一迅社『まんが4コマKINGSぱれっとLite』VOL.24

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ぱれっと本誌3月号に続き,こちらでも冬コミ一迅社グッズの誌上販売が開始。

古居すぐり「ふたりずむ」
先月号からの連載作品。クラス委員決めで妹・春乃が積極的になっちゃったらと心配する姉・夏流。人見知りなな春乃も可愛らしいけど独占欲バリバリの夏流も可愛いと思った。そういう視点で夏流の「褒められたり…!」「私のため?」という言葉を聞くとまた微笑ましい気持ちになったり。
こもわた遙華「ら〜マニア」
パイたん変わるわよ計画→そのままの君でいて展開。とんこつが「ハーレム漫画のなんのとりえもない主人公」何て言わなければ〈楽園の鏡〉を意識せずに済んだのに……。俺はもっとラーメンブロガーとしてカッコいいロッキーが見たいんですよ。先月号の「塩ラーメンの神様」よろしく。単行本1巻が2月22日に発売。単行本発売を記念したサイン会K-BOOKS秋葉原新館メロンブックス名古屋店にて開催。
【新連載】大宮祝詞「倭トトは神様である!」
略して「トトさま」。試験会場前でお守りを売る巫女姿の女の子・トト。彼女は自分のことを神様だと言うが――。ヘッポコ神様のヘッポコぶりを見せてくれる作品? もう少し読んでみないと分からない。ただ,うさんくさいけど確かなプチ御利益があるトトには良心を感じる。
内村かなめ「限定彼女」
広音の秘密がお姉ちゃんにバレちゃったちま。自分だけ除け者だったと気づいて泣きじゃくるお姉ちゃんにグッと来る。作者は要所で感情を揺さぶるシーンをしっかり持ってくるよなあ。「俺とメイドと時々オカン」の最終話で必死になるゴンちゃんとかもすげえ好きだったりする。
【ゲスト】とく村長「ぷのいちっ!」
VOL.21以来の再登場。仲良し姉妹・さくらとせいはに押しかけ忍者・ちはや。さくら→せいは→ちはやで三角関係的に明るくキャッキャウフフしておるのう。キモはせいはのパンツに意気投合する残り二人だと思った。あとはちはやがもう少し忍者らしくしっかりしてれば不快感ゼロで読めると思うのだけれども。次号もゲスト。

芳文社『まんがホーム』2010年3月号

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宮原るり「恋愛ラボ」
デートの予行演習。乙女チックにポワる生徒会の面々おいしいです(一名除く)と思ったらガーリーな私服までキタワァ(一名除く)。最後の一本で「彼」との待ち合わせを意識してるっぽい挨拶もステキ(一名除く)。
仙石寛子「三日月の蜜」
先月号からの連載作品。桃子さんとデートする佐倉さん。「…桃子さんみたいになりたい」の言葉に佐倉さんのコンプレックスが見え隠れしてグッと来るね! 佐倉さんの心の内だけでなく桃子さんのそれも見せてくれて,二人の不安さがビシビシ伝わってくるのがいいなあ。
安堂友子「天子様が来る!」
真面目なツッコミを入れておくと,「知り合い数珠つなぎ」の「2011番目にたどりつきます」は「六次の隔たり」を考えると十中八九ウソだよね。とは言え一桁二桁の数でこのネタをやっても面白くなくて,ファンクラブ会員がアイドルとのお近づき度を必死で争って「それでも『2011番目』かよ!」というところに可笑しさがあるのであって。私がこの作品に期待する理屈っぽさってのは科学的な整合性ではないのだけど今回ばかりは流石に気になるのだった。うんぬん。
【ゲスト】火ノ鹿たもん「こむぎみっくす」
先月号に続き。節分の一家。泣く子と「鬼」嫁には勝てないパパ。でも娘にこんなに目をキラキラされたらしょうがない。大人を振り回す元気でおませなこむぎがいいキャラだよなあ。また読みたい。
【ゲスト】豊田アキヒロ「ゆとりの手もかりたい」
頭身が高くなったような気がする。扉絵のお嬢様だけでなく本編の各キャラも。それはそれとして京言葉のライバルお嬢様・たかこさまが登場。たかこさまのタカビーさを自然にスルーする貧乏お嬢様に良心を感じる,のだけど,取り巻きズから攻撃されるたかこさまはさすがに不憫だ。それでも,最後の一本で自身の制服姿を想像するゆとりさんを見せてくれるところはいいなあと思った。
【ゲスト】ほへと丸「じゃじゃプリ!」
新作ゲスト。8年ぶりに女ガキ大将・ふみかと再開した亮。ふみかも少しは女の子らしく成長してるかと思ったら相変わらずじゃじゃ馬で。広い肩幅,太い腕,大きな口。この図像は確かにワイルドですわふみかさん。それが彼女のキャラだと分かってはいるのだけど,少しは可愛げが欲しいなあと思った。最後の一本で身長差を意識するふみかはかなりイイ線行ってるのだけど惜しい。というか作者にそういうのを期待するのが間違ってる気がしてきた。

