品。「悪魔憑きの屋敷」の噂を聞いてやってきた姉妹。妹の久美は屋敷で不思議な本を手にしてしまい、夢うつつの世界でリリィという名の悪魔に魅入られてしまう。細い線による背景(特に巻頭カラー)やキャラの描き込みは特筆。一方で、デフォルメ絵も用いた緊張の緩和を4コマ目に的確に配置することで、4コマとしてのリズムも失っていない。なるほど、さすがに巻頭作品だけのことはある。久美とリリィに多分なエロスを感じるのは、二人の会話や「悪魔」という記号はもちろん、やはりビジュアルによるところが大きい。作品としてはこの辺を追求していくのだろうか。
タチ「桜Trick」
キャラット4月号の告知絵作品。高校に入学した、親友同士の春香と優。新しいクラスメイトの女子たちはそれぞれにノリがいい人ばかり。そんな彼女たちに優の隣を取られてしまった春香は嫉妬の感情を隠しきれなくて。この後で二人は二人きりの教室でラブラブチュッチュしちゃうわけだけど、桜の花びらを間に置いた春香と優のカットバックや、キスする二人のロングショットが実にドラマチックで、否応なく二人に引き込まれる。このカメラワーク、4コマではなかなかできないよなあ。
眉毛「純粋欲求系リビどる」
MAX4月号の告知絵作品。クラスメイトのしずくに憧れる、普通の男子高校生・リヒト。そこに現れた美少女転校生三人のレン・リク・ルコ。彼女たちは「強すぎるリビドー」が凶暴な生物として具現化してしまうリヒトを守りに来たと言う。バトルシーンを含めた多くのシーンにおいて、転校生三人のほぼ全身の姿をコマ内に収めている。それが彼女たちの肉体性を際立たせ、まさにタイトルの通り、読者のリビドーを駆動させようとしていると言えよう。これも4コマではなかなかできないことだよなあ。
はりかも「夜森の国のソラニ」
MAX3月号の告知絵作品。「起きたくない人間が迷い込む夜の国」・「夜森」に迷い込んでしまった、記憶を無くした少女。彼女はそこで夜森の住人たちと出会い、「ソラニ」という名前を与えられ、彼女の記憶を取り戻す長い夜が始まる。ミラク作品の中で一作品だけ「これ好き!」を挙げるなら今作。少年少女たちが紡ぐ、コミカルでいて閉鎖的なファンタジーだなんて、私が好きにならないはずが無い。夜森の管理人・夜森(ああ、ややこしい)の、ソラニを評した「知人と似てい」るという言葉からは、その知人との閉鎖的な関係が想起されるし、ソラニとの今後の関わり合いも想像される。そして作品の舞台である夜は本質的に閉鎖的であり、さらに先行きの見えなさ・不安さをかき立てられる。おそらく、ガンガン的感性にはビシビシくるんじゃなかろうか。とても楽しみ。
柊ゆたか「Good night! Angel」
フォワード3月号の告知絵作品。昼は普通(?)の高校生、夜は街の悪と戦う暗殺者のユリ。彼女のクラスに現れた転校生のあやめは、ユリのことを知っているような素振りを見せる。暗殺者パートでは高い頭身と細い線で緊張感高く、高校生パートは低い頭身と太い線でゆるく、ユリの姿を描く。そのギャップが「同じ作者か!?」と思える程で面白い。今回は少なめだった暗殺者パートは次号以降に期待。
奄美あまゆ「Lisa Step!」
ネイティブの女英語教師・リサ先生の赴任一日目。彼女を含めた五人の女教師が美術準備室(?)に集い、濃密な女教師空間を描く第一回。蕃納葱作品が好きな人にはピンとくるんじゃなかろうか。しかし「教艦ASTRO」でもここまで細い線での描き込みはなかったようには思う。リサ先生の「変な日本語を覚えちゃった」キャラが、その前向きキャラと相まってチャーミング。周囲の女教師の面々も個性的。それぞれのキャラをじっくり描いていって欲しいなあ。
パイン「きしとおひめさま」
12年前に地球を貫くように開いた大穴を監視し続ける研究員たち。ある日、研究員が調査をする最中、大穴に異変が起こる。亡き父の跡を継いだつくよ、彼女の同僚で結婚を予定している二人、彼女を先生と尊敬し追ってきた少年、そして老いた所長と、それぞれのキャラに生が感じられて読ませてくれる。そして彼ら・彼女らの間で繰り広げられる言語的コミュニケーションの模様が、4コマとしては複雑かつ濃密で、その現実味にキャラの生が加速する。一話目から見せてくれるなあ。ところで、扉の柱コメントと締めの床コメントは、〈日常〉性を議論する上で示唆に富むコメントであることよ。
CUTEG「スイート マジック シンドローム」
転校生活が終わり、高校では友達をたくさん作ると意気込む甘子。お菓子好きでもある彼女は、お茶とお菓子と友達を求めて茶道部に入ろうとするも、茶道部は既に廃部。諦めきれずに茶道部室で開けたプリンからは、お菓子王国の王女であるプリンさんが飛び出してきて。プリンさんの姿を金髪+(おそらく茶色の)ベレー帽=お菓子のプリンの写像として描く作者には全幅の信頼を置いていいと思った。キャラ頭身が高めのミラクの中で、おそらく唯一ロリ分が補給できる作品。二人の素直でお菓子好きな姿、そしてそのいでたちに、幼女性を感じずにはいられない。絵も俺好みでおいしいです。
パインパ「るーてぃんルーティン」
チャットにハマるフリーターの彩さん。彼女はチャット友達のリンちゃんの男嫌いを直すべく、男性のチャット友達も巻き込んでオフ会を企画する。喜怒哀楽の表情がコミカルという意味で4コマらしい4コマな作品。顔が見えない画面の向こうのリンちゃんを脳内で勝手に妄想する彩さんの可笑しさよ。しかしこの彩さんの言動はもちろん危うさを含んでいるのであって、おそらく次号で描かれるオフ会がどうなることやら気になる。
白滝キノコ「びぎなーず9」
巻末作品。高校生になった野球少女のたまとかなは、野球部の無いこの高校で野球部を作るべく、野球経験者で保健医の篠崎先生を訪ねる。そこでたまは篠崎先生から野球をやる理由を問われ、そして野球の実力を試される。野球シーンの描写に存分な動きがあって面白い。そしてたまの諦めの悪さと篠崎先生の指導者らしさがいいキャラしてる。一方の絵柄は頭身が低くどちらかと言えば古風で、最もミラクらしくない作品のように見える。しかし、雑誌のクローザーとしてはこれくらい意外性がある方が機能するのかもしれない。