芳文社『まんがタイムきららキャラット』2010年1月号・2月号・3月号

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【新連載(1月号)】門瀬粗「Felice」
喫茶店「フェリーチェ」の息子・大地と常連の凛はなじみの二人。ある日,不良を前にした凛は破天荒な女子高生・灯里に男の子と間違えられる。かくして灯里の手によって半ば無理やり,凛の「女の子」化計画が始まるが――。作者同人活動的に大地と凛が一瞬キョンとハルヒに見えたのは内緒だ。凛と灯里が騒ぐのを大地が苦労してなだめて。そんな三者の掛け合いがテンポよくて楽しい。前作「とらぶるクリック!!」が終わってガックリきてたけどこれなら今作も好きになれそう。楽しみ。
【新連載(2月号)】☆画野朗「もこもこBOX」
10月号11月号のゲスト掲載を経て連載化。猫耳・うさ耳・狐耳な三人の日常。耳と尻尾がもふもふしておる……! いやホント「もふもふ」だけで話の大半を駆動してるよなあ。物語とキャラクターがここまで前に出てこない作品も珍しい。作品の行方が楽しみだ。「新しい子」は犬耳かな?
【ゲスト(3月号)】みっち「お世話します!」
目が覚めた少年の前には白頭巾の幼女。誰だか分からないけれど自分の世話をしてくれるらしいが――。扉絵に惹かれてしっかり読んだけど,これはもったいない……。楽しげな巻き込まれ系ドタバタ劇の予感はするんだけど,こうも一気にキャラと関係性を見せられると話にすんなり入り込めない。具体的には,少年が起きた直後にもう少し二人のやり取りが見たかったし,黒頭巾の子は最後の一本でチラっと登場するだけにして次回につなぐとか。次回登場するならその辺りをもう少しゆっくり読みたい。あるいは別作品を読んでみたい。
琴久花央「ひよぴよえにっき。」
2月号は新年のちあきとはる。友達の前で親バカならぬ姉バカを発揮するちあきが微笑ましい。「見せつけ」てる二人のシーンのちあきの言葉はどう聞いても対恋人用にしか聞こえない。ラブラブでええのう。単行本1巻が3月27日に発売。コミティア男子なら当然買うよな?←
蒼樹うめ「ひだまりスケッチ」
3月号,一番女の子らしくない(失礼)宮ちゃんがガーリーなワンピースだと……! 普段着萌えの俺超歓喜。宮ちゃんに限らず,というかこの作品に限らず,作者作品の洋服は女の子らしさがあって素敵だ。×☆☆☆第1巻のチューリップゆのを見たときにはどこのコンパニオンかと思ったくらいだぜ。

一迅社『まんが4コマKINGSぱれっと』2010年1月号・2月号・3月号

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2月号には「東方儚月抄 月のイナバと地上の因幡」クリアファイルが付録。付録としては下敷よりもこういう方が嬉しいねえ。中に特典ペーパーとかしまっておけるし。

3月号では冬コミ一迅社ブース販売物の誌上販売が開始。ぱれっとグッズとしては恒例のスクールカレンダーと「四季おりおりっ!」「みりたり!」のお風呂ポスター。あとなぜか「ゆるゆる」痛チャリステッカーも購入可能。入金締切は3月20日。詳細は本誌を参照。購入される方は一迅社サイトの「口座番号に関するお詫び」も参照。

内村かなめ「もっと!委員長」
ちよが任期満了で次期委員長は誰? というところに,ちよの想い人・ゆかと,ゆかとやたら親しい金本さんが風紀委員会に入ってきて――。ゆか・金本のイチャイチャに黒い心を膨らませながらも「ゾワゾワ感」を覚えるちよ。実は隠れMな金本さん。変態が変態を呼んで風紀委員会が大変なことにw しかもこれって本当に「もっと!『元』委員長」になっちゃう展開? 金本さんのM性をえみがいじり出したら面白そうかもと思いながら今後の展開に注目。単行本3巻が3月20日に発売。
神堂あらし「M-one」
マサキの悪友・タケが恋のライバルになって紆余曲折あってマサキとヒナがくっつきそうってことでOK? 実はヒナタも大概変態で吹いた。防犯カメラダビングはキモいわー。3月号ラス前一本がいいシーンのはずなのにドタバタ感があってコメディ的で好きだなあ。4月号で最終回。
【新連載(2月号)】和錆「あんてぃっく」
第1回ぱれっと大賞入選作家が新作で新連載。アンティーク好きな少女・杏音が家の蔵で見つけたのは古い懐中時計。そこから現れた精霊・オロは,時計が壊れているのか記憶を失っていた。二人はお姉ちゃんと一緒に暮らすことになったが――。まず目が行くのが洋服の可愛さ。オロの洋服のフリルとリボンが実にメルヘンチック。この洋服を作ったお姉ちゃんもほんわかキャラで可愛い。次に目が行くのが二頭身モードのコミカルさ。デフォルメされた表情と相まって素直に楽しい。というわけで図像面では大好き過ぎる。あとは杏音のアンティーク好きキャラをどのように見せてくれるかに期待。
【最終回(2月号)】あらたとしひら「東方儚月抄 月のイナバと地上の因幡」
鈴仙を酒に潰してブラックアウトさせて万象展を大幅にスキップするとかwww そんな最終回は脇に置いておくとして。東方キャラの知識に乏しい自分でも最初から最後までそれなりに楽しめたのが嬉しい作品だった。「苦労人の鈴仙とそれ以外」でキャラの関係性は大体合ってるし,そもそもかぐや姫が大元の題材なわけだから親しみやすい。関係者に感謝。単行本下巻は2010年初夏発売予定。フィギュア付き限定版もあるとのこと。上巻が鈴仙だったから下巻はてゐとか?
【最終回(3月号)】珠月まや「にゃんことカイザー」
『もえよん』時代の「ブリードスター」から数えて5年半の連載に幕。幼女たちが幼稚園を卒業してカイザー涙目。最後だからと泣きまで入れてやりたい放題のカイザーが実に可笑しい。「7歳以上は年増カテゴリー!!」ってお前w 唐突なエロ発言→幼女たちからの拒絶→低姿勢というコンボで〈非常識〉と〈報い〉を目まぐるしく回していくカイザーがこの作品の楽しさの源だったように思う。いい作品だった。単行本最終巻の3巻は3月20日に発売。
【最終回(3月号)】寺本薫「warning!」
そういえば芳文社・竹書房・双葉社・一迅社の全てに4コマ作品が掲載された人ってこの作者が初めてなんだよなあ……ということを考えていたらいつの間にか最終回になってて早いよ! いやこのサイクルの早さはぱれっとらしいとも思うけどさ! 「可愛い」というよりも「大人の魅力」的な女性を描くのが得意な作者だと思っているので次回作があればその方向は保って欲しいと思ったり。