次号は5月に発売予定。こちらも『4コマnanoエース』と同じく隔月刊の模様。

(※この記事はクロスレビュー企画に参加しております。)

芳文社『まんがタイムきらら』2011年3月号・4月号

4月号誌内にかきふらい「けいおん!」連載再開告知あり。4月9日発売のきらら本誌5月号から大学生編が、また、4月28日発売のキャラット6月号から在校生編が開始。メインキャラの卒業後も舞台を二分化して連載を継続するのは「らき☆すた」に通じるものがある。

三上小又「ゆゆ式」
3月号のツボは「間接照明」と「国務長官」、4月号のツボは「ママから!」。これ自体は論理飛躍的な言葉遊びってところで説明がつくと思っているのだけど、その飛躍のスタイルの解析は容易ではなさそうだし、その辺ゆゆ式学会の皆様には勝手に期待しております。
湖西晶「かみさまのいうとおり!」
3月号は雪かき。扉で「主のぬくもり」に「身を委ねて」お布団に包まれるまりあは大変性的だと思いませんか。瞳がエロティックだと思いませんか。
【新連載(3月号)】リサリサ「だいすき♥」
高校生兄妹の太一と千夜(ブラコン)の日常。千夜は太一にベッタリで太一も千夜想いという関係性。そしてブラコンゆえにいろいろやらかす千夜。こんな二人をさっそく登場した幼なじみの志津さんが冷ややかに見つめていて、そのおバカさを安定して見せてくれる印象。休み時間のベタベタやお弁当など現段階でも千夜は十分にブラコンだが、ぶっちゃけもっとブラコンしてよいよいよい。休日編が見たいですね。

芳文社『まんがタイムきらら』2011年2月号

表3に『まんがタイムきららミラク』今春創刊の告知。キャッチコピーは「もっと自由に4コマを。」。執筆陣が早く知りたい。

荒井チェリー「三者三葉」
初夢。一芽くんはホントに絶対に風邪ひかない子だと思ってたのに、というか小芽もさりげに頭がかわいそうな子だ。双葉の初夢はトリッキーで笑った。
【企画】「My Private D★V」
今月はキャラットから琴久花央が登場。猫耳幼女という作者の趣味丸出しっぷりが良い。冬コミ新刊も猫耳幼女愛にあふれてて満足。

芳文社『まんがタイムきらら』2011年1月号

【ゲスト】ノブヨシ侍「モテブ!」
女の子がひしめくきららの中、この作品は男二人で上滑っている感が半端ねーなー。ジャンボかタイムかタイオリでやればいいのに。
よつぎりポテト内を検索
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