芳文社『まんがタイムきららフォワード』2010年1月号・2月号・3月号

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新展開と新連載と最終回ラッシュ。

【隔月新連載(1月号)】ジェームスほたて「キスメグルセカイ」
憧れの先輩・環に告白しようとしてはいつも何かに邪魔される少女・めぐるは,同級生の少女から不思議なお守りをもらう。ある日,彼女が先輩と部室で二人きり,倒れ掛かってキスをし目をつむり,そして目を開けたらそこはパラレルワールドだった――。パラレルワールドの環とお近づきになれるめぐるは幸せのように見えて,その環は元の世界の環ではないわけだから本当に幸せなのか分からないけど,3月号最後の環の言葉には救いがあるよなあとかそんなことを考えた。あと3月号の匂いシチュはとても好きですともええ。彼女には「可愛い」よりも「色っぽい」とい言葉が似合う。
【最終回(1月号)】松本ミトヒ。「メガミのカゴ」
明美に推されて生徒会長になった浩輝。「誰でも誰かのヒーロー・ヒロインになれる」「女神の加護」という彼の言葉からヒーロー性が強烈に伝わってくる。どちらかと言えば浩輝はカッコ悪い・泥くさい感じのキャラだと思ってるんだけど,そんな彼が言うからこそ,「誰でも」ヒーロー・ヒロインであるという言葉が説得力を持つ。いい最終回だった。単行本最終巻の4巻が現在発売中。
【最終回(1月号)】TOBI「銘高祭!」
祭りの後の夜。みちえとたけるの夜の「銘高祭」シーンがいい。彼女の銘高祭の思い出に同調する心が開けた空に解放されていく感覚。そして「来年」「違う人の銘高祭」という言葉に次の代への接続,すなわち未来を確かに感じさせてくれる。彼女たちの銘高祭は終わってしまったが,これからも銘高祭は続いていく,と。そのタイトルに違わぬ素晴らしい締めだった。単行本最終巻の2巻は2月12日に発売。
【新連載(2月号)】ミズタマ「恋愛専科」
女性が苦手な新任の男性教師・薮田が女子高で就任したのは,ひとくせある女生徒が集まる「恋愛専科」の担任。このクラスの生徒たちは「殿方に愛されること」を目指さなければならない。そんな中,厳格な理事長の孫・京は,唐突に薮田にキスをするが――。巻き込まれハーレムもの(多分)。イマイチまだ話が進んでないので何とも言えない。折角クラスメイトが五者五様なんだし,それぞれが異なった魅力でもって薮田を落とす話が読みたいな。
【最終回(2月号)】高崎ゆうき「桃色シンドローム」
何やよう分からんうちにスミヤが走り続けて最終回。これは理解しようとした時点で負けじゃないかと思ってる。「分かったかのような美少女ゲームの評論」的な会話で最後まで物語を駆動させきったことに感服。ある意味いい作品だった。単行本最終巻の5巻は3月12日に発売。
【ゲスト(1月号・2月号)→新連載(3月号)】東風実花「わたしたちは皆おっぱい」
貴子さんは悪い噂が絶えない女の子。そして実はおっぱい好き。転校生で隣の席になった紗彩さんのおっぱいが気になって仕方がない彼女。屈託のない紗彩さんに彼女は次第に仲良くなっていくが――。2月号では巨乳腐女子・美希,3月号では微乳ツインテール・ルミネも登場して貴子さんハーレム状態。つーかコミハイに載ってても違和感ゼロだろこれ。エール掲載時には作者作品のことを「外っ面は百合姫,テーマはコミハイ,少女の描かれ方はエール的」って書いたけど,今作は外っ面をコミハイにしてギャグを加えた感じ(この点がフォワード的か)。折角できた友人が離れてくんじゃないかと一喜一憂する貴子さんの描写が時にシリアスだったり時にネタだったりともうわけわかんない。何も考えず楽しんだ方がいいのかもしらん。
【ゲスト(3月号)】志摩時緒「7時間目の音符(ノート)」
アンソロ以外では商業誌初登場? だから同人的にはハヤツラの人なんだってば!← 吹奏楽部の部長・冴木さんと唯一の男子部員で後輩の吉野くんは恋人同志。ある日,彼は彼女に部活を続けるのがキツいと申し出る。その理由は――。優秀な兄の話が出た瞬間に「あー比較されるのが辛いのかなー」と思ったんだけど違ったあああああ。いや彼女を名前で呼ぶ吉野くんから目をそらして顔を真っ赤にする冴木さんおいしいですでいいんだけどちょっと肩すかされた感じで不満だし吹奏楽部じゃなくても別によくねとも思ったりする。次は別作品で読んでみたい。
霜月絹鯊「となりの柏木さん」
好きなアニメを熱く語る桜庭くんと柏木さん。この笑顔の柏木さんはいいなあ。キャラが笑ってると作品全体が楽しくなる。そしてSayane=柏木さんでしたと。いやいや分かるわーこの桜庭くんの自意識。分かりすぎてちょっと胸が痛い。
カザマアヤミ「なきむしステップ」
1月号,奈々ちゃんが描いたねねちゃんの絵に震えた。作中で擬人化されたねねちゃんの姿と全く同じ姿で描かれたねねちゃん(前者がメタで後者がベタ)の姿に,奈々ちゃんがねねちゃんと「心を通わせてきた」ことが確かに伝わる――というのは先日の「ちょこっとヒメ」論とおおよそ同じなのでよしとして。2月号からは絵本作家になると決めた奈々ちゃんとそれに反対するお父さん。奈々ちゃんを思うがゆえの反対だからなあ。だけどやりたいことを主張する奈々ちゃんのことをお父さんももはや「消極的」とは思うまい。奈々ちゃんの決意の顔もとても頼もしく見える。

芳文社『まんがタイムきららMAX』2010年1月号・2月号・3月号

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kodomo兎「ねこにゆーり」
1月号は文化祭の獣耳喫茶(多分そういう設定だったはず)。あちこちでラブがあふれててええのう。脇の二組,両方とも男子が被食側の動物耳なのな! りんちゃんの発言の大人さに「入り込めない二人」の雰囲気が出てていいなあ。
玉岡かがり「ぼくの生徒はヴァンパイア」
ブラムの幼なじみ・クローディアのブラム救出作戦,正確にはブラムと仲良くするカミラがムカつくので二人を引き離そう作戦→3月号末で大分解決。男から見ればハーレムでも女から見れば叶わない恋なのでクローディアのような不遇なキャラは見ていて辛い。彼女は救われて欲しいなあ。
【新連載(2月号)】桜みさき「ここみみなたね」
父を追いかけて家出した母。渡された地図の元に娘・なたねが向かうと,そこには巨大なお屋敷が。でも主人・ここやメイド・みみを始め,お屋敷の人たちは変人ばかりで――。巻き込まれ系ドタバタ物語的な何か。前作と比較して主人公が平凡な分,周囲の人々の変人ぶりが際立ってる。でも楽しいのはなたね。謎のペットや空腹に命の危機が迫る彼女の姿といったら。百面相な表情もいい。作者の作品ってコミカルよね。
【新連載(3月号)】アキ「ふわっちょこ」
1月号でもゲスト掲載されてるんだけど(というかもっと前からちょこちょこ掲載されていた気がしなくもないけど)3月号扉で受けた印象にそれも吹っ飛んだ。このカラー絵の目と顔の肌色塗りには惹かれるわー。本編のキャラ設定はよく分かってないんだけどゆるゆる女子生徒ものか。のんちゃんのお姉ちゃんのほのかなシスコンぶりが微笑ましいのでもっとやればいいと思った。

竹書房『まんがライフMOMO』2010年1月号・2月号・3月号

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【ゲスト(1月号)】板倉梓「あいたーん!」
東京からド田舎の学校に引っ越してきたちょっとタカビーな少女・小夜子の新しい生活。彼女にペット認定された田舎少年・耕助と,田舎ぶり(というかブタ)に戸惑う小夜子,双方が相手の〈常識〉に戸惑ってるところが可笑しい。小夜子の方がグイグイ引っ張ってくれそうな印象。また読みたい。
ももせたまみ「せんせいのお時間」
3月号はバレンタイン。表紙と巻頭のみか先生が可愛すぎる件について。表紙はピンクのお洋服に赤リボン,巻頭はチョコ色と白のコントラストのメイド服だと……! 本編は小林の百合俳句が天才だと思った。直接的な言葉を使わないところに風情がある。
樹るう「ポヨポヨ観察日記」
3月号はぬいぐるみ作り。こだわりに喜びこだわりを喜ばれるみんなの笑顔が楽しくてよい。そして等身大ぬいぐるみ付きの限定版単行本8巻が予約制で7月27日に発売。3,500円といういいお値段だけど,限定版7巻の手乗りポヨと同じところが作るとのことなので期待せざるを得ない。予約は4月9日まで。
須田さぎり「俺の眼鏡を知らないか?」
3月号は幸壱の弟でショタメガネの幸弥が登場。兄よりも女っ気があるとか兄の立場ゼロだね! あれ,目から汗が……。てか幸弥は「小山内お姉ちゃん」と密室の授業をすべきだろ……!

芳文社『まんがタイムオリジナル』2010年1月号・2月号・3月号

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【新連載(3月号)】小坂俊史「球場のシンデレラ」
2月号で「ささきまみれ」が連載終了となった作者だが,早速3月号から新作で新連載。体育大学志望の少女・児玉郁代。合格発表の日に彼女の元に届いたのは大学の合格通知ではなく,なぜか女子プロ野球からのドラフト指名で――。〈常識〉人がアレなことに巻き込まれ系の作品。〈非常識〉を担っているのは監督だけど絶対的ではない。それは彼が何回か垂らしている冷や汗から見てとれる。要するにどのキャラからもダメさが漂ってくる「せんなれ」的作品。今作の方がくらオリの新連載よりもよっぽど「オーソドックス」に思う。
ふじのはるか「ヤング松島喜久治」
経理部長の娘・澄香とお見合いをする喜久治。変わり者の彼女が気になってその後もうっかり彼女と会ってしまう喜久治。かわすかと思いきや絡め取られそうな喜久治にえええええええ! 喜久治が公私の間で揺れる姿を描くところがこの作者らしいというか。今回の彼は「私」として決断を下してくれるに違いないと信じて次回を待つ。あと澄香は逃げても追いかけてきてくれる男性が好みと見た!(勝手な解釈
森ゆきなつ「タマさん」
猫カフェでバイトするふみかと楓。お客様には杏。そしてキャットタワートンネルをくぐって猫になっちゃった楓と杏。楓は異常事態に危機感バリバリなんだけど彼女以外に誰も危機感を持ってないのが可笑しい。「猫磁場」って何ぞwww あと人間に戻った瞬間の杏の上着のシワがとてもエロいと思った。
魔神ぐり子「ひよりすと」
1月号を読んで「姉・ひよりにいかがわしい妄想を膨らませる妹・なつめも大概変人だな」と思ったけど,2月号でそれを上回る変人の母が登場。強権で家族(主に草介)を恐怖に陥れる姿が強烈なキャラ。しかも3月号では草介のクラスメイトが変態言動を見せてくれるし。作者のエンジンがかかってきたな。
みなづき忍「先生のたまご」
1月号は忘年会。実は酒豪なたまこ先生可愛いです。2月号は初詣。コート姿で家から出てくるちんまいたまこ先生可愛いです。3月号はバレンタイン。女子生徒からチョコを貰って目をキラキラさせるたまこ先生可愛いです。つまりはそういうことです。
山口舞子「ふたりぽっぽ」
2月号・3月号ではぽっぽたちの母親が登場。こばとの母・和は大ざっぱ,くるりの母・まるりはほんわか系。母娘で目元が似てるなあ。母娘とも仲良くケンカする様が微笑ましいなあ。作者はMOMOでも「カギっこ」という実にファミリーな4コマをやってくれたけど今度の家族も楽しみだな。

芳文社『まんがタイムスペシャル』2010年1月号・2月号・3月号

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3月号から表紙が胡桃ちの「ミッドナイトレストラン7to7」に変わった……のかな? 少なくともこの号ではちるみさんが占める面積が小さい。

桑原草太「ココロ君色サクラ色」
1月号は小春ママ・スミレさんと小春と葉介。二人は母親公認のカップルだったのか! いいぞもっとやれ。スミレさんの乙女趣味が作品の雰囲気とピッタリすぎて悶える。絶対この人森に住んでるって。「紅心王子」と比べるとこの作品は〈悪意〉のなさが特徴的だよなあと思う。次は4月号に登場。
吉田美紀子「えんれんCafe」
2月号は大ちゃんとの逢瀬を妹・美香ちゃんの病気でキャンセルする恭子ちゃん。電話口で恭子ちゃんに適切なアドバイスをする大ちゃんの真摯さに惚れる。彼の涙を癒すメールが姉妹のコラボになってる点も良心的だよなあ。4月号で最終回。
【新連載(2月号)】小谷あたる「早乙女寮別館ものがたり」
作者の4コマ作品は今作が初だったりする? 女学校に転校してきた松子は,その女子寮での暮らしにあこがれるも,案内されたのはオンボロ別館。そこにはオカマの寮母や軽薄そうな男理事長もいて――。柔らかな少女漫画的4コマ漫画。明治〜大正的にノスタルジックな雰囲気は嫌いじゃないぜ。まわりに花を浮かべる大家さんが本当に女性に見えて困る。子供キャラはほっぺが実に柔らかそうである。お手伝いのちかちゃんの犬耳に誰もツッコミを入れない点にファンタジーさも感じる作品。期待。
【新連載(2月号)】口八丁ぐりぐら「キミ待ち!」
恩人を探してそば屋「こかげ庵」を訪れた少女・陽菜。その人に会うために,彼女は店の主人に住み込みで働かせて欲しいと申し出るが――。ちょっと重めの作品。陽菜まわりの人間模様が既にがっちりしている印象。これは〈時間的な成長〉の物語になりそうだなあ。常連リーマンくんたちはどう絡んでくるんだろうか。
【新連載(2月号)】おおた綾乃「おすすめ!看板娘あんちょこ」
幼なじみの杏と千代子は和菓子屋と洋菓子屋の看板娘。和洋の差,正反対の性格,そして好きな人が同じというライバル関係の二人。彼を狙って仲良くケンカする様が,作者独特の高いテンションと相まって実に楽しい。これまでのおおた作品の中で一番好きになれそうな予感がする。楽しみ。
【ゲスト(1月号・3月号)】テンヤ「ほのか しっかりしなさい!」
3月号はみんなの将来の夢。ほのか先生が昔からの夢を語るシーンの表情が無駄に色っぽい。園長先生との絡みもあって仕事を頑張ろうとする姿が健気でいいキャラだよなあ。まだまだ読みたい作品。
【最終回(3月号)】安堂友子「瞬け!シャイン」
最終回とかありえん……。理屈的なギャグが実に面白い作品だった。3月号は「穏健派の塩胡椒」に吹いた。何だよ「穏健派」ってw 最後をビクニさんで締める辺りも実にキレイ。いい作品だった。単行本は出て欲しいなあ。
【最終回(3月号)】柳田直和「千秋ツーフェイス」
最終回にして父母登場。「最終回」とか作者登場とかメタってるぜ作者w この父母の内外ヅラにしてこの娘あり。この絡みはもっと早く見たかった……! いい作品だった。

竹書房『まんがライフセレクション むんこスペシャル』

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1月発売のライセレ。「がんばれ!メメ子ちゃん」「まい・ほーむ」の再録を中心とした増刊号。むんこグッズ福袋プレゼントアニメ制作実況漫画50問50答,表紙イラストコレクションなどの企画もあり。併載陣は橘紫夕,佐藤両々,藤生,渡辺圭祐。

福袋には同人誌『だんなぼん』『ペーパードライヴァーズコミックス』シリーズも入っているとのこと。両作品って割と近年の作品なのかなーと思ってググってみたら他にはあまり同人誌を出してないっぽいことが分かった(「ヨコハマ買い出し紀行」本と曙はるとの合同誌くらい?)。COMIC ZINには『だんなぼん』はまだ置いてあるのかなあ。

次号は東屋めめスペシャル。2月22日発売。「ご契約ください!」「まぐ♠ばぐ」の他,トリビュート企画,未発表原稿「僕ら!!」,人気投票結果発表,作者ロングインタビューなどを収録。トリビュート企画に仙石寛子の名前があってみなぎってきた。竹書房誌での登場は初かな。

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